寒い日が続きます。最近、ボケてきたのか、目が悪くなったのか、セーターを裏返しにきていることがありました。朝、ぼーっとしていたのか??? 人生もいわゆる表と裏がありますね。10円玉の裏表。誰が決めたのかな?そんなことを考えていたら朝日新聞の読書の欄に「裏が、幸せ」(酒井順子 著)の紹介がありました。この本の紹介の最後に「価値観の本質的な転回を迫る野心的な一冊でもある」とありました。私のなかでも起こっている思考です。追いかけなくてはいけないと思っていた「表」の世界。でも、私の歩いたのは、あまり日の当たらない世界だったように思います。でも、こうしてこの歳でふと思うのは、そう、「裏が、幸せ」なのです。陰影のなかのうつくしさ。日本の文化にありますね。そんな幸せを味わっています。
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