のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

不言実行という美徳

2014年04月04日 23時50分15秒 | 日常生活
半年に一度の恒例行事、目標評価面談なるものがありました。
2013年度の下期にがんばったことと2014年にがんばることをシートに書き、
上司にアピールせねばならない、という恥ずかしがり屋さんの多い日本人気質に
まったくもってそぐわないイベントです。

そもそも、わたくし「黙って動く」ことを美徳とする父上に36年も育てられたのです。
おのれの成果をこれ見よがしにアピールするなんて、とんでもない!
・・・ていうか。
わたくし、2013年度下期は振り返るまでもなく、
これっぽっちも働かずに過ごしたと断言できるのです。
残業なるものをしたのも両手におさまるぐらい。
アピールできるような成果って・・・あったっけ?いや、ない!
と胸を張ってアピールできるのです。

というような成果をこんこんと説明してみました。
・・・成果評価という日本の使い方を
そして、目標管理面談の使い方を力いっぱい間違えている気がしないでもない。

いつも面談のたびに
「のりぞうくん、あの仕事もやっとったやん。あれも書いてよ。」
と私の仕事を色々と思い出してくれる(健気!!)
とても親切な上司も、今回は何ひとつ思い出せなかったらしく
(そもそも思い出すような成果がなにひとつなかったので当然といえば当然です。)
「なんで、俺がこんなに必死になっておまえの仕事をおもいださないかんとや?」
と首をひねり、
「とりあえず、下期に書いた週報や報告書をすべて読み返しなさい。」
という指令を受けたのでした。

えーーーーーーーーーーーーー!!
もう、別に「やってない」で評価してくださっていいんですけど。
週報見返したって、何も出てきませんよー。
だって、本当に下期は働いてないんですから!

と、大人げなく抵抗し、部長から
「そんなことない。なにかやっとるはず。」と一蹴されたのでした。

ふぅ。せちがらい世の中だぜ。

でもって、2014年度上期の目標設定。
とりあえずしばらくは英語をひたすらにがんばりなさい。と叱咤激励されました。
なんでも、これから偉くなるためには英語力が必須なんだとか。

偉く、ねぇ・・・。
でも、わたし、努力の仕方をわすれてしまったのです。
英語の勉強ってどうすればいいのか、そこからちんぷんかんぷんで。

と、これまた大人の風上にも置けないようなコメントを
堂々と胸を張って・・・言うには恥ずかしかったので、もごもごと答えたところ

「いっそ、3か月ぐらい留学してみる?
 なんか英語圏の国で仕事がないか探してみようか?」
と上司から問いかけられ。

思わず精一杯目一杯、ふるふるふる!!と首を横に振り
「わたし、先祖代々の言い伝えで
 『5時間以上、飛行機には乗るな。』
 と言われてますから。」
と、これまた大人げないウソをさらっとついてみせたのでした。

ふぅ。せちがらい世の中だぜ。
いついかなるときも油断できません。