6月末に行った村上もとか展。その時の京都小旅行の中で、一番楽しかった京都国際マンガミュージアムでの展覧会でした。
マンガに詳しくない私でも、テレビドラマの「仁」は毎週観ていました。村上もとかさんの原作です。
『村上もとかが夫婦で歩く欧州★アジア260日の旅』は会場に展示されていて、読みたいと思っていました。
2016年の発行ですから、図書館ですぐ借りられ、他に予約者もいなかったので、2週間延長でき、ゆっくり読み、絵をながめることができました。
「仁」の連載を終え、仕事を整理して、
第1章:2011.7.6~12.2 ヨーロッパ①
第2章:2012.1.15~3.12 アジア
第3章:2012.4.4~7.1 ヨーロッパ②
の旅に出ます。
途中、息子さんや兄弟が合流したりする、自由な旅です。
日付けから分かる通り、2011年の3月、東日本大震災が発生しました。
いろいろ思い煩うこともありましたが、村上さん夫婦は1番目の訪問地パリに向かいます。
村上さん夫婦が訪ねた地のほんの少しは私も行ったことがありますから、懐かしい思い出がよみがえりました。といってもそれは半世紀近くも前のことだったりしますから、鮮明ではないんですけれどね。
村上さんの旅からでも10年以上経ち、世界は安定するどころか、そこここでひび割れ始めています。
気候にしろ、感染症、政情、治安にしろ物騒で、特に行ってほしい若い人たちに、海外旅行は薦めにくいです。
世界中が平和であってほしいとつくづく、思いますね。