のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

豪快ですね

2007年02月13日 23時11分09秒 | 日常生活
本日の業務を終えて帰宅されている取締役をふと見ると
手に持っているのは紙袋でした。

「・・・・取締役。
 今日は紙袋で出勤されたんですか?」
と思わず尋ねたところ、
取締役は豪快に笑いながら答えてくださいました。

「いやー。かばん、持ってくるの忘れちゃったんだよ。
 来るときは手ぶらだったんだけどね
 明日、出張だから持って帰らなきゃいけない
 書類があってねー。」

・・・・そりゃまたカツオ君並にうっかり者ですね。
なんだか懐かしい気持ちにさせていただきました。

ピンクのバレリーナ/L・ヒル

2007年02月13日 23時00分54秒 | 読書歴
■ストーリ
 憧れのパリ・オペラ座のバレエ学校に入学したイレーヌ。
 サン・クルーの丘にあるクレパンさんの家に、オペラ座の
 先輩ステラ、画家のジョナサンと下宿をしている。ライバルたちが
 ひしめくなか、異例の早さでバレエ団の正団員となったイレーヌは・・・。
 バレリーナになるために生まれてきた少女の恋物語。
 「ピンクのバレエシューズ」の続編。

■感想 ☆☆☆☆*
 連休中に久々に手にとって読んだ物語です。
 小学校高学年向けの文庫本です。新書程度の大きさの本なので
 さくさくあっという間に読み終わります。

 のりぞうが小学校の頃、小学館が発行している雑誌には
 毎年のようにバレエを題材とした漫画「まりちゃん」シリーズ
 が連載されていたため、小さい頃からバレエは憧れの
 習い事でした。この物語の前作「ピンクのバレエシューズ」も
 バレエを題材とした物語だったから手を取ったぐらい。
 それぐらい大好きなのです。

 「ピンクのバレエシューズ」もとってもおもしろいのですが
 この続編はオトメの大好きな恋物語もからんで、更に面白く
 なります。
 主人公イレーヌの才能はパリの学校で、どんどん周囲に
 認められていきます。まさにとんとん拍子に成長していく
 イレーヌ。けれども、恋のほうは、やすやすとうまくは
 いかないのです。素直でひたむきにバレエを愛してきた
 イレーヌがバレエ以外のことにも心を乱されて、それでも
 踊り続けている様子を見ていると、彼女にとって
 踊ることは生きることなんだな、才能ってこんなふうに
 与えられるんだな、としみじみと思います。

 挿絵もかわいらしい絵柄なので、現役女の子にも
 元女の子にもお勧めの本です。
 ・・・・もう絶版なのかな。寂しいな。