のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

最初で最後かもしれない

2011年04月10日 22時22分42秒 | 日常生活
先週から小倉は桜が満開。花盛りです。
そして、先週から小倉はぽかぽかと暖かく、花見日和が続いています。
ここ数年、桜の満開シーズンは必ずと言っていいくらい「花冷え」だったのに
今年はずっと気持ちの良い天候が続いていて。
青空に。
桜の淡い淡い色彩に。
気持ちの良い温かい春風に。
おおいに慰められています。

そんなわけで、本日は今年3回目のお花見。
礼拝後、両親、妹夫妻、そして義弟君のご両親と合流しました。

・・・なんかね。
参加者を改めて見ると、
「なぜ私がこの場所に?」という気がしないでもないけれど。
でもでも、あまり会う機会はないけれど、義弟君のご両親には
いつも色々とよくしていただいていて、大好きな方々なのです。
お花見をご一緒させていただけるのはとても嬉しい。

そんなこんなで、礼拝終了後に大急ぎで駆けつけましたが。
残念ながら、一足遅く。
到着したときには、義弟君のお母様はお酒を呑んで
気持ちよく眠られていました。
約15分後には、義弟君も横になり。
その10分後には、うちの父上も「寝る」と宣言。

結局。
残った4人、妹と母上と義弟君のお父様と私で
ぽつりぽつりいろんな話をしました。
義弟君のお父様の温かい語り口とぽかぽかあったかい陽だまりと
風に舞い散る桜の花びらが見事に調和して、美しくて、あったかくて。
幸せな気持ちになりました。

と、突如、起きた義弟君のお母様が私を見ておっしゃいました。
「もしかして・・・もしかしておねえちゃん?!」

は、はい。姉です。
遅れてすみません。

と挨拶をした瞬間。

「嬉しい!本当に嬉しい!!相変わらずかわいいねぇ!!
 のりぞうちゃん、大好き大好き!!本当に大好きなんよ!!」
と抱きしめられ、『大好き』と『かわいい』を連発されました。

その後もひたすらに抱擁、抱擁。抱擁に次ぐ抱擁。
「大好き」と「かわいい」という魔法のような言葉を
たくさんたくさんいただきました。
感情表現がとってもアメリカンなお母様。
・・・いや、アメリカンというよりはイタリアン?スパニッシュ?
とにかく情熱的で。

平均的な日本人家庭に育った私は。
いえ、平均的な日本人家庭の中でも
極端に「褒め言葉」と縁のない家庭で育った私には
夢のような30分を過ごしました。
実の両親にも、祖父母にも、親戚一同にだって
もっともっと広げると、知人友人にだって
あんなにも情熱的に「大好き」と連発された記憶ってないなー。
とほんわかあったかい気持ちになったお花見でした。
「大好き」という言葉の持つ力強さとかあったかさで全身を包まれちゃったな。

たぶんね。
私の予測ですけど、でもたぶん。というか確実に。
短時間でこんなにも「大好き」を連発される機会は
もう2度とないんじゃないかな。
たくさんたくさん元気をもらいました。

ひとりはみんなのために

2011年04月10日 21時44分13秒 | 教会生活
月末にある教会のミニミニコンサートに、
学生会のみんなでも参加するため、礼拝後に練習をしました。

・・・撃沈。
なんで。なんでこんなにリズム感がないんだろー。
「誰でもできる」がコンセプトのはずのチャイム(ハンドベルのようなもの)に
四苦八苦で大苦戦を強いられております。
しかも、なぜかミスをするときに堂々とミスをしてしまう傾向にあるため、
両隣の音楽センスに恵まれている若者2名からは
困った顔をされたり、笑われたり、不思議がられたり、笑われたり。

うん。私のミスも「誰かを笑顔にしている」と思うと
ほんの少し私自身が勇気付けられるよね!と、自分を慰めていると、
練習後半、右隣の若者がしきりに首をかしげ始めました。
「おかしいな。これ、全然、難しくないのに。
 なんかつられてきた・・・。」

申し訳ない。
そらそーだよね。
隣でこれだけ間違い続けていると、集中力も乱れちゃうよね。
と恐縮をしつつ、あまりの自分のへたっぷりがおかしくてたまらなくなり
ひたすらに笑い続けた練習時間でした。
もうね、これだけ音をはずせるのもある意味、すごいと思う。
担当している音はたったの3つなのに。
出番も決して多くはないのに。(1番と3番のみ。)
1番から3番を通して練習して、まったく間違えることなく終わった練習が
ただの1度もないってどゆことだろう・・・。
と思ったら、おかしくておかしくて。
でも、みんなは真面目に練習しているのに!
こんな笑ってごまかすようなかっこ悪いことだけは避けなければ!!
と思えば思うほど、おかしくておかしくて。
笑いって我慢しようとすればするほど出てきちゃうんだな、と体感しました。

練習直後。
帰る私を見送りに来た指揮者さんから声をかけられました。
「のりちゃん。笑ってくれよったやろー。ありがと。
 練習がうまくいかんくて、ちょっといらいらしよった私を
 和ませてくれたんよね。」


・・・。
そんなふうに受け取ってくれて、こちらのほうこそ、ありがとう。
私は自分のミスの多さに自分で面白くなってしまっただけであって
周囲を見て、とか空気を読んで、とか、場の空気を和ませるために、とか
そんな高尚な意図があって笑ってたわけじゃないのに。
しかも、なんなら、そもそも指揮者さんをいらいらさせていた
最大原因といってもいいぐらいのミスを乱発していた張本人なんですけど。
と、色々と思いながら、来週もがんばろう、と決意を新たにしました。
月末の本番までに1回ぐらいはミスなく練習を終えたいなー。

ところで、練習中の曲の歌詞、音楽ともに大好きで
本日は一日中、頭から離れませんでした。
帰る道すがら、鼻歌どころか熱唱し続けていました。(迷惑甚だしい・・・)
自分で歌う分には、完璧に覚えたんだけどなー。
なんでチャイムだとタイミングが掴めないかなー。
歌詞がとてもシンプルで胸にすとんと落ちてきます。
(うまく音が合わせることができさえすれば)
チャイムの優しい音とうまく調和してとっても素敵なんだけどなー。
本当に。
月末の本番までに1回ぐらいはミスなく音を重ねたいなー。

地には平和を この時から
始めさせてください、神さま
どんな時も どんな場でも 永遠に
地には平和 このわたしから