台風の被害がひどい。茨城の鬼怒川の氾濫の話は、母が子供の頃ひどかったと聞いたことがある。TVで見る洪水の光景は信じられないよう世界だった。そんな最中に名古屋へボランティアでシニアのサッカーの取材に日帰りで出かけた。大変なのによくやるね、なんでそんなに熱心にできるの? と聞かれる。3年前くらいまでは、もっもらしい理由があった。それをエネルギーに回していたと思う。今、そう聞かれても理由が出てこない。なんで自分はこんなことをしているのだろうと思う。以前は何事にも自分を動かしていく源となるものがあった。悲しいくらい何もない。「何もない、あっても人に伝えられない・・」キルケゴールだっただろうか。肩の力が抜けた と言えばいいのだが、芯のない人になってしまった気もする。年をとった、ということなのだろうか。何かのために走った日々が懐かしい。
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