自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

塩田千春 つながる私(アイ) I to eye

2024-11-29 | 展覧会

大阪に泊まった翌日(11/28)はホテルから歩いて大阪中之島美術館を訪れました。
ここではテレビや新聞で紹介されて、大いに興味を持った、塩田千春さんの「つながる私(アイ)」展が開かれています。

どうにか会期(12/1まで)中にすべり込みで行くことができました。


 

ヤノベケンジ作シップスキャット



展示室は5階、エスカレーターを降りると巨大な赤いドレスが3着、赤い糸に囲まれてぶら下げられていて、果たしてどこから入っていいのか、糸にさわってしまってもいいのか迷います。
「インターナルライン」です。
ただでさえ足もとが覚束ないのに、さらにふらつき^^ました。

塩田さんにとって、ドレスは第2の皮膚。今までも作品に多く使われています。


次の展示は白い糸のトンネル(温泉の湯気からイメージがわいたそうです)と水盤にパイプから落ちる水滴がつくる波紋が静かな時を刻んでいます。
「巡る記憶」です。


赤い糸で作られたのは「家から家」


「つながり」をテーマに公募して集まった1500通のメッセージを赤い糸に結びつけたのは「つながる輪」です。


油彩画や動画作品、多和田葉子さんの新聞小説への挿絵も展示されていました。


 

ヤノベケンジ作:ジャイアントトらやん


お隣りは国立国際美術館です。


 

 

 

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モダンと伝統と花のキルト展

2024-11-04 | 展覧会

神戸阪急でモダンと伝統と花のキルト展を観てきました。
10月24日、会期の最終日でした。
94人のキルト作家たちの作品展です。

最終日だからか、最終日なのにか、会場はすいていて、ゆっくり観ることができました。
キルト展といえば以前は観客がいっぱいだったし、写真撮影不可でした。

今回は写真撮影ができたので、神戸の街さんぽのコーナーはほとんど撮ってきて掲載しています。
トラディショナルパターンや花々、キルト小物もみんな見事でした。

 

三浦百恵さんの静寂の薔薇です。
平成、令和と時代は移ろいました。ご自分らしい人生がおくれましたか?

 

わたしがいいなあと思ったのは、le souvenir
縁ーボーダーっていうのかなーと中央にはパリで訪れた場所の刺繍、その他の場所にはフランス語の単語が刺繍されています。なんとおしゃれで緻密なんでしょう。

 

素晴らしい作品たちと出会えました。

 

 

 

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フィンランドのライフスタイル@神戸ファッション美術館

2024-09-26 | 展覧会

神戸ベイシェラトンホテル&タワーズでチャリティーランチをいただいたあと、隣りにある神戸ファッション美術館で11月10日まで開催されているフィンランドのライフスタイルを観に行きました。

 

フィンランドは国土の3分の1が北極圏で、約65%が森林、約10%が湖で、決して暮らしやすい環境とはいえないのですが、国連の世界幸福度ランキングで7年連続首位を保っています。

その指標の「自分の生活に満足しているか」の要素の1つに豊かなデザインの家具などによる心地よい暮らしがあると言われています。

たしかに、ぬくもりのある家具や壁をかざるファブリックやプレート、カラフルな置物、照明に囲まれれば、居心地いい空間がつくりだされますね。

この展覧会には名作の椅子、ガラス器、陶器、など約750点が展示されています。
ただ、日本の狭い間取り、低い天井にフィンランドの什器は収まりにくいです。でも、見ていて楽しいし、食器や小さな飾り物は手元においてもいいかもしれません。

写真撮影可の展覧会でしたので、一部撮ってきました。

 

 

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誕生50周年記念 ベルサイユのバラ展~ベルばらは永遠に

2024-08-30 | 展覧会

神戸阪急で開かれている「ベルサイユのばら展」を観てきました。
会期は9月2日(月)まで。




1972年「週刊マーガレット」で池田理代子さんの連載が始まって2022年で50周年。
誕生50周年記念の「ベルサイユのばら展」が巡回してきました。

もともとアニメやコミックにうとい私なので、ベルばらは読んだことがありません。
もう社会人として働いていたこともあります。
でも、漫画のヒットや1974年に宝塚歌劇で舞台化され、空前のベルばらブームがおこり、社会現象になったことはよく覚えています。

それに宝塚大劇場での公演、2013年の「ベルサイユのばら~オスカルとアンドレ編」、「ベルサイユのばら~フェルゼン編」、2014年の「ベルサイユのばら~オスカル編」は観ているんですよ。
今年、10年ぶりに「ベルサイユのばら~フェルゼン編」が上演されたのですが、残念ことにチケットが手に入りませんでした。

展覧会は原画約180点の展示がメイン。時代劇^^だからか、古さをまったく感じません。
吹き出しの文字は写植で打って貼ってありました。

会場にオスカルが生涯で一度だけ着たというドレス(再現)が展示されています。
文化服装学院オートクチュール科の学生が数か月かけて制作したそうです。
とても上品な美しいドレスです。

これは8歳のときからオスカルの家で育ち、ともに成長してきたアンドレのおばあちゃんが用意していたドレスです。
おばあちゃんの名前はマロン・グラッセ・モンブランです。
かわいい。

 

 

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テルマエ展~お風呂でつながる古代ローマと日本

2024-08-27 | 展覧会

神戸市立博物館で「テルマエ展」を観てきました。
前期、後期でほぼ2か月間開催されていたのですが、最終日にすべり込みました。

 

漫画「テルマエ・ロマエ」は読んでいませんが、著書を読む機会の多いヤマザキマリさんも協力者として名を連ねていますから、観ておきたいと思っていながら最終日になってしまいました。

ヤマザキさんのマンガのカットを各章の見出し的に使い、絵画、彫刻、考古遺物といった100点以上の作品やレプリカなどが展示されていました。

カラカラ帝の胸像から、ケロリンの風呂桶^^まで、古代ローマと日本の温泉・銭湯文化は確かにつながっていました。

出展作品は撮影可のものが多かったので、結構写真を撮ったのですがSDカードの不調でほとんど撮れていませんでした。
なぜか、橋本コレクションの古代ローマの指輪のうち、一番はじめに手に入れたというガーネットの指輪が撮れていました。

そのほかの展示品の一部はいずれリンクが外れるかもしれませんが「朝日新聞社の催事サイト」と、「IM インターネットミュージアム」で観ることができます。

 

今夜(8/27)、横浜スタジアムでの阪神・DeNA戦はよく打つチーム、DeNAに打ち負けました。
4-10で阪神完敗です。

 

 

 

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田中達也さんのミニチュアの世界

2024-08-22 | 展覧会

神戸空港にはミニチュア写真家・見立て作家田中達也さんの作品が展示された常設ミュージアム「MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT」(ミニチュアライフ 神戸エアポート)が2022年9月からオープンしています。

屋上デッキの2か所はもともと大はやりの飲食店でした。
経済の停滞やコロナ禍などで閉鎖されていたのが田中さんの発想豊かな作品で埋まりました。

入場は無料で三宮の市街地や神戸空港、大阪方面、紀伊半島、淡路島なども望めます。

 

 

今夜(8/22)、京セラドーム大阪は阪神・ヤクルト戦でした。阪神・青柳投手、ほぼ3か月ぶりの1軍登板でした。盤石の中継ぎが今日は機能せず、2-5で阪神負けました。
明日からいよいよ広島戦です。

 

 

 

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キュビスム展@京都市京セラ美術館

2024-07-06 | 展覧会

6月30日から7月2日まで京都に行ってきました。
京都市京セラ美術館ではキュビスム展も開催されていました。(会期は7/7まで)
会期終了が迫っていたので、観ていかないわけにはいきません。

キュビスムは20世紀はじめにピカソとブラックによって生み出されたとのこと。
私は図形的な絵^^と解釈しています。よくわからないんですけどね。

パリ・ポンピドゥーセンターの所蔵品を中心に約130点が展示され、初来日作品50点以上を含むそうです。
展示のほぼすべてが撮影可でした。


ピカソ:ヴァイオリン

 

ブラック:ヴァイオリンのある静物

 

 

グリス:ギター


 

シャガール:キュビスムの風景

 

ルソー:1キロの砂糖のある風景

 

ピカソ:若い女性の肖像

 

ピカソ:輪を持つ少女

 

コルビュジェ:静物


 

今夜(7/6)、甲子園の阪神・DeNA戦は、好プレーが随所に見られた試合になりました。
佐藤のタイムリーで2点目をもぎ取りました。2-1で阪神勝利です。

 

 

 

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村上隆 もののけ京都@京都市京セラ美術館

2024-07-04 | 展覧会

6月30日から7月2日まで京都に行ってきました。
30日は雨との予報と、翌日は美術館休館だったので、京都市京セラ美術館で開催中の村上隆もののけ京都を観に行きました。

村上隆さんは現代美術家。国際的に活躍されていると同時に後進の指導にも力を注いでいます。
今回の展覧会には巨大な作品が多数展示されていますが、多くのスタッフとともに創り上げています。
お花の被り物をかぶって、村上さんもお花畑の1輪の花なんでしょうね。巨大ですが・・・。


洛中洛外図


 

不思議の森のDOBくん

 

かいかいきき


 

風神図・雷神図

 

雲竜赤変図

 

金色の空のお花畑



 

もののけフラワーの親子

 

2020+十三代目市川團十郎白猿襲名十八番

 

五山送り火

 

大多数が新作という170点は見ごたえ十分でした。

 

今夜(7/4)、マツダスタジアムの阪神・広島戦は外出していて経過と結果はスマホで知りました。阪神、5-7で広島に敗れました。負けたのは残念ですが、阪神得点できる^^ようになりました。
岡田監督、「だから言ったのにぃ」はちゃんと選手に伝わるように言ってください。

 

 

 

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村上隆 もののけ京都

2024-07-03 | 展覧会

6月30日から7月2日まで京都に行ってきました。
半年ぶりの泊りがけ京都です。

新神戸駅ホームから見える山も霧にけむっています。
着いた京都もしっかり^^曇天です。

 

私は京都ではまず一番に京都府立植物園に向かうのですが、翌月曜日は美術館が休館なので、1日目は京都市京セラ美術館の村上隆もののけ京都展を観にいくことにしました。




エントランスには青い「吽像」、赤い「阿像」

 

日本庭園の池に浮かぶのはルイヴィトンのトランクに乗った「お花の親子」


今日載せた作品は入場券がなくても入れる場所にあります。

 

今夜(7/3)、マツダスタジアムでの阪神・広島戦。阪神・佐藤のソロホームラン2本と、佐藤のエラーがらみで広島が得点した1点で試合が決まりました。2-1で阪神勝利です。

 

 

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村上隆 もののけ京都

2024-06-30 | 展覧会

半年ぶりの泊まりがけ京都です。

神戸を出たのが遅かったのと、天気が不安定だったこともあって、まず京都市京セラ美術館の村上隆もののけ京都を観ることにしました。

まあ、なんと京都の蒸し暑いこと。

美術館に着いたら、汗が滝のように出ました。

 

村上隆もののけ京都、村上ワールド爆発してましたよ。

明るく楽しい爆発です。

 

 

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