のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

最後のつもりが

2010年02月25日 22時56分33秒 | 日常生活
本日は、最後の経過観察診断日。
採血をしていただいて、検査結果を聞いて帰るだけですが
割と大きな病院のために、たったそれだけのことで何時間も待たされます。
本を持って行ってなかったらやりきれないところだったよ!
と嘆きつつ、午前中は読書に勤しみました。
待たされて待たされて、ようやくの結果報告。


「最後の経過観察診断」のはずが
数値が悪かったために、来週、またもや検査をする羽目に。
今月、行くはずだったのに
体調を崩して行けなかった長崎旅行。
行けなかったために、浮いたはずの旅行費用は、
そのまま医療費に費やされました。

今度こそ、最後の経過観察診断にしたい。
でもって、今月使った医療費を
来月はもっと楽しいことに使いたい。

もっとも、ある意味、
とてもとても思い出深い体験となっているわけですが。

2月の読書

2010年02月25日 19時54分37秒 | 読書歴
ひたすら家で、というよりはベッドの中で過ごした2月。
ほとんどの時間を寝て過ごしていたわけですが
目が覚めたときは、本を読んでいました。
おかげで、今月の読書量は割りと多めです。
そして、外に出られない生活の中の読書のため
すべて、所有している本の再読です。

11.製造迷夢/若竹七海
   感想: ☆☆☆

12.依頼人は死んだ/若竹七海
   感想: ☆☆☆*

13.悪いうさぎ/若竹七海
   感想: ☆☆☆

   突如、若竹さんのダーティな世界を味わいたくなり、
   手に取りました。12、13は、女探偵「葉月晶」のシリーズ。
   ビターな味わいが更に強くなっています。
   人間に対する皮肉な目線と、それでも人間に関わりたがる
   女探偵の生き様は、ひねくれていて大好きです。味わい深いシリーズ。

14.1年1組先生あのね/鹿島和夫・灰谷健次郎
   感想: ☆☆☆☆

15.続1年1組先生あのね/鹿島和夫
   感想: ☆☆☆☆

   担任を受け持った1年1組の生徒に書かせている「あのね帳」。
   その「あのね帳」からの言葉の数々は、時に得も言われず詩的で
   時におなかをかかえて笑えるほど面白く、そして、時に
   子どもたちの感受性の鋭さが痛い。
   昭和53年から55年の小学1年生たちの言葉ですが
   時代を感じさせません。
   ただ、写真の子どもたちは「昭和」。写真を見ているだけで
   微笑ましく、ぬくい気持ちになります。

16.スロウハイツの神様(上)(下)/辻村深月
   感想: ☆☆☆☆☆

18.ぼくのメジャースプーン/辻村深月
   感想: ☆☆☆☆☆

19.凍りのくじら/辻村深月
   感想: ☆☆☆☆☆

20.子どもたちは夜と遊ぶ(上)(下)/辻村深月
   感想: ☆☆☆☆*

   文庫化された「スロウハイツ」を見かけ、即購入。
   すぐに読み返し、辻村作品の世界にどっぶり浸りました。
   そのまま辻村さんの世界から離れがたくなり、
   所有している辻村作品を順番に読み返すことに。
   張り巡らされている伏線は、その仕掛けが分かっていても
   何度読み返しても楽しめます。
   すべて好きな作品で、何度読んでも、幸せな気持ちになります。
   登場人物たちの幸せを一緒に喜びます。

   ただ、「子どもたちは夜と遊ぶ」のみ、読み返すたびに
  「何かが少し違っていれば、もっと素敵な結末があったはずなのに!」
   と思わされ、切ない気持ちにさせられます。

22.アンの青春/モンゴメリ
   感想: ☆☆☆*

23.アンの愛情/モンゴメリ
   感想: ☆☆☆*

24.炉辺荘のアン/モンゴメリ
   感想: ☆☆☆☆

25.赤毛のアン/モンゴメリ
   感想: ☆☆☆*

   いろいろと再読しているうちに、矢も盾もたまらずに
   再会したくなったのがアンでした。アンの夢見る表情
   なめらかな語り口、アボンリーの豊かな自然、
   そのどれもが私にとっても「懐かしく」「親愛なる」
   ものとなっています。
   アンシリーズの第7巻からはまだ購入していないのですが
   なんで買ってないんだろう!と後悔することしきり。
   すべて揃えなきゃ!

26.丘の家のジェーン/モンゴメリ
   感想: ☆☆☆☆

27.パット嬢さん/モンゴメリ
   感想: ☆☆☆☆

   モンゴメリの作品は「赤毛のアン」シリーズ以外も大好きです。
   どの作品の主人公も明るく清らかで、でも少しそそっかしくて
   人間も自然も大好き。生きること、生活することを楽しんで
   いて、一緒に過ごしていると、私まで姿勢を正されます。

28.一番初めにあった海/加納朋子
   感想: ☆☆☆

   久々に読み返した作品。今の私には少し甘すぎました。
   初めて読んだときは、泣くほど感動したのに。
   やはり、そのときそのときによって、抱く感想も
   異なるのだな、と思いました。

29.チルドレン/伊坂幸太郎
   感想: ☆☆☆☆☆

   伊坂作品の中で、もっとも読み返し率の高い作品。
   元気になりたいとき、爽快な気持ちを味わいたいときは
   まず間違いなく、手に取ります。
   主人公、陣内の傍迷惑で、自分勝手で、でも暖かくて
   微笑ましい生き様や言動は、何度読んでも元気になります。

30.天の瞳 少年編2/灰谷健次郎
   感想: ☆☆☆*

31.太陽の子/灰谷健次郎
   感想: ☆☆☆☆

   作品を通しての意見があまりにも極端で、好き嫌いが
   はっきり分かれる灰谷作品。私は好きです。
   灰谷作品の子どもたちは、押し付けがましくなく、
   「みんなと」「歴史と」共存していて、すがすがしい。
   自然に、真摯に生きることの難しさを突きつけられます。

思いがけない長期休暇

2010年02月25日 00時18分54秒 | 日常生活
嘔吐下痢症で倒れたのは、今月の始めのことでした。
それからの3週間は、体調を回復させては、ぶり返す日々。
会社に行っては休み、休んでは会社に行き、
会社に行っては休み、休み、休み・・・
とひたすら休みっぱなしの3週間となりました。

楽しみにしていた旅行にも行けず、過ごした場所は、家か病院。
したことと言えば、点滴を打ったり、薬を飲んだり、寝たり、寝たり、寝たり・・・。

そんな日々からもようやくようやく脱出し、
今週からめでたく社会復帰です。

寝込んでいる間中、気合いが足りないと怒られ続けたワタクシは、
やっぱり元気が一番だよねー、とありきたりなことに想いを馳せました。



・・・と思いきや、本日夕方から、またもや発熱。
自分の体のことながら、そのひ弱さに呆れたり、感心したり。
タイミングよく、明日は最後の経過観察診断の日。



・・・検査が早く終わったら、図書館行こうかな、なんて
ふざけたことを考えていたのがバレたのかも。
明日はおとなしく寝て過ごします。

だから、どうか熱が下がりますように!
週末、出かけられますように!