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記憶

2017-08-03 20:46:04 | 日記
 今日はなんとなく気の重い日でした。朝ドラもいけなかったです。記憶喪失は、冬ソナにも使われたりで、ドラマにはよくある設定です。今日の台詞でジーンと来たのは、「初めて、家に帰るのが楽しみだった。待っている人がいるということは幸せなことでした」かな。

 母は認知症で5分も記憶が持ちません。それでも夜7時ごろ小規模多機能住宅から帰ると電話をしてきてくれます。おそらく受話器の前に張ってある私の番号をみてかけてくるのだと思いますが、それはとても不思議なことです。カレンダーを見ても、何月何日かわかりません。電話番号は4件くらい貼っているのですが、間違えずにかけてきます。生きていくための本能なのか?それでも、かけたことを忘れて、再度電話がくるのですが・・・。

 私の記憶が無い部分は交通事故のことです。直前歩いていたコンビニの風景までは覚えていますが、20分くらい事故の記憶はありません。警察で調書を取られるときに困りました。私が覚えているのは、救急車も来て、救助隊の人と加害者に抱きかかえられて寝ているところからです。でも、もし、覚えたいたら、まだ車が怖くてたまらなかったかもしれません。

 どうか消えないで と思う記憶もあります。最期まで、覚えていてその記憶とともに、神さまの元に行きたいと思うのです。記憶はまだ、科学では解明されない部分もあるように思います。その不思議はそのままのほうがいいですね。

  
コメント
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