イチョウの街路樹もだいぶ黄葉し始めた。立冬を過ぎたわりにはあたたかい。11月も10日になろうとしているのに、あと少しで今年も終わるというその実感がない。
なんとか今年中の取材予定をこなした。まだこまかい用事はどんどん出てくるが、とりあえず一息。ハードなスケジュールを終えて家に戻った。まず、お茶が飲みたいと思う。そんな贅沢なお茶ではないが、家のお茶はおいしい。同級生が言っていた。外でどんな食事をして帰っても、家に戻ると1杯のお茶でも飲みたいと思う と。家とはそんなところだと。ネクタイを緩めて、背広を脱いで、ほっとするのだろう。家のことで不機嫌なわけではないが、口をきくのも億劫で「寝るわ」とぶすっと言ってしまう。男の疲れたときとはそんなものだと思っていた。でも、家は家。それが出来るのが家なのだろう。働く女性が増えても、男のもつこの感覚はもてない気がする。男にとっての家と女にとっての家は違うもののように思う。男にとって家とは戻りつく大事なところなのだろう。帰巣本能というのか。
私にとって家は・・・?自分の茶碗があるところだろうか。あまりにも疲れて口がきけなくても、ひとりお湯を飲む静かな場所なのだろう。
なんとか今年中の取材予定をこなした。まだこまかい用事はどんどん出てくるが、とりあえず一息。ハードなスケジュールを終えて家に戻った。まず、お茶が飲みたいと思う。そんな贅沢なお茶ではないが、家のお茶はおいしい。同級生が言っていた。外でどんな食事をして帰っても、家に戻ると1杯のお茶でも飲みたいと思う と。家とはそんなところだと。ネクタイを緩めて、背広を脱いで、ほっとするのだろう。家のことで不機嫌なわけではないが、口をきくのも億劫で「寝るわ」とぶすっと言ってしまう。男の疲れたときとはそんなものだと思っていた。でも、家は家。それが出来るのが家なのだろう。働く女性が増えても、男のもつこの感覚はもてない気がする。男にとっての家と女にとっての家は違うもののように思う。男にとって家とは戻りつく大事なところなのだろう。帰巣本能というのか。
私にとって家は・・・?自分の茶碗があるところだろうか。あまりにも疲れて口がきけなくても、ひとりお湯を飲む静かな場所なのだろう。