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FONT style="BACKGROUND-COLOR: #80ffff"><今日の作品"軍神マルス">
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<ローマの象徴とされている像>
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上手い下手は別にして、今日も作品ができました。
軍神マルスです。
軍神マルスと言うのは、ローマ神話に登場する神マルスです。
彼はほかの神話の神と同様に女性が好きで、
レア.シルウリスがまどろんでいるとこを犯して双子を生ませました。この双子の兄が、後のローマの初代の王になるロムルスです。
王位争いから、赤ん坊の時、川に流されたところを、狼に育てられることになったと言われています。
ですから、ローマをつくった王の父親が、軍神マルスということになります。
ローマの宗教では狼は火星の神マーズをあらわし、
軍神マルスの獣記号は狼です。
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下の写真は、私がローマにいった時撮った物です。
ローマの象徴といわれている像です。
ローマのほぼ中央,カンピドリオの丘に、
カピトリーノとコンセルバトーリ美術館というミケランジェロの設計した広場に立っている小さな美術館の所蔵品です。
狼はBC500年ごろ、ビラ.ジュリア国立美術館のアポロ像と同じ、エトルスクのベイオで作られたと思われています。
狼の乳を飲んでいる2人ロムルスとレムスが分かりますよね。
ロムルスとレムスはフィレンツェ生まれのアントニオ.ポライウォロ(1429頃~1498)の作です。
ローマ建国の英雄ロムルスとレムスが狼の乳で育ったなんてこのときまで知らなかった!
建国の王はどこの国でも、神の子孫てのは面白いなあ!
太王四神記の高句麗の広開太王も神の子孫とか言ってた.
日本の天皇も神の子孫だそうだし
石膏デッサンはただ単に形をうつすだけでなく、こういうお話があるのも楽しみのひとつです。