立派に戦う（戦いました）

雷鳴が遠くで聞こえます。窓から涼しい風が入ってきますが、一日熱せられた部屋は一向に温度が下がりません。身体がどこかおかしくなったのではと思うくらいの異常な暑さの天気です。

大谷翔平選手！４０盗塁と40本のホームラン！おめでとうございます！特に9回の第5打席でサヨナラグランドスラムを放つとは！野球の漫画を読んでいるような劇的な達成シーンです。そして、実に謙虚なインタビューへの対応。神は彼に二物どころかいくつのものを授けたのでしょうか。いや、そうではなく、彼の恵まれた才能プラス不断の努力なのでしょう。TVの特集番組で、ひじの手術後のリハビリの様子を放送していました。見ているほうが痛くなりそうなつらいリハビリでした。当然、不安もあったという話でした。そして、これ以上のパートナーの組み合わせはないという真美子さんとの出会い、結婚。ヒーローと言っていいのか。努力の人というのか。1日、1日、いつも立派に戦う彼の姿・・・。

我が家のメダカも、今日はもうお墓に埋めないとならないだろうと思うのですが、2匹とも頑張って生きています。何もすることができないのですが、今まで通りに餌をやっています。それも食べているのです！この暑さの中、小さな命が必死で戦っています。

ふと、思い出した言葉が、「亡き妻は最期まで立派に戦いました」という言葉でした。若くしてなくなられた奥さまはさぞ無念だったのではと思うのです。「生きる」ということのきびしさと残酷さ。しかし、それだけではないいのちの尊さが人を生かしていくのかもしれません。

 

きびしい状況でも

暑さがさらに厳しくなりました。週末からは台風１０号（サンサンとか）の影響が出てくるようです。西日本に上陸のようです。２５日.２６日と神奈川へ出かけるので、微妙な状況です。そんな中、届くメールや電話は、ご病気とお怪我の知らせです。あんなにお元気だったのに…という感じです。

そして、我が家でも４年間生き抜いてきたメダカが３匹中２匹が暑さ負けなのか、動きが悪くなりました。もとに戻ることはないと思います。少しでもいい環境にと別の金魚鉢に２匹移しました。それでも、１日でも長く生きてほしいと思うのでした。

「１日でも長く生きてほしい」と思うこころ・・・。この年になると痛切に思うのです。（自分はそうでないほうを選びたいですが）

そんな中で、必死でもがきながら、大学院の出願書類を作っています。（論文を甘く見すぎたせいです）でも、これは生きるために必要なこと。

応援物資が届きました。パックのご飯でいいと思っていたのですが、教会のお友達が届けてくれました。長野の友達からも、なくなったら連絡くださいのメールでした。

生きることは厳しい。でも、応援してくださる人がいるから生きられる！

長生きしてほしかった母の在りし日

夫婦のようなものの老後

汗だくだくで13時半ごろ帰宅。ポストを見ると、すてきな絵葉書が届いていました。「ああ、Kさんからだわ」とすぐわかりました。細やかなうつくしい字。絵葉書はブルーが基調のマティスの「金魚鉢がある室内」で、金魚鉢が本当に涼しい感じでした！なによりのプレゼントでした。

朝が8時前に出るので、帰宅してから朝ドラをみます。何よりのプレゼントというような、こちらは熱い物語でした。どのセリフも愛情あふれていました。（脚本の吉田恵里香さんが、ここぞとばかりに書いた感じです）さまざまな愛があって、二人が消えてもなにも残すことのできない愛、はて？結婚とは？と考えさせれます。

お互いに年をとって、かばい合うように散歩して、今までも何回も聞いたことのある亡くなられた奥さまの思い出話を聞いたり、なくなった夫の笑い話をしたり、今ここにいる二人の思い出話をしたり、そ.んな風に生きていけたら・・・。今二人が、「夫婦」なのか、「夫婦のようなもの」なのか、それともまだ言葉が見つからないような関係なのか・・・。そういう、まわりを包み込むようなあいがあったらステキだなぁと思いました。根底にあるあいがすべてを生かして、みなをしあわせにするのではないでしょうか。

なんでもいいなぁ、二人でのんびり散歩して、お団子でも食べる日が来れば。

やはり京都がすき！

今日は所用で京都へ。久しぶりに電車に乗りました。笑。途中の田んぼはそろそろ黄金色です。これが収穫できないと、お米が研げないのでしょうか。もうパックのお米もありません。こんな時、おいしいご飯を高い料亭で食べてるい方などはいませんよね。

車窓からの景色を見ながら、湖畔を姉と兄弟のようにドライブした故サッカー友の命日なのを思い出しました。甘いものも好きでしたら、京都の和菓子でも求めて帰りましょう。京のような和菓子が滋賀にはありません。早いもので3年の月日が過ぎました・・・。

京都は半分以上が外国人観光客でした。時間も朝9時半ごろでしたので、そんな混雑ということはなかったです。やはり、京都はいいなぁ！今日は駅周辺で用事を済ませてとんぼ返りですが、しずかな京都を訪れる日が来ないかな、と思うのです。静かな京都だけでなく、都会の京都も好きなのかもしれません。バスでも電車でもふらりと都会の京都に出られるところに住みたいなぁと思うこともあります。もう、無理だからよけそう思います。何か今日は心が騒ぎます。むかしの恋人に逢ったような。

やがて、宇治の小高い丘の上にある小さな小さなお墓に眠る日がきます。まだ、樹木葬の少ないときに、パンフレットを取り寄せたのがきっかけかもしれません。

人の縁は分からないものですが、この京都を愛した証に宇治のお墓で眠れるのは幸せことと思います。

 

惚れなおすことのなやみ

ほんの少し暑さが和らぎました。ただ、蒸し暑さだけは夕方になり、増してきました。すっきりしたいと時には日に2回シャワーを浴びます。バスタオルはやめて、頂き物のおおいスポーツタオルにしました。これが4人の家族の洗濯だったら、と思います。

「惚れる」という言葉はあまり好きではない年になりましたが、心に閃いて「ああ、すてきな人だなぁ」とひかれていくことでしょうか。どちらかというと感性的な（直感的な）感じがします。そのあとは、だんだんその気持ちが増していって、安定が欲しくて結婚へ。いや、なにかの勘違いだったみたい、と冷めてしまうか。恋に落ちるのは3秒といいますから、勘違いもOKなのでしょうね。

「惚れた」状態が続いていて、ある時さらに「すばらしいひとだ」と思ったとき＝「惚れなおしたとき」は、とてもうれしくてわくわくする反面、こんな私でよかったのだろうか、と思うのです。何か複雑な思いになります。お相手が素晴らしいほどに、その悩みは、苦いものにもなりますね。情熱で走れる「惚れる」から「理性をもった情熱になる」になるというのか。これ以上理屈を並べると、まひろさん（紫式部）のようになりそうですね。

素直に「惚れなおした」、私には人を見る目が合ったでいいのかもしれませんね。そう、単純に喜ぶほうが幸せになれそうです。

「ばんざい！」別件です！放送大学院の単位認定試験、初めての（たぶん）Ａ〇（エーマル）でした。おばあさん、頑張りました。自分に惚れ直したかな？笑。