自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

芸歴三十周年記念・桂かい枝独演会

2024-11-28 | 落 語

昨日なんばグランド花月で、桂かい枝さんの芸歴三十周年記念独演会を聞いてきました。

娘の友人のつてでチケットが買えて、娘がプレゼントしてくれました。
大阪難波で終演が21時30分ということもあって、大阪に1泊、翌日は美術館に行こうというプランをたてました。

まずホテルにチェックインしてから難波に向かおうと乗ったタクシーの運転手さんが、「昨日はロザンの宇治原さんをお乗せしました」と。
私が「大阪・梅田駅周辺はロザンが"道案内^^"してるところだよ」と夫に話しているのを聞きつけたからでしょう。

そう言えば、前日はそのコーナー(録画)が流れる生放送があった日で、ロザンの2人が出演していました。

宇治原さんが座ったシートに翌日座ったことに大きな感慨はありませんが、縁があった^^わけだし、うん、嬉しい気持ちがなくもない、かな。

 


独演会の出演者と演目はー
人形浄瑠璃文楽座:二人三番叟
  天下泰平や国土安穏を願う祝祭的な演目です。
 なんばグランド花月で文楽が演じられたのは初めてだそうですよ。
桂かい枝:ハル子とカズ子
 かい枝さん自作の新作落語です。
桂二葉:看板の一(ピン)
 探偵ナイトスクープの女性探偵でも^^あります。
笑福亭鶴瓶:青木先生
 鶴瓶さんの高校時代の現国の先生がモデルの噺で「私落語」だそうです。
 鶴瓶さん声が少しかすれてて、私の耳も遠くなってるし、よく聞き取れなかったのが残念。
桂かい枝:芝浜
 もとは江戸落語、さまざまなバージョンがありますが、かい枝さん、熱演を涙で締めくくりました。


難波界隈は22時近くなっても、まだまだ大勢の人通りです。その中に外国人のなんと多いこと。

 

 

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NGKだよ。なんばグランド花月だよ。

2024-11-27 | 落 語

芸歴三十周年記念日 桂かい枝独演会を聞きに、なんばグランド花月に来ました。

 

かい枝さんの落語をちゃんと聞いたのは初めて。
彼のことを知ったのは、英会話番組ででした。
それから何年経ったでしょう。

ゲストは笑福亭鶴瓶さんと桂ニ葉さん。

かい枝さんの「芝浜」、熱演でした。

 

 

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第十七回 神戸おこし亭

2024-11-15 | 落 語

11月14日(木) 神戸国際会館大会場で第十七回神戸おこし亭

三ノ宮南まちづくり協議会主催の落語会に行ってきました。
神戸おこし亭と名付けられた落語会です。常連客も多く募集とほぼ同時に、定員200名いっぱいになったそうです。




出演者と演目はー
笑福亭喬明:牛ほめ
 ソプラノの声が美しい、女性噺家です。
 この日はお茶子さんも担当していました。
 若手がよくやるマクラは、
 あ・あくびをしない
 い・いねむりしない
 う・うろうろしない
 お・おもしろくなくても笑う
 おはオチを先に言わない っていうときもあります。
 「牛ほめ」はポピュラーな噺なのですが、普請の専門用語などが出てきて、意味が分からない私は与太郎と同レベルです。
桂米紫:兵庫船
 大きな声で滑舌よく熱演してくれました。
林家花丸:ちはやふる
 在原業平の歌「ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれないに 水くくるとは」の
 迷^^解釈の噺です。
 花丸さん美声で、しゃべるのが天職のような、よどみない展開でした。
桂雀三郎:わいの悲劇
 小佐田定雄作の新作落語です。
 若いのに自分を「わい」という青年の父親の趣味は能、母親は歌舞伎、姉は浪曲、わいは吉本新喜劇、妹は宝塚歌劇。そんな家族のもとに日本通のアメリカ人、マリア・パンプキンが泊まりにきて、てんやわんやという噺。
雀三郎さんといえば、ヨーデル食べ放題です。CDがリリースされてから30年は経つというのにいまだに笑いのネタになっているのはお見事。
大阪環状線・鶴橋駅の発車メロディーになっているそうですよ。

神戸おこし亭、今回も充実してました。

 

 

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露の都 芸歴50周年記念ウィーク

2024-04-08 | 落 語

4月6日(土)神戸新開地・喜楽館で 昼席公演
露の都 芸歴50周年記念ウィーク


ほぼ1と月前、大阪は中之島会館で聴いてきた、大好きな噺家、露の都さんの落語。

この日(4/6)は神戸・新開地・喜楽館で露の都50周年記念ウィークの5日目に出かけてきました。

出演者と演目はー
(開演前の一席)笑福亭喬明:動物園
 可愛すぎるトラでした。
露の瑞:時うどん
 都さんの4番弟子、出待ちして「弟子にしてください」と声をかけたら、一発で「ええよ」と。
 拍子抜けしたほど、寛容な都師匠です。
桂慶治朗:いらち俥
 昨年11月に「NHK新人落語大賞」の大賞に輝いた実力派。
笑福亭たま:寿限無
 ショート落語を何本かやって観客を笑わせてから「寿限無」。
桂吉弥:試し酒
 またの名を徒然亭草原(つれづれていそうげん)という。「ちりとてちん」は17年も前のNHK朝ドラ。

 仲入り

旭堂小南陵:露の都物語 その6
 この日は都さんの一番弟子だった露の雅さんとのこと。
 2017年に35歳で亡くなった雅さんが残してくれたドラとカネを大切に使っている。
松旭斎天蝶:和妻・宝箱 
 手品です。衣装の蝶の振袖は都さんからいただいたそう。
露の都:花嫁御寮
 新作落語は桂三枝さん作です。

落語と結婚したから結婚せえへんと言いながら2度の結婚で子ども6人、孫9人。
誰ともため口の都さんはファンサービスもフレンドリーです。


上方落語の定席寄席「神戸新開地・喜楽館」の支配人は朝日放送テレビアナウンサーだった(仕事はまだ続けている)伊藤史隆さん。
寄席のチケット売りや、能登半島地震の義援金集めにも奮闘していました。


終演後、夕方の湊川公園を歩いてから、三宮に出ました。

 

 

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噺家五十年 露の都十八番 ゲストに柳亭市場

2024-03-10 | 落 語

3月9日(土) 中之島会館で露の都十八番 

出演者と演目は―
露の都:金明竹
露の紫:つる
露の都:夢の酒
柳亭市場:片棒

中入り

露の都:船弁慶


大好きな噺家、露の都さんの芸歴50周年を記念した独演会に出かけてきました。
間をあけて3日間ずつ6日間で計18席という超ハードなスケジュールの5日目に行ったのですが、その疲れもネタにしつつ、いつも通り明るく元気で前向きな姿勢は私の憧れの女性です。年下だけれどね。

この日(3/9)も演目ごと着物を着替え、熱い熱い落語を聞かせてくれました。

ゲストは東京から柳亭市場さん。大阪場所直前とあって、美声で相撲甚句や都々逸も披露しました。
市場さんは落語協会の会長、以前からファンだったので、嬉しい高座でした。

2度の結婚でお相手の連れ子も含め6人の子持ちになった大阪のおばちゃん噺家はお客さんともすぐ仲良しになるようで、口演後も気さくに写真撮影に応じていました。
この写真は近くに居た方の求めに応じてポーズされていたのを、横入りでシャッターを押したものです。



そうそう、隣りの座席のおばちゃんがチョコを2つくれました。
ありがたくいただく、私も関西のおばちゃんです。

 

今日はプレイボールからゲームセットまで、初めて観戦できたオープン戦の阪神・巨人戦。
阪神タイガース
今日も勝てませんでした。9戦9敗、大丈夫かなあ。

 

 

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1/5 神戸新開地喜楽館・昼席 新春公演

2024-01-11 | 落 語

1月5日、神戸新開地喜楽館で新春公演を聴いてきました。
私のお気に入り、露の都さんと桂福團治さんの両巨頭^^が出演する日でした。


出演者と演目は―
(開演前の一席 桂九寿玉(くすだま):看板のピン)
露の瑞(みずほ):時うどん
 うどんのすすり方が師匠(都さん)にそっくり
林家菊丸:湯屋番
 1人入っていた小さい男の子に大うけ
豊来家板里:太神楽
 神社発祥の芸能です。初めて見ました。
露の都:初天神
 子ども6人、孫9人、総勢21人が大晦日に集まったという幸せな人
 タメ口でごめんやでって。

 仲入り

桂九雀:お公家女房
桂福丸:がまの油
桂福團治:蜆売り
 船場の冬の人情噺。子どもの蜆売りの「あさり~、しんじみ~」の口調がかわいい。
 客席の男の子は反応なし。でも、最後までおとなしく聞いていました。
 

お正月の寄席でしたが、満員とはいかなかった客席でした。ケラケラ楽しそうに笑うご婦人と、おばあちゃんと聞きにきた子どもの笑い声がいい雰囲気をつくってました。

 

 

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10/13 神戸新開地 喜楽館昼席

2023-10-17 | 落 語

10月13日、神戸新開地喜楽館で昼席を聴いてきました。
桂福團治さんが出演していましたから。



出演者と演目は―
(開演前の一席 桂福留:米揚げ笊〈いかき〉)
 〈いかき〉とは竹で編んだかご、ざるのこと。
 落語を理解するには学^^がいります。感謝。
桂鹿えもん:つる
 紅型のような着物で登場です。
 つるがつると呼ばれるようになった名前の由来
笑福亭喬介:犬の目
 出囃子は幸せなら手をたたこう。
桂朝太郎:マジック
 着物着て、座布団に正座してするマジックは初めて観た。
 マジックというよりも、コントだね。
桂米二:代書
 履歴書を代書屋に頼むが無茶苦茶な経歴にあきれ果てる。
 オチが分かりにくいはなし。

 仲入り

桂出丸:ふぐ鍋
 だまし、だまされ。
桂三幸:天井高い
 新作です。六代桂文枝の弟子。
桂福團治:蜆売り
 扇子1本で62年。働いてるの口だけや。遠慮しないで寝てちょうだい。
 何度聞いても味がある。蜆売り、何度聴いてもシジミならぬ、しみじみ。

 

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9/22 神戸新開地 喜楽館昼席

2023-09-23 | 落 語

9月22日、神戸新開地喜楽館で昼席を聴いてきました。
推しの露の都さんが出演している週だからです。

 

出演者と演目は―
(開演前の一席 笑福亭笑有:桃太郎
桂健枝郎:天満の白狗
 健枝郎さんは噺家にしては珍しく^^、長身でハンサムな青年。
 セクハラ発言でした。乞うご容赦。
 人間に生まれ変わる真っ白な犬の噺
桂團治郎:看板の一(ぴん)
 だまされたけれど、だませなかった博打噺
桂三馬枝:真心サービスおじんタクシー
 新作。時まさにタクシー運転手不足時代。
 高齢運転手をモデルに。
露の都:堪忍袋
 都さんは結婚2回、子ども6人のパワフル母ちゃん。出てくるだけで、おもしろい。ごめんやで。

 仲入り

笑福亭瓶吾:はなうた
 レギュラー出演しているFM宝塚の笑福亭瓶吾と愉快な仲間たちのあるコーナーことをおもしろおかしく紹介。
ソフトクリームさわむら:ほがらか音楽
 プラスチックのたらいと掃除道具と荷造りロープを使ってのジャズ。
 客席中央に座った男性2人が少しも反応せず、困ってました。
桂小春團治:花筏
 おおトリです。
 提灯屋の巨体の徳さんが体調不良の大関・花筏の代役に立つ。
 ちょうど、秋場所中なのでタイムリーな演目。
 花筏を聴いたときはいつも場所中だったかも。

平日の昼席で客の入りは3~4割ほどだったかな。

 

今夜(9/23)、神宮での阪神・ヤクルト戦は出塁をあまりムダにすることなく、9-3で勝ちました。
岡田監督、大竹投手をはじめ、選手をよくほめた今夜の勝利でした。
わらし姉妹はどこにいても見つけちゃいます。

 

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神戸新開地 喜楽館昼席へ。

2023-04-10 | 落 語

4月6日、久し振りに神戸新開地の寄席、喜楽館の昼席に出かけました。
私の推し、桂福團治さんが出演していたからです。

3日から9日の1週間はお花見ウイークと銘打っていました。

出演者と演目は―
(開演前の一席 桂福留:桃太郎)
桂文路郎:転失気 
 てんしきとはおならのこと
笑福亭智之介:鉄砲勇助
バルーンシュウ:バルーンパフォーマンス
桂吉弥:隣の桜
 賑やかに花見の音曲入りです。

 仲入り

笑福亭岐代松:天王寺詣り
 難しい言葉が多いし、オチの意味もよく分からないのですよ。
桂三河:お忘れ物センター
 吉本興業社員は6000人。「47都道府県に必ず1人は吉本芸人が住む」活動をしていて、秋田県に3年住んだそう。
桂福團治:百年目
 上方落語の重鎮。お年を召しました。

演目はその日の観客層を見て決めるということに(一応)なっていて、寄席には演目が分からずに出かけるのですが、この日は仲入り前の吉弥さんが「隣の桜」、トリの福團治さんが「百年目」と発表されていました。
福團治さんの「百年目」もう2・3回聴いています。
別の噺も聴きたいなあと思いつつ、人情噺に引き込まれます。

春休み中のお子さんが何人か客席にいて、真剣に落語を聴き、バルーンパフォーマンスを楽しんでいました。
よしよし。

開場前の一番太鼓は開演前の一席で「桃太郎」を演じた桂福留さんです。
ビリケンさんならぬメリケンさん

高座から見える位置に掛けられた時計は演者に時間を知らせるものです。
兵庫区役所前、湊川公園の大楠公像

 

 

 

 

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花詩歌タカラヅカ in KOBE

2021-07-19 | 落 語

7月17日(土) 神戸新開地・喜楽館で花詩歌タカラヅカ in KOBE



先週は宝塚三昧^^の週でした。
火曜日は宝塚大劇場で正統の^^宝塚歌劇観劇。
金曜日のオペレッタ「メリー・ウィドウ」では宝塚星組のトップスターだった香寿たつきさんの「すみれの花咲くころ」をフルコーラス聴けました。さすがの歌声でした。
で、土曜日は神戸新開地・喜楽館で宝塚ファンの噺家さん、芸人さんたちによる「花詩歌タカラヅカ in KOBE」です。




さて、花詩歌タカラヅカ、前半は浪曲と落語で4席、後半はなりきり宝塚歌劇ショーでした。ショーは真剣に演ずる^^ドタバタ。
私としては仙台で開催されていたオールスターゲーム第2戦も気になるところでしたが、宝塚好きっていう方たちの思い入れ深い舞台を観るのも貴重な経験でした。

 

 

 

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