充実の3月。
いろんな分野の本を読むことができました。
以前はノンフィクションがとことん苦手だったのになぁ・・・・。
4月はナルニアやドリトル先生など、児童書を読み返したい気分です。
14.アカネちゃんのなみだの海 ~モモちゃんとアカネちゃんの本(6)~/松谷みよ子
□感想 ☆☆☆☆☆
何度も何度も何度も読み返してしまう大好きな童話を久々に読み返しました。何度読み返してもまったく色あせることなく楽しめます。30年かけて完結篇にたどりついた「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ。ずっとずっと一緒に育ってきたから、折に触れ、読み返してきたから、モモちゃんもアカネちゃんも猫のプーも双子の靴下のタッタちゃんとタアタちゃんも、私の中では「おさななじみ」のような思い入れがあって。だから、このシリーズ最終作を読み返すたびに、どうかどうか、ふたりがプーやタッタちゃん、タアタちゃんたちといついつまでも幸せに暮らせますように。大きくなったからといって、彼らとお別れすることがありませんように。と願わずにはいられないのです。
15.東條英機の妻・勝子の生涯/佐藤早苗
□感想 ☆☆☆☆
なぜか義務教育期間を平和教育に力を入れている学校で過ごしてしまったためなのか、「戦争もの」やこの時代に関連する作品に触れるのがとても苦手になってしまいました。夏休みになると必ず反戦映画を学校で見たせいなのか、「戦争」→「悲しい」→「辛い」→「つらすぎる」→「近寄りたくない、味わいたくない」という感情の方程式が無意識で発動してしまうのです。とはいえ、「戦争」=「絶対に繰り返してはならないもの」だと刷り込まれてはいるものの、刷り込まれている割には、あの時代の背景やあのとき何が起こっていたのか、という客観的史実をあまりに知らなさすぎるので(ということにも大人になってから気付いたわけですが。)年に一度ぐらいは自発的にあの時代のルポを読もう、と心がけるようにしています。
読むたびに、私はこの時代のことを本当に何も知らないし、あの時代の空気感を本当には実感できないんだろうな、と改めて思います。きっと、あの時代を生きた人にしか理解できないことがたくさんある。けれど、それでも、私は分からないなりに、あの時代のことをきちんと知っておくべきだし、そうすることで、あのときは「避けて通れなかった時代の流れ」を私たちの「明日」に生かせるにちがいない、と祈るように思います。
戦争を引き起こすのは、「特定の誰か」ではない。いろんな要因が絡み合って、いろんな人たちの思惑やその時代特有の思想が絡み合って、引き起こされてしまうことがある。そのうえ、それらの思想の根っこにあるのは、あったのは、その人たちなりに日本という国の未来を思ってのことだったんだろうな、ということを考えさせられる本でした。
16.夜のピクニック/恩田陸
□感想 ☆☆☆☆☆
ウォーキングにチャレンジするようになってから、ずっとずっと「読み返したい!いや、読み返さねば!」と思っていた本です。100キロウォーキングへの憧れを私に植え付けてくれた本です。久々に読み返して、やっぱり好きだなぁ、としみじみ思いました。そして、今更何をどうあがいても詮無いことではあるものの、主人公たちと同じ頃、思春期真っ只中でこの作品に出会いたかったな、できれば100キロウォーキングも高校時代に友人たちと体験してみたかったな、と思いました。
17.しきぶとんさん、かけぶとんさん、まくらさん/高野文子
□感想 ☆☆☆☆
ひとめぼれして即購入した絵本。家に帰りついて読み、「ほら!わたしのひとめぼれに間違いなし!」とほくほく笑顔になりました。七五調のリズム感あふれる言葉の並び方、選び方は声に出して読むとより一層、楽しめます。お気に入りのフレーズは「まかせろ。まかせろ。おれにまかせろ。」大好き!買ってよかった!!大満足の一冊です。
18.「助けて」と言える国へ/茂木健一郎・奥田知志
□感想 ☆☆☆☆
おもしろかった!そして、非常に説得力ある言葉、説明にあふれた本でした。
私がもっとも「その通りだなぁ」と思ったのは、「「私」という主語だけで生きていると、しんどくなってしまう」という部分でした。たとえば、『私』は自信がなくても、「あの人が言ってくれるんだったらやってみよう」ということがあってもいい。それが「他者性」というものであり、「信仰」なのだと書かれていて、なるほど、と目からうろこがおちたような気持ちになりました。私たちは今、とても豊かで恵まれた社会に生きているはずなのに、なぜか社会全体に閉塞感が漂っていて、この空気感の中、私たちはこれからどう生きるべきなのか、何を信じて行動するべきなのか、といったことを考えさせられる本でした。
19.片想い百人一首/安野光雅
□感想 ☆☆☆
久々に百人一首読み返したいわー、と思い、借りた本。ちょっと思っていたような解釈本とは異なっていて、百人一首を起点として、そのほか様々な和歌を楽しむ本でした。日本語って美しいなぁ、としみじみ思いました。31文字でこんなにも豊かに自然を湛えたり、恋心を切々と訴えたり、文字と文字の間、余白に多くの感情を込める日本人の感性って本当に好きだなぁ。
好きだなぁ・・・と思った作品(歌)をいくつかメモ。
冬ながら そらより 花の散りくるは くものあなたは はるにやあらむ/清原 深養父
しなばやと あだにもいはじ のちの世は おもかげだにも そはじと おもへば/俊恵法師
置くと見し 露もありけり 儚くて 消えにし人を 何にたとえん/和泉式部
もろともに 苔の下には 朽ちずして 埋もれぬ名をぞ 見るぞ悲しき/和泉式部
みな人の 知りがほにし 知らぬかな 必ず死ぬる ならひありとは/前大僧正恵円
あはれなり わが身のはてや あさ緑 つひには 野辺の露と思へば/小野小町
20.ホントのこと言えば?/佐野洋子対談集
□感想 ☆☆☆
佐野洋子さんと様々な方々(大竹しのぶさんや明石家さんまさん、岸田今日子さん、谷川俊太郎さんなどなど錚々たるメンバばかり!)との対談集。本当に男っぽいさばさばとした、でも実は情の深い女性だったんだな、ということがよく分かる対談集でした。好きなんだけど、というよりは心から憧れる人。でも少し苦手意識を持たずにはいられない人。コンプレックスを刺激される人、でした。
21.ゆんめでて/畠中恵
□感想 ☆☆☆☆
「しゃばけ」シリーズ。図書館で見かけるたびに借りてしまう。なんといってもお気に入りは「家鳴り」(小鬼さん)。
やなりー!!かわいいー!!ときゅんきゅんしながら読みました。今、私がもっとも飼いならしたいペットはまちがいなくやなりです。私の袖の中に入って来てくれるんだったら、いつでも金平糖とかだし巻き卵とかいれておくんだけどな。
と思いながら読み進めていたら、想像以上に切ない辛い結末で、何とも言えない気持ちになりました。体が弱くて、いつも死と隣り合わせの毎日を生きている若旦那。だからこそ、身近な人(ではないけれど。あやかしなんだけど。)との別れを必要以上に怖がってしまう。彼らとずっとずっと一緒に暮らしたい、と願う若旦那の気持ちは痛いほどわかるけれど、その未来を選んだがために「出会わなかった人、出会えなかった人」との出会いも、その後の幸せな記憶もすべて消えてしまう。人が経験できることには限りがあると分かっていても、出会えなかった運命の恋のことを思ってせつない気持ちになりました。
22.PK/伊坂幸太郎
□感想 ☆☆☆☆
伊坂さーん!!と作者さんの手を取ってあらん限りの力を込めてぎゅっと握りしめたい!ハグをしたい!!という気持ちに襲われた作品でした。おもしろかったー!読みながら、大好きだったドラマ「セクシーボイスアンドロボ」で浅岡ルリ子さんが語った言葉を思い出さずにはいられませんでした。「そうよ。あなたは誰かに対して絶対に影響を与えている。人はどうしようもないほど関わりあってるのよ。」私の言動や存在は、自分のあずかり知らないところで、必ず誰かの人生に影響を与えている。それは悪いことばかりではなく、巡り巡ってこの作品のような奇跡を引き起こすこともある。誰かが誰かの人生に関わって生み出された、小さな宝石のようなかわいらしい奇跡に胸が熱くなりました。そんな小さな奇跡が無数にある(に違いない)この世界が私はやっぱり好きだなぁ、と思いました。
23.とびらをあけたメアリー・ポピンズ/P・K・トラヴァース
□感想 ☆☆☆☆☆
これまた、何度読み返したかわからない作品を久々に再読。子どもに媚を売らないメアリー・ポピンズがやっぱり大好きです。ぶっきらぼうでうぬぼれやで自分に自信があって、自分大好きな人。世の中に「見えないけどあるもの」がたくさんあることを知っている人。「見えないけどあるもの」と大人になっても親密な関係を築いている人。私は彼女と会って、世の中にはわかりにくい優しさがあるんだということを知りました。
24.はるひのの、はる/加納朋子
□感想 ☆☆☆*
「ささらさや」「てるてるあした」に続くシリーズ第三弾。一冊一冊が独立しているので、この一冊で十分に楽しめます。だけど、知っていたほうがその10倍は楽しめます。あのユースケくんがこんなに大きくなっちゃって。と感慨深い気持ちになった作品でした。「ささらさや」から一貫してテーマとなっているのが生と死。「ささらさや」から読み返したくなっちゃったなー。
いろんな分野の本を読むことができました。
以前はノンフィクションがとことん苦手だったのになぁ・・・・。
4月はナルニアやドリトル先生など、児童書を読み返したい気分です。
14.アカネちゃんのなみだの海 ~モモちゃんとアカネちゃんの本(6)~/松谷みよ子
□感想 ☆☆☆☆☆
何度も何度も何度も読み返してしまう大好きな童話を久々に読み返しました。何度読み返してもまったく色あせることなく楽しめます。30年かけて完結篇にたどりついた「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ。ずっとずっと一緒に育ってきたから、折に触れ、読み返してきたから、モモちゃんもアカネちゃんも猫のプーも双子の靴下のタッタちゃんとタアタちゃんも、私の中では「おさななじみ」のような思い入れがあって。だから、このシリーズ最終作を読み返すたびに、どうかどうか、ふたりがプーやタッタちゃん、タアタちゃんたちといついつまでも幸せに暮らせますように。大きくなったからといって、彼らとお別れすることがありませんように。と願わずにはいられないのです。
15.東條英機の妻・勝子の生涯/佐藤早苗
□感想 ☆☆☆☆
なぜか義務教育期間を平和教育に力を入れている学校で過ごしてしまったためなのか、「戦争もの」やこの時代に関連する作品に触れるのがとても苦手になってしまいました。夏休みになると必ず反戦映画を学校で見たせいなのか、「戦争」→「悲しい」→「辛い」→「つらすぎる」→「近寄りたくない、味わいたくない」という感情の方程式が無意識で発動してしまうのです。とはいえ、「戦争」=「絶対に繰り返してはならないもの」だと刷り込まれてはいるものの、刷り込まれている割には、あの時代の背景やあのとき何が起こっていたのか、という客観的史実をあまりに知らなさすぎるので(ということにも大人になってから気付いたわけですが。)年に一度ぐらいは自発的にあの時代のルポを読もう、と心がけるようにしています。
読むたびに、私はこの時代のことを本当に何も知らないし、あの時代の空気感を本当には実感できないんだろうな、と改めて思います。きっと、あの時代を生きた人にしか理解できないことがたくさんある。けれど、それでも、私は分からないなりに、あの時代のことをきちんと知っておくべきだし、そうすることで、あのときは「避けて通れなかった時代の流れ」を私たちの「明日」に生かせるにちがいない、と祈るように思います。
戦争を引き起こすのは、「特定の誰か」ではない。いろんな要因が絡み合って、いろんな人たちの思惑やその時代特有の思想が絡み合って、引き起こされてしまうことがある。そのうえ、それらの思想の根っこにあるのは、あったのは、その人たちなりに日本という国の未来を思ってのことだったんだろうな、ということを考えさせられる本でした。
16.夜のピクニック/恩田陸
□感想 ☆☆☆☆☆
ウォーキングにチャレンジするようになってから、ずっとずっと「読み返したい!いや、読み返さねば!」と思っていた本です。100キロウォーキングへの憧れを私に植え付けてくれた本です。久々に読み返して、やっぱり好きだなぁ、としみじみ思いました。そして、今更何をどうあがいても詮無いことではあるものの、主人公たちと同じ頃、思春期真っ只中でこの作品に出会いたかったな、できれば100キロウォーキングも高校時代に友人たちと体験してみたかったな、と思いました。
17.しきぶとんさん、かけぶとんさん、まくらさん/高野文子
□感想 ☆☆☆☆
ひとめぼれして即購入した絵本。家に帰りついて読み、「ほら!わたしのひとめぼれに間違いなし!」とほくほく笑顔になりました。七五調のリズム感あふれる言葉の並び方、選び方は声に出して読むとより一層、楽しめます。お気に入りのフレーズは「まかせろ。まかせろ。おれにまかせろ。」大好き!買ってよかった!!大満足の一冊です。
18.「助けて」と言える国へ/茂木健一郎・奥田知志
□感想 ☆☆☆☆
おもしろかった!そして、非常に説得力ある言葉、説明にあふれた本でした。
私がもっとも「その通りだなぁ」と思ったのは、「「私」という主語だけで生きていると、しんどくなってしまう」という部分でした。たとえば、『私』は自信がなくても、「あの人が言ってくれるんだったらやってみよう」ということがあってもいい。それが「他者性」というものであり、「信仰」なのだと書かれていて、なるほど、と目からうろこがおちたような気持ちになりました。私たちは今、とても豊かで恵まれた社会に生きているはずなのに、なぜか社会全体に閉塞感が漂っていて、この空気感の中、私たちはこれからどう生きるべきなのか、何を信じて行動するべきなのか、といったことを考えさせられる本でした。
19.片想い百人一首/安野光雅
□感想 ☆☆☆
久々に百人一首読み返したいわー、と思い、借りた本。ちょっと思っていたような解釈本とは異なっていて、百人一首を起点として、そのほか様々な和歌を楽しむ本でした。日本語って美しいなぁ、としみじみ思いました。31文字でこんなにも豊かに自然を湛えたり、恋心を切々と訴えたり、文字と文字の間、余白に多くの感情を込める日本人の感性って本当に好きだなぁ。
好きだなぁ・・・と思った作品(歌)をいくつかメモ。
冬ながら そらより 花の散りくるは くものあなたは はるにやあらむ/清原 深養父
しなばやと あだにもいはじ のちの世は おもかげだにも そはじと おもへば/俊恵法師
置くと見し 露もありけり 儚くて 消えにし人を 何にたとえん/和泉式部
もろともに 苔の下には 朽ちずして 埋もれぬ名をぞ 見るぞ悲しき/和泉式部
みな人の 知りがほにし 知らぬかな 必ず死ぬる ならひありとは/前大僧正恵円
あはれなり わが身のはてや あさ緑 つひには 野辺の露と思へば/小野小町
20.ホントのこと言えば?/佐野洋子対談集
□感想 ☆☆☆
佐野洋子さんと様々な方々(大竹しのぶさんや明石家さんまさん、岸田今日子さん、谷川俊太郎さんなどなど錚々たるメンバばかり!)との対談集。本当に男っぽいさばさばとした、でも実は情の深い女性だったんだな、ということがよく分かる対談集でした。好きなんだけど、というよりは心から憧れる人。でも少し苦手意識を持たずにはいられない人。コンプレックスを刺激される人、でした。
21.ゆんめでて/畠中恵
□感想 ☆☆☆☆
「しゃばけ」シリーズ。図書館で見かけるたびに借りてしまう。なんといってもお気に入りは「家鳴り」(小鬼さん)。
やなりー!!かわいいー!!ときゅんきゅんしながら読みました。今、私がもっとも飼いならしたいペットはまちがいなくやなりです。私の袖の中に入って来てくれるんだったら、いつでも金平糖とかだし巻き卵とかいれておくんだけどな。
と思いながら読み進めていたら、想像以上に切ない辛い結末で、何とも言えない気持ちになりました。体が弱くて、いつも死と隣り合わせの毎日を生きている若旦那。だからこそ、身近な人(ではないけれど。あやかしなんだけど。)との別れを必要以上に怖がってしまう。彼らとずっとずっと一緒に暮らしたい、と願う若旦那の気持ちは痛いほどわかるけれど、その未来を選んだがために「出会わなかった人、出会えなかった人」との出会いも、その後の幸せな記憶もすべて消えてしまう。人が経験できることには限りがあると分かっていても、出会えなかった運命の恋のことを思ってせつない気持ちになりました。
22.PK/伊坂幸太郎
□感想 ☆☆☆☆
伊坂さーん!!と作者さんの手を取ってあらん限りの力を込めてぎゅっと握りしめたい!ハグをしたい!!という気持ちに襲われた作品でした。おもしろかったー!読みながら、大好きだったドラマ「セクシーボイスアンドロボ」で浅岡ルリ子さんが語った言葉を思い出さずにはいられませんでした。「そうよ。あなたは誰かに対して絶対に影響を与えている。人はどうしようもないほど関わりあってるのよ。」私の言動や存在は、自分のあずかり知らないところで、必ず誰かの人生に影響を与えている。それは悪いことばかりではなく、巡り巡ってこの作品のような奇跡を引き起こすこともある。誰かが誰かの人生に関わって生み出された、小さな宝石のようなかわいらしい奇跡に胸が熱くなりました。そんな小さな奇跡が無数にある(に違いない)この世界が私はやっぱり好きだなぁ、と思いました。
23.とびらをあけたメアリー・ポピンズ/P・K・トラヴァース
□感想 ☆☆☆☆☆
これまた、何度読み返したかわからない作品を久々に再読。子どもに媚を売らないメアリー・ポピンズがやっぱり大好きです。ぶっきらぼうでうぬぼれやで自分に自信があって、自分大好きな人。世の中に「見えないけどあるもの」がたくさんあることを知っている人。「見えないけどあるもの」と大人になっても親密な関係を築いている人。私は彼女と会って、世の中にはわかりにくい優しさがあるんだということを知りました。
24.はるひのの、はる/加納朋子
□感想 ☆☆☆*
「ささらさや」「てるてるあした」に続くシリーズ第三弾。一冊一冊が独立しているので、この一冊で十分に楽しめます。だけど、知っていたほうがその10倍は楽しめます。あのユースケくんがこんなに大きくなっちゃって。と感慨深い気持ちになった作品でした。「ささらさや」から一貫してテーマとなっているのが生と死。「ささらさや」から読み返したくなっちゃったなー。