ときは流れて 琵琶湖畔

各地からの成人式の映像が流れてきます。明るくて華やかでいいなぁと思います。私たちの時代は袖を切ってもあとで使えるようになのか、淡い色のきものでした。お化粧も上手でうらやましいです。

昨夜はお香を焚きました。その上品な香りに癒されながらしばし過ごしました。和室で焚きましたので、夜遅くなってもその香りが残っていました。ああ、こうやって昔はおとこの人を待っていたのだなぁなどとロマンチックな気分になりました。笑。

今日は、久しぶりに琵琶湖へ出かけました。12月には、まだ子供たちのあそび場があったのですが、すべて取り壊されていました。木も半分以上切られてしまい、ただの整備されて土地になっていました。これから何を造るのでしょうか？どんどん自然がなくなります。私がこの地に来てからわずか4年の間です。そうしたからと言って、この琵琶湖畔を訪ねる人は少ないのです。まぁ、それは静かな時を過ごすのにはいいのですが。どんどん、湖岸の道路がサイクリングロードできれいになることはありがたいのですが、それによって壊される自然もあります。何とも言えません。

琵琶湖は水も少なく、鳥たちが湖岸の近くまで来ていて、水草を食べていました。何羽いるのか！と思うほどの鳥たち（主に鴨）が我が物顔に湖を占領しています。湖面と空の境が区別付かないほど、墨絵のような景色でした。この豊かな自然が守られますように！

私を癒してくれた琵琶湖。少しこの町が退屈に思えるまでになりました。ありがとう！