自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

ぼくのお父さん(新潮社)~矢部太郎さん

2022-02-28 | 

そこで息してるだけで面白いネタを提供してくれていた漫画『大家さんと僕』のモデル、ご高齢の大家さんが亡くなって、一時筆を折っていた矢部太郎さんの次作は絵本作家のお父さんがモデルの『ぼくのお父さん』です。

 

父親で絵本・紙芝居作家のやべみつのりさんは1942年生まれですから、団塊の世代より少し年上ですね。
お父さんは会社勤めもしていたそうなのですが、辞めて家で絵を描く生活に入りました。
以来お母さんが外で働き、お父さんが子育て、というより一緒に遊ぶ毎日です。

父親が家族のおかずを食べる前に描いた絵や、お姉さんと矢部さんの成長ぶりを記録したノートは50冊弱。
今回、初めて読んだ矢部さんは子ども時代に感じた父親というものへの違和感が、今では共感にもなってるそうです。
世の中の普通^^とちょっとずれているのは父親と自分も同じだと理解できるようになったのです。
ちなみ絵を描き終えるまでおあずけだった食事は食べる頃にはすっかり冷めてしまっていたんですって。

矢部さんの作品を読んだみつのりさんは「つくづく変な『お父さん』ですね」、「太郎は成長して活躍しているようだけど、僕自身は成長していないなあ」と感想を述べたそうです。

なんのなんの、父親あっての息子でしょう。
優しい、いい大人に育った添え木になったのはお父さんだからです。

 

昨日まで展示されていたクリスマスローズをまた見に行ってきました。
花びら(正確には萼片です)が開いていたのを撮ってきました。

 

 

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春の息吹 うるわしのフルート@生田文化会館1階ロビー

2022-02-27 | コンサート・音楽・宝塚

2月27日(日) 生田文化会館1階ロビーで春の息吹フルートコンサート

 

曲目は―
宮城道雄◆春の海
中田章◆早春賦
岡野貞一◆春の小川
岡野貞一◆朧月夜
ピアソラ◆「タンゴの歴史より」カフェ1930
ピアソラ◆リベルタンゴ
マクブルーム◆愛は花、君はその種子
松任谷由実◆春よ、来い

アンコールで―
大島ミチル◆あすかのテーマ~風笛
マシコタツロウ(作詞:一青窈)◆ハナミズキ


フルート:深江亮太さん
ピアノ:植田祐加里さん

 

神戸市まちなかアート補助対象事業で神戸国際フルートコンクールの応援企画のコンサートでした。

4年に1回開催される神戸国際フルートコンクールは、本来昨年開催される予定でしたが、コロナ禍で1年延期。残念なことに今年も、第1次から第3次審査、本選までオンライン開催が決まっています。

全世界から応募してきた500名の応募者の中から第1次審査を通過したのが53名、3月23日からの第2次審査には26名が出場します。
そのコンクールを下支えするために、様々な応援企画があります。このコンサートもその一つでした。

生田文化会館のロビーに、春の歌をメインに、やわらかなフルートの音が流れました。
アンコールも含め、優しい、聴きやすい曲ばかりでした。いつか吹いてみようと思いました。

 

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今年の小さなおひなさま

2022-02-26 | 日常・身の回り

今年も自分用に小さなおひなさまを買いました。
あらら、今年のおひなさまには屏風がついてきませんでした。

手前の、楽器を持つ老夫婦も今年加入^^の新メンバーです。
戦禍のウクライナで、夫が残るので私も避難しないで地元に残ると話す高齢婦人がいました。




今はネットでリアルタイムで普通の人々の映像が届きます。
誰もが不安そうな顔をしています。
「死にたくない」と泣く子どもを死なせてはなりません。

プロ野球はオープン戦が始まりました。
阪神、初戦を落としました。相変わらず選手の顔つき、目つきが弱そうなのが気になります。

 

 

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今回のネイルはすみれ色

2022-02-25 | 日常・身の回り

昨日塗り直してきたジェルネイルはすみれ色にしました。写真の出来とモデルの^^手指は無様だけれど、実際はもう少し濃い色で、きれいに塗ってもらっています。

 

宝塚大劇場公演の再開を祈る、すみれ色です。
宝塚大劇場の宙組公演は公演関係者の新型コロナ感染で、2月5日の初日から27日まで公演中止で、その後の予定はまだ発表されていません。

大人数で歌いながら踊る舞台で、感染防止は至難の業です。
3月14日の千秋楽まで、中止になってしまうのかな~。

おいしいものを食べ、ネイルをし、コンサートや舞台を楽しむ時間を突然失われるのは想像するだけでも辛いです。ウクライナから隣国ポーランドへ、少ない荷物を手にして出国する人たちの映像が流れました。
受け入れ態勢は整っているんでしょうか?

ロシアに制裁をかけても、困るのは日本を含め全世界です。むなしい。

 

 

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ゆとりの空間レストラン・カフェでランチ

2022-02-24 | 食べもの・飲みもの

珍しくランチ時に街に下りたので、大丸神戸店のカフェゆとりの空間で、昼食をいただきました。
コロナ禍で座席を減らしているので、さすがに少しだけ待ちました。

メインを選べる栗原さんちのお昼ごはんを注文しました。
私が選んだのは大根ステーキ、ハンバーグ乗せ。小皿に少しずつ乗ってくる副菜もうれしいです。

時々、お隣りのショップでも買い物をするので、ポイントがたまってました。
市松模様の小皿と交換してきました。

 

とうとう、ロシアがウクライナに侵攻しました。
双方の兵士や民間人にも犠牲者が出ました。
この日の朝まで、まさか爆弾が撃ち込まれると思わなかった人々が多かったのに・・・。

高齢の女性が、1人暮らしなのに、どこにどうやって逃げていいのか分からないと泣いていました。
明日は我が身かもしれません。
地下街に、荷物を持って逃げ込んだ人々の写真が掲載されていました。
21世紀はもっと近代的で平和な世紀だと思っていたのに、世界的な感染症や戦争など、起きていることは昔と何ら変わらないことを思い知らされています。

 

 

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クリスマスローズ展@花と緑のまち推進センター

2022-02-23 | 花・木・実・いきもの・自然

花と緑のまち推進センターで27日(日)まで開かれているクリスマスローズ展を見てきました。



クリスマスローズ、花弁の数や色もさまざまです。
もっとも、花弁のように見えるのは萼片(がくへん)で、そのため長く楽しめるんだそうですよ。

ただ、解説上では「花弁」ということばを使っているそうです。
花色も豊富で、冬から早春の花壇を華やかにしてくれますね。
これだけの品種をいっぺんに見られて、ぜいたくな時間が過ごせました。

 

 

 

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リボルバー(幻冬舎)~原田マハさん

2022-02-22 | 

『リボルバー』は拳銃自殺したと言われているゴッホの死に関わっていたものだと、パリの小さなオークション会社に持ち込まれた赤さびだらけのリボルバーの謎を解いていく主人公、高遠冴の行動、推理を描くエンターテイメント作品です。

コロナ禍で日本在住を余儀なくされていますが、パリにも執筆拠点を持っている原田マハさんのキュレーターの資格と経験をタップリ詰め込んだ作品です。

 

リボルバーを持ち込んだのはゴーギャンの子孫の女性。
ゴッホの死には一時アルルで一緒に絵筆をとることになるゴーギャンが深く関わっています。

ゴッホの絵は特別展や所蔵する美術館の展覧会、コレクション展などで何回も観たことがあります。
2020年1月25日~29日まで、兵庫県立美術館で開催されていたゴッホ展~ハーグ、そしてパリ ゴッホへの道へ、3月20日の午後、夫と待ち合わせて行く予定でした。
20日はとても天気がよくて、満開のチューリップや、早咲きのサクラを午前中見て、美術展は館内だから午後にしたのでした。

ところがまさに、その20日の午後から新型コロナで「大阪ー兵庫、往来自粛」の提言を受けて24日まで臨時閉館となり、最終的にはゴッホ展は途中終了となってしまいました。
今になって思えば、当時の感染者数は少なかったですね。
現在は警戒しつつ何でもあり、です。
コロナ禍はいつまで続くのでしょう。これに戦禍が加わったら、たまりません。

『リボルバー』、専門職として働く人たちの「お仕事小説」としても面白いです。

 

 

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春ららら

2022-02-21 | 花・木・実・いきもの・自然

久し振りに花と緑のまち推進センターの前庭をのぞいてみたら、入口近くの寄せ植えに、ビオラ 春らららの名札がついていました。

嬉しいな、春ららら、心弾むネーミング。
花壇の花も勢いを増してきました。

ビオラ 春ららら

 

白梅

 

ロウバイ

 

ストック 一重咲き

 

ストック

 

ルピナス

 

ガーデンシクラメン

 

ラナンキュラス

 

道端にも小さな春です。
スミレ

 

ツタバウンラン

 

(すべて2/20撮影)

 

 

 

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オリンピックが終わったら・・・。

2022-02-20 | プロ野球・スポーツ

少し風はあったものの、空の色に暖かさを感じる一日でした。



日本は今日決勝戦のあったカーリング女子の銀メダルを加えて、18個のメダルを獲得しました。
応援し甲斐のあった冬季オリンピックは全日程を終えて、今夜閉会式。
おしゃれにすっきりまとまった演出はさすが中国^^でした。

 

明日からまた私たちはコロナ禍の中にもどるしかなく、ウクライナを取り巻く情勢から目を離すわけにはいかない日々を迎えます。
17日間のぜいたくな気晴らし^^期間は終了です。
アスリートのみなさん、お疲れさまでした。

 

 

 

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スパイの妻

2022-02-19 | 映画・テレビ

録画していた「スパイの妻」を観ました。
録画はドラマのカテゴリーに収まっていたので、2020年にNHKBSで放送され、今年に入ってNHK総合で再放送されたドラマ版です。

このドラマが劇場版に編集され2020年公開され、第77回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞しました。

 

黒沢清監督とともに濱口竜介さん、野原位さんが脚本を担当しています。
太平洋戦争前後の日本の暗部をさらしていますが、風景、建造物を再現するのはやはり難しいのか、ロングショットは少ないですね。

蒼井優さんのファッションやセリフを聞いていると、原節子さんのことが思い起こされます。
東京物語のリメイクを観たことがあるからかもしれません。

評価が高すぎるという感想を述べる人もありますが、私は後半になるにつれ、面白くなってきたと感じました。
結末も観た人によって、いろいろなストーリーが創れます。
私はハッピーエンドにしました。

それにしても、東出昌大さんの棒読みせりふは冷酷な人間役にピッタリですね。
せっかく、可愛がって使ってくれる監督がいるのに、私生活を乱れさせたのは残念です。

 

北京オリンピックもいよいよあと1日です。
異様な雰囲気が垣間見える大会となりました。小手先でのルール改変より、IOC自体の改革が必要な時です。

今日のおめでとう!はフィギュアスケート・りくりゅうペアでした。7位入賞おめでとう!

 

 

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