この寒さはなんだ!と思う方が多いようです。キーボードを打つ手がうまく動きません。周りは、風邪、インフル・コロナと、馬鹿は風邪をひかないのサンプルのような私です。2日間、ブログも心身ともに不調でお休みでした。寒さに強いと安心していたら、体温が35.1度になるとさすがに参りました。今日は幸い仕事がお休みの日でしたので、助かりました。
昔、誰かの本に、「男は社会的な動物だから、なかなか一匹オオカミにはなれない。社会から取り残されることは男には大変なことなのです。だから、グレーゾーンで生きていくことも多いのです」とありました。当時は納得した感じでしたが、今は女性も働く時代、はて?と思うのです。
学童クラブで群れている多学年の女子が6人くらいいます。一番偉い子?は3年生。彼女が諸々仕切っています。でも、ほかの子たちはそれを快く思っていないのですが、それでも言うとおりに上手に遊んでいます。仲間外れになるのがこわいのか?反対したら、ボスの反撃がすごいのでおとなしくしているとか。そっと助けを求めてくることもあるようです。
確かに、この不安な時代を生きるには、子どもでも仲間からは離れられないのでしょうね。私の不安はカウンセリングでは、「見捨てられの不安」でした。子供のころからの、心のたんこぶのようなもののようです。記憶にない、生後6か月の時、母が盲腸で入院した時なのかもしれませんし、弟が病弱のため、母にかまってもらえなかったことかもしれません。大人になってからは、大事な人がどこかへいってしまうのではないか?という不安でした。だから、そばに行きたかった・・・。それは、なかなか治らず最近まで引きずっていました。
今の子どもたちは安心できる場所が少ないのかもしれませんね。昨日、読んでいた遠藤周作さんの文章に、麻酔から覚めた時の手術の痛みは、手を握ってあげるだけでも少なく感じるらしいということがありました。子供たちもすぐ手につなぎに来ますね。でも、癒されて安心しているのは私なのかもしれません。
今夜は温かくしてお過ごしください。