ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

写真は紅葉、 話しは珊瑚礁 !?

2016年12月07日 | 自然 花 写真

   (  我が家から南西へ5kmちょっと、 針木の浄水場があり 春は桜、秋は紅葉の名所です。)



オーストラリアのグレートバリアリーフで 珊瑚礁の白化が進み 50%の
サンゴが死んでいる というニュースがありました。原因は海水温の上昇と
言われています。オニヒトデの害もあります。珊瑚礁に依存して生きる生物
も多く 海の生物の1/4が珊瑚礁に関わっているといいます。でも海洋全体
では 珊瑚礁の海は0.2%に過ぎず 色鮮やかな珊瑚礁は 本当に貴重なのです。

私も その中の一つの島であるフイツロイ島で ダイビングの資格を取る為
1週間合宿した思い出があります。 オーストラリアにとっても 年間30億
ドル(約3000億円)の観光収入があるので 最高レベルの対応を決定したと 
伝えています・・。

これは オーストラリアだけでなく 温暖化の影響を受ける世界の海でも起こって
います。昨年1年間だけでも 世界の12%の珊瑚礁が エルニーニョ現象や
気候変動によって白化しているということです。その半分はもう永久に失われて
しまうと予測されています。 白化とは サンゴが死んで 美しい色が失われて
白く透けてくる現象です。沿岸の開発で海が汚されるのも原因に挙げられています。

海だけではありません。 1975~2000年の間に毎年4万種の生物種が絶滅している
と言います。 過去にも 人類を含め生物の大絶滅は5回程あったと言われますが 
それらは 数万~数十万年の間の出来事ですが わずか25年の間に 毎年4万種と
いうのは 地球上でもの凄い勢いで 種の絶滅が起こっていることを意味しています。 

これを明らかにした学者は 本の題に 『 沈みゆく箱舟 』 と書いています。
聖書には ノアの箱舟の物語がありますが その時には人間も含め全ての生き物の
つがいが 箱舟に乗せられ 新しい地上での生活を始めたとあります。ノアが多くの
生き物を救ったのです。しかし現代は 箱舟そのものが沈んでいると 著者は感じて
いるようです。 人間の活動が 直接・間接に地球上の生き物を 滅ぼしています。
呉越同舟という言葉もありますが この地球に多くの異なった生き物がいて 私たち
人類も生かされていることを 覚えたいものです。




主に 背の高い 唐楓(とうかえで)の紅葉です。






浄水場の広い敷地に 多くの桜 唐楓が植えられてており 公園となっています。


20m位はある 唐楓。葉が大きく 艶があって 陽に映えると とても鮮やかです。


ロケットのように 真っ直ぐ空に上る 飛行雲、 白いかすみのような雲です。




近くには 文旦の畑。 もうじき取り入れの季節。


これはもみじの紅葉です。


ぽつんと遠くに 一本のモミジの木。




ダイダイに色づく木々もあります。


これは楓(かえで)の別の種類 ?



コメント (2)
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