10月21日から24日まで鹿児島に行ってきました。
まる1日を使えない最終日は仙巌園に行くことにしました。
仙巌園は万治元(1658)年、19代島津光久が別邸として構えたもので、広さは5万㎡にも及びます。
広すぎて、見落としてしまったところも多いのですが、桜島がよく見えたということで、充分満足です。
反射炉跡
溶かした銑鉄を鋳型に注ぎ、大砲を作るための施設です。


桜島

菊が咲いたらさぞきれいでしょうね。


以前は降灰袋と呼ばれていた、桜島の降灰を回収する袋。1991年から克灰袋と変更。
鹿児島市内には約6200ヶ所の指定置場があるんですって。

磯御殿

巨岩、千尋巌。3文字の大きさは11mだそうです。


曲水の庭に上がる階段。
大河ドラマ「篤姫」の撮影に使われたそうです。


はぐれウリ坊

近くに親イノシシがいるんじゃないかと用心して歩きました。

江南竹林
元文元(1736)年、21代島津吉貴が中国から孟宗竹を取り寄せました。ここから日本各地に広がったと伝えらえているそうです。

御庭神社

噴煙を上げる桜島

水力発電用ダム跡

秀成荘

噴煙を上げる桜島

獅子乗大石灯籠

休憩して磯名物両棒餅(ぢゃんぼもち)
味噌ダレと醤油ダレ

最後に寄ったのが仙巌園に隣接する尚古集成館(本館)です。
幕末に薩摩藩が行った造船、造砲、製鉄、紡績、ガラス、印刷、電信、医療、福祉など、近代日本の基礎となった「集成館事業」。その中心となった機械工場が博物館となったものです。
映像なども使って、とても見やすく分かりやすい展示でした。
一地方に、資力と人材、知恵、意欲があって、それを束ねるリーダーがいれば、中央をもしのぐのだと、目を見張る思いでした。

大急ぎで鹿児島中央駅にもどり、遅い昼食はざぼんラーメン。

夕食用の駅弁は黒豚弁当を買って、


みずほに乗り込んだのでした。
鹿児島中央駅から新神戸まで3時間30分。と~っても近いです。

お土産はもちろん、かるかんです。

(ふ~っ、旅行記、どうにか1ヶ月で終わらせ^^ました)