のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

四連休♪

2012年03月17日 14時23分19秒 | 日常生活
本日から四連休です。
あまりに嬉しくて嬉しくて嬉しくて。
昨日の夜は興奮しっぱなしでした。
わくわくしながら、
何する?何する?溜まっている録画を見る?
ずっと書けてなかった日記を書く?
友達に手紙でも書いちゃう?
あ、購入したCDの曲を落としとかなきゃ。
でもでも、ライブDVDも見たいしなー
と色々、ほんっっとうに色々!考えていたら、
22時台に、まさかの睡眠落ち。

いつの間にか眠りの中にすっぽりと落ち込んでいました。
眠る気なんてさらさらなかったのに!
コンタクトもつけっぱなしだったのに!
とりあえず化粧だけは落としておいて本当によかった!

なんだかものすごーーーーーーーーーーーーく損した気分ですが。
気を取り直して四連休を楽しみます。

2012年1月の読書

2012年03月17日 14時17分57秒 | 読書歴
2012年に入って3ヶ月。
本はあまり読めていません。
でも、漫画「ちはやふる」は繰り返し読み返していた気も・・・。
漫画に限らず、小説も好きなものを繰り返し読み返すタチですが
漫画は気軽に読み返せてしまうので、特にその傾向が強い気がします。

1.小公子/オルコット
■感想 ☆☆☆☆
私にとっては「セディ」のお話です。毎週見ていたハウス名作劇場の中でも、特に大好きな作品でした。セディとセーラ、そしてポリアンナは私にとって、とても大切な友人であり、人付き合いや人との接し方においては、尊敬の対象でもあります。
今回は、教会友達が貸してくれた村岡花子訳です。私は、あまり翻訳者のことは気にせずに本を購入するタチですが、それでも村岡花子さんは別。小さい頃に読んだ外国のお話は大抵、「村岡花子訳」と書いてありました。ものすごく親しみ深い名前です。大好きなものと親しみ深いものがセットになっていて、すごく幸せな読書タイムを過ごしました。

2.ダニー・ボーイ-マイ・ラスト・ソング4-/久世光彦
3.月がとっても青いから-マイ・ラスト・ソング3-/久世光彦
■感想 ☆☆*
大好きな久世さんの随筆集。歌にまつわる思い出や、歌に対しての想いを切々と語っています。戦前・戦中・戦後の復興の焼け野原を過ごしてきた人たちにとって、歌は特別な、そして大切な娯楽だったんだということをしみじみと悟らせてくれる一冊でした。
多くの世代の人たちが同じ歌を共有していたあの時代、「あのときのあの曲」というだけで、同じメロディを思い浮かべられる人たち、そういった頃のことを羨ましく思いながら読みました。

4.挨拶はたいへんだ/丸谷才一
5.挨拶はむずかしい/丸谷才一
6.あいさつは一仕事/丸谷才一

丸谷才一が様々な場で行つたスピーチや挨拶の原稿集。簡潔に長くなりすぎないように、起承転結があって、その場にいる人たちが退屈しないように気を配られている原稿集は、挨拶としても素敵なものでしたが、文芸評論としても非常に面白いものでした。私は、他人に対して非常に厳しいので、挨拶のときに原稿を読む人についつい「そのぐらい覚えなさいよ・・・」と思ってしまうのですが、こうやって文章に残すことの面白さや価値に気付くことができました。また、挨拶を原稿として起こすと、ついつい文章が長くなりがちな人が多い中、丸谷さんの文章の長さに対する気の配り方は素敵だな、と思いました。次は、随筆集にも手を伸ばしてみようと思います。

7.絵描きの上田さん/いしいしんじ

いしいさんの文章を読むたびに彼の日本語の文章や物語に対する愛情を感じます。語られる物語は、穏やかで静か。少しずつ大切に大切に文字にされている。そんな職人気質の作家さんのイメージ。この作品はあまり長くないお話ですが、何度も読み返したい、できれば時間を気にせず、ゆっくりと文章を反芻しながら読み返したい、そんなふうに思えた作品でした。

8.インターセックス/帚木蓬生

インターセックスとは、「第一次性徴における性別の判別が難しい状態」で生まれた人たちのことを指すそうです。ドラマで初めてその存在を知り、彼らが実在すること、とても特別な存在と言うわけではなく、割合的には多いこと、ただその存在がずっと社会から隠されていたことを知り、衝撃を受けていたところ、教会友達がこの本の存在を教えてくれました。インターセックスの入門書として非常に分かりやすく、読みやすい作品でした。インターセックスといっても、症状はひとつではなく、この言葉は様々な状態をすべて包括していること、それらひとつひとつの症状に対して医学がこれまでどのように接してきたか、なども読みやすく整理されて紹介されていました。ただ、「ミステリー」として読むと肩透かしかな、という気はします。ミステリー部分はどちらかというといらないかな。けれど、この作品「エンブリオ」という作品の続編なんだとか。俄然、そちらにも興味が湧いてきました。