4月22日(土) 神戸学院大学有瀬キャンパス メモリアルホールでグリーンフェスティバル
フルート独奏音楽を集めてレクチャー&コンサート~バッハ、テレマンからドビュッシー、武満、シャリーノまで~
曲目と演奏者は―
ゲオルグ・フィリップ・テレマン(1681-1767)◆無伴奏フルートのための12の幻想曲より第1番
出口かよ子さん
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)◆無伴奏フルートのためのパルティータ
出口かよ子さん
ジークフリート・カルク=エラート(1877-1933)◆ソナタ(アパッショナータ)
大升良美さん
クロード・ドビュッシー(1862-1918)◆シランクス(パンの笛)
西川亜沙美さん(神戸学院大学在校生)
ルチアーノ・ペリオ(1925-2003)◆セクエンツァⅠ
若林かをりさん
武満徹(1930-1996)◆ヴォイス
大升良美さん
ブライアン・シャリーノ(1943-)◆カッサンドラの夢の歌
若林かをりさん
サルバトーレ・シャリーノ(1947-)◆フェニキアのイメージ
若林かをりさん
宇野文夫(1959ー)◆アルトフルートのための音楽Ⅱ
大升良美さん
レクチャー:宇野文夫さん(神戸学院大学人文学部教授・作曲家)
グリーンフェスティバルは、神戸学院大学が地域の方々や同大学の学生、教職員に無料で提供している音楽、演劇、ダンス、古典芸能などの公演です。
この日(4/22)の企画は神戸国際フルート音楽祭に参加している公演です。
フルートの独奏曲は20世紀以降に多く作曲されるようになりました。
というのも、楽器自体の改良が19世紀になってから進んだからです。この日のプログラムも前半の2曲はフラウト・トラヴェルソという古楽器で演奏されました。
まろやかな音色です。
後半のプログラムは現代(前衛)音楽で、地声を使ったり、舌で歌口(息を吹き込む穴)をたたいたり、キーを指でたたいたりして演奏していました。
楽譜自体も不思議な書かれ方になっているようですよ。
多分これから、フルートの前衛楽曲を聴きに行く機会はなさそう^^なので、面白い経験になりました。
キャンパスは緑があふれる季節になりましたが、春の若葉が真っ赤なのはレッド・ロビン。
真っ赤なつつじも満開でした。