大阪に泊まった翌日(11/28)はホテルから歩いて大阪中之島美術館を訪れました。
ここではテレビや新聞で紹介されて、大いに興味を持った、塩田千春さんの「つながる私(アイ)」展が開かれています。
どうにか会期(12/1まで)中にすべり込みで行くことができました。
ヤノベケンジ作シップスキャット
展示室は5階、エスカレーターを降りると巨大な赤いドレスが3着、赤い糸に囲まれてぶら下げられていて、果たしてどこから入っていいのか、糸にさわってしまってもいいのか迷います。
「インターナルライン」です。
ただでさえ足もとが覚束ないのに、さらにふらつき^^ました。
塩田さんにとって、ドレスは第2の皮膚。今までも作品に多く使われています。
次の展示は白い糸のトンネル(温泉の湯気からイメージがわいたそうです)と水盤にパイプから落ちる水滴がつくる波紋が静かな時を刻んでいます。
「巡る記憶」です。
赤い糸で作られたのは「家から家」。
「つながり」をテーマに公募して集まった1500通のメッセージを赤い糸に結びつけたのは「つながる輪」です。
油彩画や動画作品、多和田葉子さんの新聞小説への挿絵も展示されていました。
ヤノベケンジ作:ジャイアントトらやん
お隣りは国立国際美術館です。