ジュニアサッカーの取材で福島に出かけました。土曜日(1/18)の夜、東京を「はやて」で福島へ。新幹線でも北へ旅立つのは、南へ旅に出るよりも「旅情」があるようです。夜10時福島へ着くと小雪が舞っていました。ホテルで見たNHK「SONGS」に南こうせつと伊勢正三が「ひめ風」として出ていました。「神田川」や「なごり雪」はあの時代を生きたものには、胸に込み上げてくるものがあります。『動き始めた 汽車の窓に 顔つけて 君はなにか 言おうとしていた 君の唇が 「さようなら」と動くことが こわくて 下を見ていた・・・」 この歌詞は今のように携帯メールなどがある時代にはできないだろうと こうせつが言っていました。「時」が詩的に流れたていた というが、まさにそんな時代でした。恋に詩があった。だから引きずってしまうのだろうか。翌日曜日も雪が舞い散っていました。心が少女のように弾みました。
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