8月21日(火) 兵庫県立芸術文化センター 小ホールでインダ・プトゥリ アンクルンコンサート曲目は―
タウベルト◆タウベルトの子守歌
ヘンデル◆サラバンド
夏の思い出~日本の叙情歌~ (インダ・プトゥリ編曲)
山田耕筰◆赤とんぼ
モーツァルト◆トルコ行進曲
グサン◆ブンガワン・ソロ
宍戸睦郎◆トッカータ
小林秀雄◆落葉松
アルビノーニ◆アダージオ
福島雄次郎◆セリョ坊主
長妻完至◆アンクルンのための組曲 竹物語「かぐや姫」 (インダ・プトゥリ編曲)
ベートーヴェン◆交響曲第5番 「運命」 (インダ・プトゥリ編曲)
ほか
演奏は
インダ・プトゥリ/
新谷たか枝さん、
渡辺玲子さん、
田村照代さん 賛助出演
ASSMのみなさん
アンクルンは
インドネシアのジャワ島西部バンドンの竹で作られる
竹楽器です。基本の形はオクターブ違いの2本の竹が一組となって1音が作られます。
楽器アンクルンを見たのも聴いたのも初めてです。インドネシアの素朴な民族楽器がここまで工夫されて、ベートーヴェンまで演奏されるなんて、驚きでした。
竹が素材ですから、安定した音を表現するのはさぞかし大変だろうと思いました。
実際、私はCDで聴くより、パフォーマンスとして見聴きした舞台のほうが楽しめました。
(ネットにあったアンクルンです。何本かずつ手で持って合奏することが多いようです)
これもネット上で、この日おもに低音部を演奏した、田村照代さんの画像を見つけて貼りましたが、こういう形で吊って演奏するのは世界中でも日本だけだそうです。
そして、このアンクルンを取り付ける器具を考案したのが、インダ・プトゥリの代表の新谷たか枝=アンクルン(HN)さんのお父さまだそうです。
この日はアマチュアのアンクルン合奏団ASSMが賛助出演して、トッカータを演奏したのですが、そのときのアンクルン(HN)さんの指揮が情熱的^^でした。
両手が踊り、腰をくねらせ、身体全体が揺れていました。
アンクルン(HN)さんはパワフルで、チャーミングで、
温かいハートのもち主です。
MCをご自分で全部なさって、そうおっしゃってましたので確か^^です。
聴衆がアンクルンを試奏するコーナーがあったのですが、私に回ってこなかったらガッカリという場面で、隣りの方がゆずってくれました。
アンクルンさわりたいオーラを感じ取ってくれたのでしょう。
アンクルン(HN)さんの指揮で
モルダウを奏でられました。楽しみました。
アンクルン(HN)さん、
竹のトレモロ素敵でしたよ。
終演後、ロビーでCDにサインをいただき、握手したのは私^^です。
(楽器アンクルンと区別するために、アンクルンさんには(HN)をつけました)