先週の水曜日5月13日、兵庫県立美術館で、20世紀のはじまり「ピカソトクレーの生きた時代」展を観てきました。
ドイツ西部の商工業都市デュッセルドルフにあるノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館が改修のために休館するということで、その間同美術館が所蔵する作品の中から、23人の作家の64点が海を渡って――空を飛んで^^かな(?)きました。
うち22点が日本初公開だそうですよ。
ピカソ、クレーと冠がついていますが、他にもミロ、マグリット、マティス、シャガール、カンディンスキーなど20世紀を代表する画家たちの絵が並んでいます。
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館はパウル・クレーの作品88点を約50年前、当時の金額で約6億円かけて購入、散逸するのを防いだことから誕生しました。
第2次大戦後のドイツの文化的復興のシンボルだといえます。
今回の展覧会で美術館の最後の部屋を飾るのはクレーの27点の作品です。
クレーは生まれ故郷のスイスと生涯の大半を過ごしたドイツからも拒絶され、病魔にもおかされるのですが、色彩の詩人と言われる、その色づかいは穏やかさ、暖かさを感じます。
小さなサイズの作品が多いことで、親しみもおぼえます。
5月17日のNHK日曜美術館はパウル・クレーの特集でした。
その中でも取り上げられていましたが、クレーの絵は天地左右どこから見てもかまわない、そんなことが許される優しさがあります。
あいにく、放送当日から、新型インフルの発生で、兵庫県立美術館は22日までの休館を余儀なくされてしまいました。
会期は5月31日(日)までで、昨日から開館しています。開館時間をのばしたり、休館日にも開館することになっています。
兵庫県立美術館のHPで情報を確かめておでかけくださいね。
展覧会場を出たところのPCから、今回も展示品の写真をわが家に送りました。
花の咲く街路樹が多い神戸です。
海岸通りにはセンダンの花が満開を迎えていました。
先日、久し振りに外出したおり、目的地より少し手前でクルマを降りて、きれいな花を見上げました。
新型インフルで学校閉鎖などの規制は少しゆるめられましたが、まだ油断はできません。
殺風景な海岸よりの工場のプランターに、かわいい花が咲いていました。
トキワツユクサの花びらがピンクになったような花です。
シキンツユクサというツユクサの仲間です。
本来だったら、今日は神戸で娘の友人の結婚式の予定でした。
こんな状態ではいたしかたありません。
この1週間、いろんな思いをした国内、特に神戸を中心にした近畿圏は・・・です。
徐々に普通の日常にもどしていかなくてはね。
普段は店の前に屋台がはみ出して、人が群がっていることの多い神戸・南京町です。
どんな様子なのかちょっと歩いてみようかと、長安門から入ってみたら、ぶたまんの老祥記の前に行列がありません。やはり、新型インフルのせいかと・・・。
でも、店内を改装しているようで、広場をはさんで向かいの店舗で営業していました。
で、ぶたまん、ほとんど並ばずに買えました。
ぶたまんを包む人が素手だし、会計の人ともマスクなしだったので、「おいおい」と思ったのですが、家でちらしにあったとおり、強火で10分蒸しなおしていただきました。
いつもは人が多勢並んでいて、買う気が起きませんでした。
それで、他の店の皮や具が甘めのぶたまんを好んで食べている私です。
いろいろ用事を一度に済ませ、最後にそごうの地下でおやつを買って帰りました。
ファクトリーシンのまごころーるです。
普通の幸せ^^を味わいました。
5月の光と風にはバラがよく似合います。
ところが今年の5月はよからぬ風が吹いてしまいました。
バラをめでるどころではない事態です。
新型インフルエンザの国内発生です。
神戸で味わった困惑(――混乱とは言いたくありません。静かですから)を、
他の都市に引き継がせたくありません。
メキシコは別としても、なぜ、アメリカやカナダやでの発症傾向や対策を視察・学習してきて、
国民に正確な情報を提供してくれなかったのでしょうか?
どうも、政府の発表やメディアの放送の仕方は、恐怖をあおったような気がするのです。
水際で防いだ防いだと、大いばりで。
次は死者が出ていないとでも自慢するつもりですか?
用心するに越したことはありません。
でも、過度な規制と発症者と、学校関係者を罪人扱いするような一部の方たちの発言や行動を
許せない気持ちです。
写真は、昨日用件を何件かまとめて済ますために出かけたとき撮りました。
がらがらのデパートの屋上と、利用する駅のそばにあるバラ園のバラです。
マスクをしたまま^^でも、バラのいい香りがしました。
その時ですら、平日の午後とはいえ、映画館はガラガラでした。
神戸が新型インフルエンザで、大変なことになった今、映画館の入りが心配ですが、営業は続けています。
映画館って、お客さんがいなくても途中から入ってくる人のために20分は上映するんだそうですよ。
ところで「ミルク」です。
いつも、観たい映画は何本かあるのですが、その日にタイミングが合ったのがこの映画でした。
まずこれから観ることになったかあと思ったのは、自分では持っていないつもりでも、少し偏見があるのでしょうか?
米国史上、初めてゲイであることを公表して公職についたハーヴェイ・ミルクの、銃弾に倒れるまでの最後の8年間を描いた映画です。
ショーン・ペンが今年のアカデミー賞主演男優賞、ダスティン・ランス・ブラックが脚本賞をとっています。
脚本賞受賞の映画が面白くないはずはないですね。
ニューヨークで出会い、一緒にサンフランシスコで暮らした20歳年下の恋人役、ジェームズ・フランコ素敵でした。
男性の出演者がほとんどの中で、活動を手伝ったアン役の女優、アリソン・ピルがとってもチャーミングでした。
マイノリティーの声を無視しないというところで、日米の国民性の違いを感じます。
ミルクが最後の8年間を過ごしたサンフランシスコに、その同じ時代のサンフランシスコに、私も2日間だけ^^足を踏み入れたことがあるのだと思うと、懐かしい気持ちがわいてきます。
(写真はgoo映画から借用しました)
スーパーのお豆腐のコーナーで、以前ほど豆腐が「おら、おら・・・」と呼び込みしてないのだけれど、しっかり存在感はある、男前豆腐店の豆腐さんたちです。
先日、久し振りにのぞいて、手にしたのがおかんの豆腐。
「こおり水でキンキンに冷やして ポン酢で食す日本の夏」というのがキャッチフレーズです。
濃い豆腐の味がして、食べ応えがあって、おいしいので、リピートしていただいてます。
新型インフルエンザの患者が急激に増えている神戸です。
夕方のスーパーの買い物客、特に女性はほぼ全員マスクをしています。
お店の方はもちろん全員マスク着用です。
でも、誰もが普段どおりの日々の行動をしようとしています。落ち着いてます。
キャンキャン、恐怖をあおるような記者会見より、正確な情報とどう行動するのがいいか、報道してくださいね。
大阪は北区扇町にある関西テレビのスタジオで扇町寄席の公開録画を観てきました。
扇町寄席は関テレ8chで、月2回、もしくは3回、日曜日の早朝に放送されています。
桂南光さんと月亭八光(はちみつ)さんの司会で、落語よもやま話と、落語一席が紹介されます。
南光さん、八光さんのよもやま話と落語は別録りで、この日(5/12)は若い落語家さんの開口一番と5人の落語家さんの噺を聴いてきました。
演目は次のとおりです。
桂雀太さん(開口一番)道具屋
大きい(体格がね)落語家さんです。
笑福亭生喬さん蔵丁稚
笑福亭鶴二さん竹の水仙
桂千朝さん肝つぶし
桂雀松さん替り目
雀松さんは気象予報士としてもおなじみです。
桂染丸さん豊竹屋
染丸さんの話しぶりはよどみなく、格調高く、大学の教授のようにもみえました。
昨日5月17日には笑福亭生喬さんの蔵丁稚がすでに放送されたんですよ。
蔵丁稚は「仮名手本忠臣蔵」四段目の「判官切腹の場」を取り込んだ芝居噺。落語聴くのもいろいろ知ってなきゃいけないようです。
噺のまくらは歌舞伎役者にかかる、大向こうからの掛け声のこと。大阪には珍しくきれいな地名「美章園」に住む生喬さんに「美少年」と声がかかるとか・・・。
公開録画といっても、観客が映るのはせいぜいこの程度。笑い声も実にささやかに、でも、ツボでしっかり入ってます。
日本一長いという天神橋筋商店街です。南北2.6kmあるそうです。
この写真を撮ったのは午後8時半ごろ。
JR大阪天満宮駅方面に向かいながら、食べ物屋さんをさがしてウロウロしてるところです。
お好み焼きゆかり天三店に入りました。
材料はこの店オリジナルが多いみたいです。
私が注文したのは九条ねぎ焼き。牛すじ肉の味がしっかりしました。
もう一方は豚玉です。
焼いたのはお店の人。みごとにまん丸です。
九条ねぎ焼きはソースではなく、ポン酢でいただきました。
関西テレビが近いからか、タレントさんの色紙がたくさん貼ってありました。
来たてホヤホヤは榮倉菜々さんと瑛太さん。
「余命1ヶ月の花嫁」のキャンペーンですね。
TBS系だから、関テレには行ってないでしょうけど・・・。