gooブログはじめました!

あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

イチロー(2)

2016-08-16 21:36:39 | 日記
 台風が近づいているらしい。風雨が強くなりだしました。オリンピックもバトミントン、卓球と宴もたけなわな感じです。

 お友達が「やはり一流になるには家族の支えが大なのね。そのことのために家族が一団となって支援していくのよね。奥さんなんて、夫を支えるために生きている感じ。私にはできないわ」と。ふと、イチローの奥さんの弓子さんを思い出しました。

 今回のイチローの3000本安打。「僕のしたことでみんなが喜んでくれるなら、僕はいくらでも頑張ります」と話していた。20代のイチローからは出なかったであろう言葉です。その白髪まじりの頭を見て、いい男にになったなぁ と思いました。イチローと弓子さんには「一弓」という柴犬がいました。「一弓」ではなくて「一休」さんのようなイチローでした。

 一流の妻どころか誰の妻にもなれず、こうして何もない自分がいます。でも今回の網膜剥離で思いました。洗濯も掃除も料理もだめでもいいのだ、元気な妻なら。この1か月でしわも白髪も増えた感じです。でもいいのだ、元気でニコニコしてノウテンキなら。ホームランではなけどこう思えたのは三塁打かな。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間のすること

2016-08-14 08:18:21 | 日記
 ここ2日ほど暑さが少し和らいでいるようです。昨日は退院後の初めての診察で病院へ。ぼんやりとは見えてもピンボケの左目の画像は大丈夫なのか? 不安でした。

 「順調に回復しています」という担当医の言葉に安堵。洗顔も洗髪もOKになりました。病院を出るときは、退院の時よりもうれしかったです。帰宅前にまず、四谷の聖イグナチオ教会へ。お御堂で感謝の祈りをした後、外に出ると四谷の土手は蝉しぐれ。調度教会の鐘が12時を告げました。感動の瞬間でした。

 急いで帰路につきました。明るいきれいな青空は東京では見えなくて湘南でないと見えませんでした。今の気持ちを空の写真に託したかったのです。

 夜、母に電話するとオリンピックを楽しんでみているという。「オリンピックはおもしろいね。だって人間のすることだから」名言だと思いました。努力して努力しても、1+1が2にならないこともある。3になることもある。愚かしさもすばらしさもすべて人間のすること。

 愚かしさを身に纏いながらも何を信条に生きるか そんなことを今回は問われた気がします。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明かりを消して

2016-08-12 14:21:04 | 日記
 オリンピックも体調がよくなったので見ることができるようになりました。下を向いていなくてはならないので、TVを台からおろして見下げる感じです。何かを極めた人の姿に感動しています。それは私などのゲスの知るところとは全く別の世界なのでしょう。家にいることも多いのでTVっ子しています。こんなにTVを見たことはないかもしれません。

 さすがに感動のシーンも3回くらいが限界で静かな世界に逃げ込みたくなります。静かに音楽でも聞こうか、と部屋の明かりを消してソファーに座って音の世界に入りました。陽水の歌は暗くならないというのですが、やはりラブソングは来生たかおの甘い声がいい。大人の男の静かな愛情が伝わります。こんな風に思われたら・・・・。目が不自由なので音だけの世界。

 たまに明かりを消してこんな世界にどっぷりつかるのもいいかもしれない。



 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いのちのぬくもり

2016-08-10 21:24:30 | 日記
 蒸し暑い夕方、ざあーと雨が降りだしました。少し涼しくなるといいのですが・・・・。

 朝日新聞の連載小説沢木耕太郎の「春に散る」はかつてボクシングをしていた男たちの話です。少し変わった題材なので続けて読んでいました。皮肉なことに男たちが育てているチャンピオンを目指す若者が網膜剥離になります。彼の恋人霊的能力を持っていたということで、必死に治そうとします。彼女は彼の眼に手を当てて祈ったのでしょう。治すことはできませんでしたが、その時、若者はすごく気持ちがよくてぐっすり眠れたと言います。「たぶん人は心地よい眠りをプレゼントする以上のことはできないんだよ」と男たちのなかの一人が言いました。

 一人、病院のベットで眠る時、隣に誰かが一緒にいてくれるというぬくもりを感じました。何も言わず、ただ隣にいてくれました。医学はさまざまな病気を治療し治していきます。でも、人はそれだけ良くなるのではないような気がします。いのちの根源に届くぬくもりが必要な気がしました。そんな人間の人間臭さを愛おしく思いました。だから、私は「あい」と伝えたいと思いうのです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

叡山香ふたたび

2016-08-09 19:01:28 | 日記
 年毎に暑さが厳しくなるようです。酷暑です。7日間、快適な温度の病院生活でした。隔離された世界から無事日常に戻ることができました。網膜はく離の手術は想像したよりも厳しいものでした。手術というよりは術後の生活でしょうか。うつ伏せの体位で就寝しなくてはならず、起きているときも上を見ることができませんでした。ベットでひたすら新聞と週刊誌を読んでいました。
 昨日は入院中の寝不足解消かただ眠るだけでした。そして今朝から日常生活が始まりました。もちろん、うつ伏せでなること、下を向いていいることは変わりません。
朝は仏壇へお水なども備えることから始まりました。叡山香を焚くと心が安らぐ香が漂います。帰って来れたことへの感謝。守られていたことへの感謝。
 入院中に思いました。人生で一番幸せな時は「今」ということです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする