8月26日、フェリシモが主催する第244回神戸学校に参加してきました。今回のゲストはご自身が言うに、「フルーツ活動家^^」の中野瑞樹さん。
会場はデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)。
参加者は230人ほどで、会場は満席状態でした。
中野さんはこのところ、メディアによく登場されているようですが、私が初めて知ったのはローカル情報番組の「よ~いドン!」でした。
ネットで検索したところ、2014年の11月でした。
どんな人で、どんな講演内容だったかというのは、私が記事に起こすより、パンフレットによくまとめられているので、神戸学校のページをコピペしました。
8月の神戸学校は、『体を張るフルーツ研究家』 中野 瑞樹さんがゲストです。『マツコの知らない世界』『林先生が驚く初耳学』『中居正広のミになる図書館』『天才てれびくん』など、TVにも多数出演されています。世間では「フルーツの食べ過ぎは体によくない」と言われますが、フルーツの体に及ぼす影響を、自分の身を以て調べようと思い立ち、 2009年から、フルーツを中 心に果実だけの食生活実験を続けています。今では果実の新しいライフスタイルを築かれ、海外メディアからも注目されています。
一方で、フルーツにまつわる、さまざまな疑問を解消するために、2003年にフルーツと健康について独自調査を始めました。さらに、2013年からは、消費者でありながら、 フルーツの生産流通や安全衛生の実地調 査も続けています。 フルーツにまつわる様々な誤解を解くために、2004年より始めたフルーツセミナーは、講演も合わせると300回以上になります。
現在では、医学系の海外論文や専門書を精読調査し、機関紙『和歌山の果樹』への連載、ラジオ番組『フルーツステーション耳寄り情報!』のレギュラー出演など、”フルーツ健康学”の専門家として活躍されています。
「果実だけを食べて生活をしている」と聞くと、たいていの人は「なんと風変わりなことを!」とか「こっそりと他の物を食べているのでは?」 などと思うことでしょう。実際、「体に悪そうな極 端なことは早くやめるべきだ」「お金にもならないフルーツ実験など愚かだ」などの批判を回りからずっと受けてきました。 しかし、ある思いから、仲間も指導者もいない中、たったひと り、命がけの実験を試行錯誤で続けています。現在まで、 健康診断で悪い数値は出たことがなく、むしろ医師が驚く数値が出ています。
8月の神戸学校では、健康や美容とフルーツにまつわる話はもちろん、 氾濫する健康情報への対処法、 中野さんがなぜ東京大学の教員を辞め、果実だけの食生活をするように なったのか、さらには知られざる果実生活の中身に至るまで、世界で唯一の『体を張るフルーツ研究家』ならではのお話が盛りだくさんです。
食欲が落ちる時季なので、当日はみなさまとフルーツを楽しむ時間も設けます。どうぞお楽しみに!
会場では聴衆の笑い声が絶えない、大変盛り上がった講演になりました。
ただ、みなさん、中野さんと同じように、フルーツだけで生きていこうなどと考えることはまずなさそう^^です。
でも、フルーツの効用を充分理解することはできました。
講演の帰りにフルーツを買って帰る人が確実に増えたはずです。
フルーツというと、デザートに食べる甘い果物を連想してしまいますが、中野さんはトマト、ナス、キュウリなどの果菜類とクリは食べているそうです。
水、お茶お酒の類も米やパンも一切摂らないそうです。もちろん、肉、魚などもね。
沢山の方々が講演後買っていた著作にサインをいただいたときに、空腹感はないんですかとお聞きしたところ、「ありません、でものどの渇きは時々ありますね」とのこと。
水分もフルーツから摂るのです。ううっ、私だったら辛すぎる。
ただ、フルーツから摂れない塩分だけはぬか漬けや塩だけを使って作った梅干しから得ているんですって。
日本人のフルーツの消費量はとても低く、ヨーロッパはもちろん、東アジアでも北朝鮮より下位にあるそうです。
高血圧に悪い、糖尿病を誘引するなどということは根拠に乏しいそうです。
世の中には水以外摂らない不食の人もいるそうだし、青汁だけで生きている人もいるんですよね。
私には真似できないことは確かです。
休憩時間にいただいたのはナシのなつひめと皮ごと食べられて種無しのシャインマスカット。