ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  忍野物語

2019年07月28日 | 自然 花 写真

     (   虫取撫子(むしとりなでしこ)が緑の野に咲いている。  )

 

忍野村は昔 湖でした。富士山の噴火などで 地表が変化して 湖は乾いて盆地となっていきますが

富士山の湧水が幾つか小さな池を作り 今の忍野八海(8つの池)となりました。富士山に降った雨、雪が融け 

地下の伏流水となり 二拾数年かかって 地表に湧いてきます。忍野八海を源流とする桂川は流れて相模川となり

相模湾にそそぐ210kmの一級河川です。元が湧水なので水温は一定で 澄んでいます。上からでも 魚が

泳いでいるのがよく見えます。私のマンションなども 夏は手が凍る?ほど水は冷たく冬は逆に暖かく感じます。

地下水を汲み上げているからです。自然のミネラル一杯の水で米を炊いたり 調理が出来る 薬を飲む水もミネラル

ウオーターとは 贅沢な話しです・・。

 

今でこそ観光地として 村の中心部は観光客でごった返していますが 忍野村の多くの地域は 豊かな自然に

恵まれた 心落ち着く田舎です。今色々なトンボやツバメが飛んでいますが 夜中でもカジカが鳴き 鶯や

ホトトギスが鳴くのどかな所です。私のベランダにも雀が来るので 古米を時々やりますが 糞をするので困り 

どうしようか・・と思っている所です。ツバメが色々な所に巣を作り 一月遅れのアジサイが今盛んです。 いつか

土田さんが教えてくれた真っ白なアナベルが美しいです。未だつつじが咲いており 高知では見ない花も見えます。

高知ではムクゲが一月前から咲いていましたが こちらではまだ蕾も見ません。やはり高知とは一月以上遅いですね。

ちなみに桜は4月末から5月初旬 札幌と同じ時期です。標高が平均936mある高原型(高冷地)気候のせい

でしょう。 今でもクーラーがいらない!と言うと羨ましがられます。

 

もう忍野に通い始めて10年になります。『 富士山に憧れた !! 』 一言で言えばそうです。大きく言えば

自然の中に居たいという思いです。手つかずの自然など 今はもう望めませんが 出来るだけ自然の残る世界に

居たいと思うのです。都会とか社会が嫌い と言うわけではなく 自然の素晴らしさを感じるからです。

里山という言葉がいいですね。自然と人間が調和した世界です。こちらの桂川は 護岸工事の無い自然の 水辺です。

魚 虫 鳥 小動物がいます。勿論草花も・・。ホタル バイカモ コウモリもいるそうです。ツバメが村の鳥です。

色々な生き物の営みがあります。もしかしたら大雨で水害にあうかも知れません・・。 実は忍野村はフライフィッ

シングの名所のようです。私にはその趣味が無いので 宝の持ちぐされかも知れませんが・・。桂川の清流に竿を

忙しく動かしている人を結構見ます。ヤマメ ニジマス等が釣れるらしい。

 

私は夏だけの 『 忍野ッ子 』ですが 忍野村の人口は平成28年 9710人でした。平成12年 8367人

ですから 人口は大きく増えています。過疎 人口減少の進む日本では 珍しい村です。去年忍野村小学校の生徒数は

603人(一年生108人)。中学校は253人だそうです。 多いと思いませんか? ファナックという成長会社の

本社 工場があるからです。 自衛隊の駐屯地があることも起因 ? 観光地であることも理由でしょうね。

 

青空に白い雲 そして向日葵(ひまわり)  待っていたシーンですね。

茂みの中に 藪萱草(やぶかんぞう)の花があざやか!

やわらかそうな マンネングサ。 

 

百日草。 高知で見るものより 花が小さい・・。

もう一度 アジサイを見られるとは・・・。

アナベルです。 高知では見ませんでした・・。 

大きな 真っ白い花が 塊のように。

忍野村には ホタルブクロが よく咲いています。

下野(しもつけ) でしょうか。 今忍野村に咲いている花を紹介出来るのは 幸せですね。

散策公園のお花畑。

富士山は相変わる 姿を見せません・・。 ホントいうと 朝一番には顔を見せていたんですが・・。

富士山を見上げる石像も 心待ちにしています。  地区的にはここは富士吉田市です・・。

私の部屋から見える富士山 !  松の木がすっかり大きくなって  残念なことです・・。 

 

 

コメント (1)
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