（ 染井吉野は やはり独特の美しさを持っていますね。 ）
新型コロナウイルス肺炎のピークと目された４月に入りました。 日本では １日の感染者数が２００名を
超えてきました。非常事態宣言も間近と思われます。 私など東京とは はるか離れた所に住んでいるのに
マスコミを通して 高知での出来事かのように 緊迫感があります。 杉並区や品川区など具体的な感染数
まで報道され 皆さんは大丈夫かなー と心配になります。４月１日は エプリルフールと言って 嘘を
言ってもいい日ですが （もう昔の話し・・？） 冗談なんか言えないような とんでもない状況です・・。
レジ袋が４月から有料化されました。温暖化を防ぐ対策の一つですが 私はいつもマイバッグを持ち歩いて
いるので この点はセーフです。 ただコロナ危機（騒ぎ）の中で 忘れていけないと思ったのは 次の
ニュースです。 パリ協定に基づく温室効果ガス排出規制の削減目標を政府は見直しをせず 現行の
『 １３年度比２６％減 』 に据え置いたことです。 政府の地球温暖化対策推進本部の決定です。
深刻な温暖化を防止する為 国連のグテーレス事務総長が 今年実行に移されたパリ協定の各国目標を
見直し 強化するよう求めていました。既に１００ヶ国以上が目標強化の意向を示している中で 排出量の
多い日本（世界で五番目）が国際社会と逆行するような 目標据え置きを決定した・・？ 許されない
問題です。
このコロナ危機も 温暖化が影響していることは先日書いたばかりです。 将来の目標（２０３０年
２０５０年）をしっかり持ちつつ レジ袋を減らしたり プラスチックゴミを減らすことなど地道な努力が
必要です。そして世界のリーダーとしてアメリカ 中国などに働きかけ 二酸化炭素を減らし 地球の気温を
上げないことも日本の大きな役割です。 高知や鹿児島の桜開花が遅かったのも 秋の温暖化のせいと言われ
ます。しかし CO²排出の大きな原因である石炭火力発電の廃止も明言せず ただただ従来の路線にしがみ
つくのが 『最善とする』ような日本では 世界の批判を受けることは確実です。
実は少しコロナ危機（騒ぎ）から離れようと こんな時期、楽しい話題をと思っていたのですが 今日の
夕刊を見て 又ドッキリ ！ コロナの死者が３１日４万人を超えたというのです。最初に１万人を超えた
のは２０日 ２万人超は２５日 ３万人超は２８日・・ そして３１日４万人・・。信じられないことです。
戦争でもこんなに極端なことはない・・。 嘘ではないか・・と思いたいところです。 中でもイタリア
スペインの死者が約半数を占めます。 感染者が ８５万人です。高齢者が多くかかっています。でも
これはオーバーシュート（爆発感染）の入り口です。日本でもよく瀬戸際と言われます。最近は若い人の
感染もあります。又若者が感染を広めているとも言われます。 日本いや世界がグローバルになって 力を
合わせていかなければなりません。ある意味 世界共通の課題に 人類が力を合わして立ち向かうチャンス
です。 『 世界政府 』 という言葉も使われます・・。
コロナ危機は見えない敵の襲来です。コロナ禍によっても 温暖化によっても 文明社会が如何にもろいか
私だけでなく 皆さんもそう思われているでしょう。 でもそこから逃げる訳にはいきません。解決の道は
あると信じます。 都市封鎖でも 全土封鎖でも 人間は痛みに耐えて やることは出来ます。イギリスの
新財務大臣は 国民に向かって 『 私は明言します。皆さんは忘れられていません。皆さんを置き去りに
することはありません。私たちは共に立ち向かっているのです。』 と力強く話しています。この言葉が
嘘に終わらないように 又世界の政治家の約束となりますように 祈っています。
これは紅い 寒緋桜でしょう。
ハナモモ。
鏡川の堤防に 可憐に咲いています。
誉められた 著莪（しゃが）の集団 ？を見ました。
黄色い レンギョです。ｓ
雑草ですが 馬のあしがた と言ったと思います。
野原一杯のミドリがおおっています。
