ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

一花(ひとはな) 咲かせた後は・・・。

2013年01月26日 | 自然 花 写真

        (膨らんできた蕾 花びらの中に 無数の花粉を宿しています。)



梅の花の開花を お知らせしました。 高知では 桜の開花も 日本一

早い ? そうです。 この間の 日本海側の 天候の荒れ模様を

思うにつけ 南国の有り難さを感じます。 そういう高知も 今朝辺り

ー2℃ との予想で 昼間も 8℃まで、 まさに冬本番です・・。

私も風邪をひきました。 乾布摩擦の効果も 一時的だったようです・・?


梅が咲き、桜の開花を待つのは 人間だけでしょうか ?  草木から

見ると 花を咲かせるのは 実を作る手段、 花粉を同類の花に与えて

健康な種を作り 次の年 もっと多く 仲間、子孫を増やすためですね。

神が仰った 『 生めよ、増えよ 』 を忠実に実行している姿 です。


一つの花を見てみると 雄しべがあり、雌しべがあり そこに花粉があるので

自己増殖していけそうですが 弱い遺伝子を持つものは いつか消滅するようで

絶えず 自分とは異なった 元気な花粉を貰って 新しい種を作るのが

生き残る術(すべ) のようです。 きれいな花を咲かせ 馥郁たる香りを

放って 虫や蝶々、小鳥 風 などに運んで貰えるよう 工夫をしています。


人間は そのおこぼれに預かっているようなもので 花にとっては 主役では

ないのですね。 それどころか 花の時期が終わると バッサリ 幹を切り落と

されかねない 運命です。 冬になると葉が落ち 実の姿が ハッキリしてきます。

紅い実が目立ちますが そればかりではありません。人間に嫌われている 杉の

花粉も 種族保存の為 花粉を一杯含んだ実? を膨らませています。 梅の花が

梅の実となり さくらもさくらんぼになりますが その中に しっかりと次の世代の

タネを 宿しています。 今日は その実、タネを中心に 紹介します。 


喉が痛い中で 作りました。  皆さんも お大事に。



野生の柑橘類は タネが多いです。


真弓(まゆみ) でしょうか。 葉が少し違う感じもします・・。 柾(まさき)かも知れません。

  
高知に多い せんだんも 今はしっかり 大きな実になっています。


川面の葦 風情がありますが 揺すると タネが飛び出しそうです。


殻がはじけ 実が 今にも飛び出しそう。


大葉蛇の髭(おおばじゃのひげ)の 実でしょうか  黒真珠のような輝きです。


蛙の卵のように 枝にはりついてます。
 

杉の実 花粉で膨らんでいます。


千両か 万両。 よく目立ちます。


まるでぶどうのようですが  地面に這うように広がっています。


多分 この山羊も 種族保存に 一役買っているのでしょう。


火曜市の 八百屋さん。 これも見方を変えれば タネの運搬人 です・・?




コメント
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