大晦日から家のことは全てそのままにして、母のもとへ帰った。10分しか短期記憶が持たない母が待っていてくれた。88歳になる母が私よりは上手だとなます用の大根を切る。たしかに上手い。外へ出たがる母を連れてスーパーへ。入口で小さな松のお飾りを見つけて欲しいと言う。全部買い物済んだからね、といって最後に買いに行くと、あら、いいのがあったわね と。ああ、記憶がないのだ・・・。そんな母と紅白歌合戦を見る。私より目敏くマッチ―をみつけて「今日は何を歌うんだろうね?いい男になったね」と。何よりびっくりは、関ジャニ∞を知っている。いや、V 6も嵐の二宮君も、SUMAPは草薙君がいいという。TOKIOも長いね という。この記憶はどうなっているのか?五木君はいい顔になったけど、森君はひどいね と。それからしばらくすると、今日は五木君は歌わないのか?と。なんだかんだといいながら、トリのマッチ―をみて、聖子ちゃんを見て言った。「老けたねぇ」。母の記憶の聖子ちゃんはいくつなのだろうか?いやはやあっぱれの母である。二人で見た紅白は母の記憶に残るのだろうか?
ふと、聖子ちゃんの歌のフレーズが心に浮かんだ。「あなたに逢いたくて逢いたくて・・」
ふと、聖子ちゃんの歌のフレーズが心に浮かんだ。「あなたに逢いたくて逢いたくて・・」
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