あ~あ、ドブログ復活、2月中にはならずでした。
コンサート記録を残しやすかったのに・・・。
ということで、こちらに今月行ったコンサートを・・・。
●2月7日(土)
神戸新聞松方ホールで、松方ホール音楽賞授賞式・記念コンサート
受賞者と演奏曲は―
特賞:
上野星矢さん/フルート
プロコフィエフ◆フルート・ソナタ
音楽賞:
入川舜さん/ピアノ
スカルラッティ◆ソナタ、アルベニス◆「イベリア」第3集より エル・アルバイシン
音楽賞:
菊本和昭さん/トランペット
ヒンデミット◆トランペットとピアノのためのソナタ
音楽賞:
堀江牧生さん/チェロ
カサド◆無伴奏チェロ組曲
音楽賞:
山田愛子さん/メゾ・ソプラノ
フォーレ◆「ヴェネツィアの5つの歌曲」作品58より、
ドヴォルザーク◆「ジプシーの歌」作品55より
奨励賞:
川原慎太郎さん/ピアノ
西村朗◆アリラン幻想曲、 ショパン◆即興曲 作品51
奨励賞:
奥谷睦代さん/ヴァイオリン
ラヴェル◆ツィガーヌ
奨励賞:
岡村哲朗さん/トロンボーン
デュファイ◆バッハ風に、 サルツェド◆協奏的小品
クラシックの若手演奏家を顕彰する賞として、多くの実力ある音楽家を広く世に報せ、活動を応援してきた、松方ホール音楽賞。
今年の大賞受賞者は
フルートの上野星矢さんでした。
名前からしてスター性があります。
今年20歳になる上野さんは東京藝大生。フランス留学が決まっています。上野さんは昨年10月、
第8回ランパル国際フルートコンクールでも優勝を果たしています。
これは聴かねばと楽しみにしていました。
音楽賞を受賞した
チェロの堀江牧生さんはまだ、音高3年生。
おおらかで物怖じしない雰囲気がそのまま、ゆったりとした音に表れていました。
他の若い受賞者たちも、いずれ大きな舞台で活躍するだろうと、予想できる逸材ばかりです。
客席は受賞者の関係者が多いようで、高揚した空気が満ちていました。
●2月12日(木) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで長原幸太~饒舌なヴァイオリン ヴァイオリン/
長原幸太さん
ピアノ/
鈴木華重子さん
曲目は―
プーランク◆ヴァイオリン・ソナタ《ガルシア・ロルカ》の思い出
マスネ◆タイスの瞑想曲
サン・サーンス◆序奏とロンド・カプリチォーソ、
ヴァイオリン・ソナタ 第1番
アンコールで
ドリーブ◆ピチカート
芸文センター恒例の
ワンコインコンサート。入場料は500円です。
2000人超の客席が午前・午後の2回公演とも満席です。
この日は午前・午後2回聴いた方が多いようで、ご自分の人気のほどに、長原さん、ご機嫌で
MCも饒舌に^^こなしていました。
私が座ったのは2階の一番後ろ。
ヴァイオリンの音がちょっと遠いなーとは感じたのですが、
長原さんの陽気な音はしっかり聞こえてきました。
500円は超お得。ツーコインでも、座席はしっかり埋まりそうです。
●2月15日(日) 神戸文化ホール大ホールで六甲フィルハーモニー管弦楽団 第27回定期演奏会 曲目は―
モーツァルト◆交響曲第35番《ハフナー》
伊福部昭◆SFファンタジー第1番
ブラームス◆交響曲第1番
アンコールで
ブラームス◆ハンガリー舞曲第6番
指揮/
遠藤浩史さん
神戸文化大ホールをほぼいっぱいにして、気持ちのいい演奏ができたでしょう。多分、団員のお子さんさんだろう子供の声が客席からあがるのはアマオケの宿命かもしれませんけど・・・。
伊福部さんのSFファンタジー第1番は「ダダダン、ダダダン、ダダダダダダ・・・」と、
ゴジラのテーマが入っているのですが、何本かの映画音楽を組み合わせ、編曲して、交響作品として完成させたものです。
打楽器や管楽器がたくさん加わり、大編成で演奏されました。
団員が多勢集められるのも実力があるからこそですね。