自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

そして、バトンは渡された(文藝春秋)~瀬尾まいこさん

2019-05-31 | 花・木・実・いきもの・自然

2019年の本屋大賞に輝いた本です。
本屋大賞受賞の作品は読んで、「さすが!」ということが多かったから、すぐ図書館にリクエストしました。
なんと予約800人待ち。

 

まぁ、このごろは図書館人気が高いので、仕方ないなぁと待つつもりでいたら、娘が買ったとのこと。
後輩に回したいので、すぐ読んでねと言われて読みました。

読後10日ほど経っているので、記憶はだいぶ薄れています。
年寄りの^^もとい、一くくりにはできませんね。私の^^読書は読むのが遅くて、忘れるのは速い。

主人公の優子は産みの母親が亡くなったあと、血のつながらない親の間をリレーされて、4回も名字が変わる経験をします。
家族の形態は17年間でなんと7回も変わります。

その、血のつながらない親たち誰もが彼女に深い愛情を注ぎます。
親だけじゃなく、彼女をとりまく大人たち、伴侶になる男性も半端なく優しくていい人たち。

ありえないほどの、優しい人たちに囲まれた成長物語は文体や語句も易しく、小学生でも読めそうです。

作者の瀬尾まいこさんはご自身のお子さんと、教師時代に接した生徒たちのかわいさに違いはないと語ります。
そんなきれい事ばかりじゃない世の中だと、みんな知っていながら、このストーリーを否定することはできません。

 

 

 

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人食いザメと金髪美女ー笑う横尾忠則展

2019-05-30 | 展覧会

横尾忠則現代美術館人食いザメと金髪美女ー笑う横尾忠則展を観てきました。
会期は8月25日(日)まで。

 

現代美術館の横尾さんの企画展にはほぼ皆勤だったのに、ここ2回ほどはタイミングが合わずに行くことができませんでした。
今回の企画展は5月24日の開会式と内覧会にたまたま参加できたので出かけてきました。
館長と兵庫県知事は所用があって不参加。
副館長、副知事の挨拶のあとにスピーチに立った横尾さんは、お2人のスピーチの方が面白いと出席者をクスリと笑わせてつかみはオッケー^^。

横尾さんが書くもの、語る内容にはよく、三島由紀夫さんとのエピソードが出てきます。
この日も三島さんと一緒にタクシーに乗っていたときのはなしを紹介してくれました。

君と僕には3つの共通点があるよね。
1つは土着を否定するところ。(これは私にはよく意味が分かりません)
2つめは2人ともブラックユーモアを理解するところ。
3つめは君とオレの腕は細いよね。

三島さん、よほど横尾青年^^を気にいっていたんでしょうね。
三島さんがこの世を去って、もうすぐ半世紀です。

難聴だの物忘れが激しいだの身体のあちこちに不調が出ているだのと、SNSで発信している横尾さんのお若いこと。とても80歳を超えているとは思えません。

 

私は横尾さんの作品を観て、笑うことはないけれど、面白いところを探して面白がっています。
アンリ・ルソーの絵のパロディ、梅原猛作、二世茂山千之丞演出の「スーパー狂言」三部作の装束や道具の展示は見応えがありますよ。


(撮影可はごく一部です)



美術館近くで見たサツキ

 

 

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六甲高山植物園の花々

2019-05-29 | 花・木・実・いきもの・自然

ヒマラヤの青いケシクリンソウの群生のほかにも、可憐に咲く花々を見てきました。

六甲高山植物園東入口を入ると、樹林区にあるホウノキには平たい花、トチノキには尖った花がついています。


フタリシズカ


サラサドウダン


ベニドウダン


ドウダンツツジ



モチツツジ


ミヤマキリシマ




ヤマツツジ


ムラサキツリガネツツジ

 


オオバオオヤマレンゲ


シライトソウ


ハンショウヅル


アリマウマノスズクサ


ニッコウキスゲが咲き始めていました。
一日花です。


ノハナショウブ(白花)


ヒオウギアヤメ


リクニス・フロス・ククリ


オキナグサ(花後の種子)


シコタンハコベ


ヒメシャガ


エンコウソウ


ハナイカダの雌花、雄花

 

 

植物園西入口を出て、オルゴールミュージアム方面へ。
ミュージアムに向かう道が整備されていました。


カキドオシ


ヤブウツギ


タニウツギ

 

(5/27撮影)

 

 

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ヒマラヤの青いケシ、クリンソウ@六甲高山植物園

2019-05-28 | 花・木・実・いきもの・自然

ヒマラヤの青いケシクリンソウが見頃という新聞記事を読んで、六甲高山植物園に行ってきました。

山上に向かうケーブルカーには外国人さんも多く、公共交通機関を利用して、逞しく日本観光を楽しんでいるようです。

 

11:00からと、14:00から園をまわる花のガイドを受けられるので、時間調整を兼ねて山小屋カフェエーデルワイスで期間限定の六甲ブルークリームソーダをいただきました。

 

ヒマラヤの青いケシは5年前にも、見に行ったとブログに残っていますが、株がずいぶん増えていました。
1500株あるそうで、屋外展示では西日本唯一の場所になるということです。

 

ほとんどが澄んだブルーですが、薄紫や白い花もありました。

 

もう一つの群生は湿生植物区に咲くクリンソウです。
6000株あるそうです。マゼンタをメインに、こちらもたくさんの色が見られました。

 

(5/27撮影)

 

 

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神戸大学交響楽団 Summer Consert 2019

2019-05-27 | コンサート・音楽・宝塚

5月25日(土) 尼崎アルカイックホールで神戸大学交響楽団 Summer Concert 2019

曲目はー
リムスキー=コルサコフ◆「皇帝の花嫁」序曲
シューベルト◆交響曲 第7番 〈未完成〉
ドヴォルザーク◆交響曲 第8番

アンコールでー
ドヴォルザーク◆スラヴ舞曲 第2番

客演指揮:髙谷光信さん
学生指揮:礒部慎之介さん

 

団員130名と、層の厚い恵まれた神大オーケストラは大正の時代にその源を持つ歴史ある学生オーケストラです。

シューベルトのあまりにも有名な〈未完成〉とドヴォルザークの8番、いわゆるドヴォ8^^で、その実力をいかんなく発揮してくれました。

ホールの最寄り駅、阪神電車の尼崎駅のホームから見える尼崎城は平成31年の4月築城^^。
夜の方が神秘的で立派に見えます。

 

 

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テレビ桟敷

2019-05-26 | 社会・時事

日本ダービー観て、阪神・DeNA戦観て、大相撲の千秋楽観て、中日・ヤクルト戦観て・・・。
テレビ桟敷が暖まりっぱなしの日でした。


NHKのアナウンサーがトランプ大統領が一般の方々と握手してるとコメントしたけど、金美齢さん、目立ってましたね。
何も言わなければたまたま知人と誘い合って来ていたと思えるのに、「あら、買い占めた席もらったのかしら?」と疑っちゃいますねー。

これからのこと考えたら貴賓席のほうがよかったんじゃないかなぁ。

 

阪神ガルシア完封勝利。その調子でこれからもよろしく頼みます。

 

 

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沖縄土産

2019-05-25 | 食べもの・飲みもの

1泊で沖縄に行ってきた娘が、山のようにお土産を持ち帰りました。

 

職場関連へのものも含んでいるようだけれど、大部分が我が家あて。
沖縄のお菓子は形といい、味といい、素朴なものが多いみたい。

北の国^^のお洒落で複雑な味わいにはなかなか出合えません。
でも、それがお国柄。何でもおいしくいただいてます。ありがとう。

 

追記
いやはや、家用というのは聞き間違いで、行き先はあるのだそう。
半分ガッカリで、半分よかった~ホッという気持ちです。

 

 

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西宮交響楽団 第111回定期演奏会

2019-05-24 | コンサート・音楽・宝塚

5月19日(日) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで西宮交響楽団第111回定期演奏会

曲目はー
グラズノフ◆祝典序曲
ラフマニノフ◆ピアノ協奏曲 第2番
 ピアノ:武岡早紀さん
 アンコールでー
 リスト◆献呈(シューマン)
ストラヴィンスキー◆バレエ組曲「火の鳥」 1945年版

アンコールでー
ストラヴィンスキー◆バレエ組曲「火の鳥」
 1919年版より〈終曲の賛歌〉

指揮:横島勝人さん

 

 

この演奏会も若い演奏者をピアノソロで迎えた演奏会でした。

西宮交響楽団は、第111回という定期演奏会の回数からも分かるとおり、長い歴史のあるアマチュアオーケストラです。
HPを開くと、1953(昭和28)年発足とありました。

ピアノソロの武岡さんは、地元兵庫県立西宮高校音楽科出身で、東京芸術大学大学院在学中です。

写真撮影OKということで撮った「火の鳥」のステージです。
立派な編成ですね。

   

 

 

 
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紫陽花、アジサイ、あじさい

2019-05-23 | 花・木・実・いきもの・自然

1970年に神戸市民の花に認定されたアジサイ
交配しやすい性質だということで、色、かたち、大きさ、花びらの枚数など、さまざまなアジサイが街角を飾っています。

できれば、自然の中のアジサイを見て歩きたいところですが、まず街なかのアジサイを撮ってみました。

 


花と緑のまち推進センターの展示室では素朴なヤマアジサイやゴージャスな園芸種のアジサイが5月26日(日)まで展示されています。 

 

 

 

(5月初旬から5/21にかけて撮影)

 

 

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ドリーム・コンチェルト

2019-05-22 | コンサート・音楽・宝塚

5月18日(土) 兵庫県立芸術文化センター大ホールでドリーム・コンチェルト

曲目はー
モーツァルト◆歌劇「ドン・ジョバンニ」より
 序曲 管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
 〈ぶってよ、マゼット〉 ソプラノ:内藤里美さん
 〈シャンパンの歌〉 バリトン:池内響さん
 二重唱〈手を取り合って〉 内藤里美さん、池内響さん
モーツァルト◆クラリネット協奏曲
 クラリネット:持丸秀一郎さん
モーツァルト◆歌劇「フィガロの結婚」より
 〈訴訟に勝っただと!〉 池内響さん
グノー◆歌劇「ファウスト」より
 〈宝石の歌〉 内藤里美さん
ドヴォルザーク◆チェロ協奏曲
 チェロ:加藤文枝さん

指揮:本名徹次さん

 

若手アーティストとPACオーケストラが競演する年に一度の"ドリーム・コンチェルト"です。
若々しい歌声と、意外に聴くチャンスの少ないコンチェルトを生きのいい若いアーティストの演奏で聴くことができました。

若いからいいということではありません。
声量や声の若さ、楽器を操るテクニックの高さは若いから可能と、言えるときがあります。

楽しい演奏会でした。

 

 

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