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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

平穏死

2017-08-14 18:50:33 | 日記
 どんよりとした空はどうもいけない。起きるのも、掛け声がいる。日常をこなすことの大切さを感じるこの頃、朝の準備をする。ベランダに出ると、消毒をしたぽんぽんダリやは花をつけない。ついても咲かない。植物成分とかいう殺菌剤なのに。桃の実の位置がおかしいので見てみると、ネットの中に落ちていた。ああ、これが限界だったか、よくがんばった、と声をかけた。1メートル足らずの木にはこの大きさが精一杯だったのだろう。記念にカメラに収めた。熟れた桃の色をしている。半分にしてみようと手に取ると皮がむける。ミニミニの桃である!やわらかく甘い!

 最近読んだ本に石飛幸三著の「平穏死」のすすめ がある。日野原先生の死をきっかけに読んだ。人が自然に死になじんでいく という自然の摂理にかなう死の話が多かった。終末期医療の話で、「胃ろう」や「点滴」の問題は、自分自身の問題と家族の問題としては、乖離があるとも言われる。その場に及んで、親の「胃ろう」や「点滴」を医師に断ることが出来ないとも言う。

 木は自分の力以上に実をつけないという。ついてもおちてしまうという。実が熟せば、自然に落ちるという。今日の桃子ををみていると、自然とはすばらしい と思った。小さくても熟れていたことはすごいと思った。人も自然の摂理で生きるのがいいのだろう。

 
コメント
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