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何人口説き落とせるか ・

2024-11-15 21:05:21 | 日記

フェイスブックに各地の紅葉の便りが届くようになりました。比叡山のロープーウェーからのうつくしい紅葉が写っていました。大分や青森の写真もあります。日本は本当にうつくしい国だと思うのです。そういえば、イギリスの小さな村の教会の写真も素敵でした。どこへも行かなくても、写真で見られるだけでも幸せです。

昨日は、寒い中、学童クラブで問題児たち(と言われる子達たち)が、サッカーをしているのを見守っていました。小3の男の子たちです。一人がキーパーで、3人、3人のチームがゴールを狙います。(キーパー中立)7人はなにかスポーツしている子たちなのでサッカーは「うまい!」なのです。おばあさんは見守りでなく応援になりました。キーパーも「ナイス、キャッチ!」でシュートも「ナイスシュート!」で鋭くコーナーをついてきます。ルールも自分たちで決めて、仲良く楽しんでいます。昔は「うるさいばばあ!」といった子たちが、今日は「おばさんジャッジ」だそうです。笑。シニアサッカーのじぃじと同じように、ほめられることがうれしいのでしょうね。

子どもたちの向き合うには、テクニックなどいらない。本気で向い合うだけと思っています。こどもたちは本物を見分ける力はあるのです。今日はナイスキーパーとナイスシュートの子たちのそばで勉強を見ていました。いつもうるさい二人が、「鉛筆削って」と8本も削らせて、ペンケースにも入れてほしいと言い出しました。こんなことをしてほしいのですね。そのあと、二人はおそろしい勢いで勉強をしだしたのです。さすが運動で鍛えた集中力です。笑。

「学童クラブの仕事はうってつけです」と大事な人は言ってくれました。昔、子供相手の水商売と言って、午後1時ごろから塾の仕事に出かけてました。ここで鍛えた?力は今、生きているようです。おそらく駆け引きのない子供との世界が向いているのでしょう。今の子どもたちは「かまってほしい」症候群です。でも、素直に出せないのですね。そんな子たちとには本気で怒ることも必要だし、本気でふざけ合うことも必要に思います。

市の時給は安いですし、神経も使いますが、子どもたちをひとりひとり口説き落とす?のが楽しみな学童クラブです。

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