今日、思わぬことから
ERで、診療を受けました。
夕方娘と散歩していたら、3・4匹の
シーズーが突進してきたのです。
そのうちの一匹が、私の左のふくらはぎを
ガブッ。
「イタッ」私は飼い主に
「かまれましたよ」と叫びました。
「かんだんじゃありません。ぶつかったんです」と飼い主。
ジーンズをめくりあげると、犬がぶつかった(?)ふくらはぎはみるみるうちに青くなって、血がにじんできました。
散歩どころではなく、近くの外科に行こうとしたら、あいにく水曜午後は休診です。
打撲治療も診察科目にある接骨院に行ったら、念のため総合病院に行ったほうがいいと・・・。
で、
救急外来初体験です。
診察、簡単な治療、化膿予防の薬代と薬局で購入したガーゼ、紙テープ合わせて、980円の支払いですみました。
健康保険のおかげです。
きのう
マイケル・ムーア監督の
シッコを観てきたばかりです。
先進国で唯一国民健康保険制度のないアメリカでは6人に1人が無保険で、毎年1万8000人が治療を受けられずに亡くなります。
ところが問題なのは民間の保険に加入している人でも、
なんくせとしか思えない理由で保険金の支払いを拒否されるのです。
支払い不許可の裁定を多く出した、保険会社お抱えの医師にはボーナスが出たりします。
事故で指2本を失った人が、両方の指の治療を受けられず、安くすむほうの指だけ手術したり、骨髄移植のドナーが見つかっても、保険金が下りず、治療を受けないまま亡くなった事例も出てきます。
引きかえ、
カナダ、イギリス、フランスでは基本的に医療は無料で受けられます(と映画では表現されていました)。
日本では医療費の自己負担がだんだん増えてきています。
介護保険は民間に丸投げされています。
民でできるものは民でと、○○の一つおぼえのように、叫ぶ人が出てこないように祈りたい気分です。
それにしても映画に出てくるアメリカ人、20kgの減量に成功したという、マイケル・ムーア監督をはじめ、病気の人まで
巨体ばかり。
もうちょっと減量、考えたほうがいいんじゃないかしら?アメリカ人。
って、あんたに言われたくないって?
犬に
ぶつかって病院行き、なんて・・・。
そういえば、
厄年だったんだわ。
(3枚目の写真はgoo映画から借用しました)