池上彰さんが司会をする「時をかけるテレビ」を観たのはこの9月20日のことでした。
ゲストがさだまさしさんだったこともあって観ていました。
孤独死・孤立死した人の部屋に残る遺品を整理して処分したり、遺族に送り届けたりする会社のドキュメンタリーでした。
以前、遺品整理をする会社の人間模様をドラマ化したものもありましたね。
核家族ですし、どちらかを見送ったら1人残るし、半端なく物に囲まれて暮らしているので、身につまされました。
そんな時、夫がDVDを借りてきて観たのが阿部サダヲさん主演の「アイ・アムまきもと」でした。
2022年公開の日本映画です。
タイトルからはまったく中身が想像できません。地方の市役所で、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く阿部さん扮する牧本さんの話でした。
牧本さんはリストラされる直前に、自分のアパートから見える場所で亡くなっていた男性の遺体の処理と、遺族をさがして葬儀をしようと、今まで以上に奔走します。
この映画、2013年製作のイギリス・イタリア合作で日本公開は2015年の「おみおくりの作法」をリメイクしたもので、筋はほぼ一緒です。英語のタイトルは「Still Life 」。
どちらも秀作です。
亡くなったあとのこととか、持ち物の整理とか、そう先のことではありません。
考えおかなければ・・・。
葬祭会社のコマーシャルが増えている昨今ですが、高齢カップルのカラオケシーンが出てくる映像には、ちょっと待って!と思いました。
(スチル写真は映画.comから借用しました)
今夜(9/30)、甲子園は阪神・DeNA戦。阪神0-2で負けました。
甲子園での最終戦なので勝って終わりたかった。
今年1軍登板のまったくなかった秋山投手の引退イベントがささやかにありました。
スポーツの世界は実力がものをいいます。若くしての引退も多いです。
どこかの世(ぇ)界の方々にも、誠実に実力を発揮していただきたいです。