八幡さまではまだミンミンゼミが精いっぱい鳴いています。鳴きだした秋の虫たちも季節を間違えたかなと鳴くのをやめてしましました。まだこの暑さが1週間は続くそうです。夜中はうすい夏掛けから手や足も出ているのですが、朝方はミノムシさんのようにくるまっています。なんとか体力維持をしていますが・・・。
学童クラブのお友達の先生は夏休みからご主人が入院されています。発見がむずかしいとされているがんで、かなり進んだ状態で入院してどこまで?という感じだそうです。2学期から少し遅刻してきますが、彼女は仕事に復帰しました。少しやせた感じです。「だいぶ持ち直したのよ」と彼女は話します。
「あの時、あんなことされてて苦しめられた」とか「あの時のことは絶対に今でも許せない!」とか悪いことを思い出すことにしたの、と彼女は言います。「だから、罰が当たって病気になったのよ」と思うそうです。いいことは亡くなった後たくさん思い出すだろうからだそうです。そうですね、思い出は浄化されていいことばかりおぼえていますから。そんな話ができたのも、少し彼女に余裕が出たからかもしれません。久しぶりに夏休み1度顔を出されたときは、握手しただけで涙ぐんでいました。
そんな状態でも働いている時間だけは気がまぎれれば、それがいいのでは、と思います。わずかな言葉ででも彼女の想いを受け止めてあげられればと思うのです。
「生きる」ことは厳しい・・・。不安で眠れない夜もあれば、泣き明かした夜もあります。でも、ひとはその命がある限り生きなくては(生き抜かなくては)なりません。気障に言えば、それが人生。
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