ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  新しい花がどんどん咲き出しています。 追いかけるのが大変です。

2018年05月19日 | 自然 花 写真

 ( ジキタリス。 以前土田さんのお庭にも よく咲いていました。 いよいよお引っ越しですね・・。)

 

最近始まった土曜日のNHKの朝の番組 『 チコちゃんに𠮟られる 』 がユニークで
ここ数回笑いながら見ています。五歳の女の子( 実は人形 デジタルなオカッパ頭の人形)
ですが 彼女が 大人に向かって 『 ボォーと生きてんじゃねーよ ! 』 と怒る場面が
面白いのです。 確かに私たちは意外に何も知らず 何も考えず 生きている面があります。
中国の諺に 『 暫時不在如同死人 』( 少しでもボーとしていれば 死んだ人と変わらない。)
があるそうです。 この番組は 「何故刑事さんを デカと呼ぶか ?」 とか 「何故ダメな医者を
藪医者と呼ぶか ? 」 等たわいの無いことをテーマにしており 以前あった『 トリビアの泉 』
のような雑学を教えてくれる番組です。私が面白いと思ったのは 私たちにとって大切な問題を日頃
ほとんど考えることなく 面倒くさいのか 後回ししてしまう傾向です。それが小さい女の子に 
『 ボォーと生きてんじゃねえよ! 』 と注意され 変に納得している自分がいることです。

今考えている『 死 』の問題もそうです。老いの先に必ずある 例外なく訪れるものに触れようとしない
私がいます。 不安はあるのに日常的には ただ無為徒食 退屈げに何もしないで 一日を終えています。

高齢者にとって特に 死は避けられない現実ですが どうしても死を直視出来ないで 何となく
生きて 死が現実になるまで 真剣に考えたりしないで生きています。せいぜい終活あたりで 自分を
慰めています。ただ心の奥での不安は消えることはないし 死を気づいたときは既に遅いのです・・。 
人生の終わりが見えた時 急に自分が惨めになり 空しくなり そこで慌て 抗い 絶望するのです。
黒澤明の映画『 生きる 』も 有吉佐和子の『 恍惚の人 』 又普段見る映画やドラマでも
人生の終わりに慌てる人々を見ます。 私も早くから 人生の終わりへの覚悟を持ちたいと願って
生きてきました。老後を楽しく生きようとするだけでなく その先の『 死 』 を前に 慌てふためく
のは よそうという思いです。

誰もが老いの初心者マークです。私がいつも付き合うのは ほとんどが高齢者です。日本は今1/4が
65才以上の高齢者です。老いてはいますが 死の未経験者ばかりで しっかりした先達も 良い教科書も
無いのが実情で 私なども 周りの人々から学ぶのが精々といったところです。中に100才まで元気に
生きる人々がいます。日野原先生や高知の横川先生 作家の五木寛之さんなど その頭脳の衰えを感じ
させない人もいます。それでも死については未経験者で 分からない故の不安は残ります・・。

肉体は35才で最良で 魂の完成は50才と言われます。だから本当は50才迄に 死への準備、覚悟を
しておく必要があるのです。 65才を過ぎれば よく言っても成熟の秋、悪く言えば 不毛の冬を感じ
ざるを得ないのです。 生命力の後退は否定出来ません。

残念ながら人は老いるほど 頑固になるようです。重い病気になっても その先の死を認めず 先ずは 
否認します。『そんな筈はない・・。』 次に怒り出すそうです。『 何故私が・・、 私だけが・・? 』 
いよいよ認めざるを得なくなれば 『 もう少し生きたい 長生きしたい・・』 と延命へ努力をします。
痛みと苦しみが増す時 無気力になり うつ ボケ状態となり ほとんど無意識の中で 死を受容する
のです。 こんなことを書いている学者もいますが 最後の方は 何処まで正しいか 分かりません・・。

 

面白い姿の ユキノシタ。 白い蝶が飛んでるようにも 見えます。

似ている花に 大文字草などがあります。

卯の花 ? エゴノキなども似ています。

広く咲き出した ドクダミ。

よく見ると 結構キレイです。

羽毛を広げた チガヤ。 以前銀色になびくチガヤをお届けしました。

待宵草(まつよいくさ) 歌に宵待草というのがある。 月見草も仲間 ?

名前はかわいらしい アマリリス。 大きな百合のような花です。

ダリア。ポピュラーな花ですね。

久し振り ! 今年初めての ホットリプス。

白いのもあり カップルで咲くようです。

下野(シモツケ)。 栃木県下野で最初に発見されたから。

ややこしいが 下野草というのもある・・。 

紫露草 (ムラサキツユクサ ) 赤っぽい紫ですが これも種類が多い。

この花も あちこちで見られるようになった 松葉菊。

 

コメント
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