マイタのブログ

新潟県新潟市西区鳥原2595-8 前田商店 TEL 025-377-6327・FAX 025-377-7981

余計なことかもしれませんが、

2013年03月10日 | 酒 2013年

 ちょいと大型ホームセンターまで買い物に行ったついでに、食品売り場も覗いたりして。今やホームセンターもショッピングセンターやスーパーマーケットも大型ドラッグストアも、置いてある商品はボーダーレス化しておりますので、専門性の強いものでなければ何処に行っても ひとつの建物内でおおよその用事は足りてしまうので便利ですわねぇ。

さて、食品売り場では来週の「にいがた酒の陣」に合わせて特設コーナーが設けられておりました。そこで目にした驚きの光景・・・

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なんと金鶴が。しかもこのお値段、さらに「広告の品」表示。 加藤社長が見たらビックリされることでしょう。なんでそこに?・・・と。

いろいろな業種でもあることと存じますが、お酒の世界でも「特約店制度」というものがありまして、酒蔵さん(酒造会社)と正式に契約した酒屋でなければ取り扱えない銘柄があるのです。「金鶴」もそのひとつでして、新潟市内では現在三軒の酒屋さんで販売されております。 まぁそれは置いておきまして、どのように入手されたか存じませんが、本醸造が2,780円というのはいささか・・・ お酒に詳しい方ならば「本醸造でそんなに高いの?」とおっしゃると思います。

お酒の品質と価格のバランスがとれているかどうか、お酒呑みの方々にとっても私ども酒屋にとっても重要事項ですからね。「この価格で これほど旨いとは!」というのが理想でありまして。

ということで、本来の価格はこちらです。

http://maitasake.com/newpage3.html

よそさまの営業妨害をする気などございませんが、お客さんにご迷惑がかからぬようご案内申し上げます。

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寒い夜ですし、

2013年02月24日 | 酒 2013年

 毎日ブログを更新しておりますので、過去の記憶を辿るためのツールとしても活用できて結構重宝しております。ちょうど一年前のブログには「鼻炎が出まして・・・」などと書いてありました。花粉の時期が早かったのかな?今年は今のところ何ともありませんわ。

 と言うことで・・・

Photo

 今晩は ちょいと血管を若返らせに行ってきます。家で飲むのが好きな私ですが、外で飲むのも好きなのです。

      ただの飲兵衛か・・・

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身近に居たりして・・・

2013年02月19日 | 酒 2013年

 「日本酒で乾杯推進会議」という組織があるのは存じておりました。ただ、よく分からない故に特に関心を持つでもなく、しかし尊敬する秋山裕一さんや小泉武夫さんの名がそこにあることが気になっていたことは確かなことでして。

 で、ようやく会員登録しました。003

             これが会員証です。

 会員になったからと言って私の生活が変わることもありませんし、会費も無しですから とりあえず寄せていただこうとの軽いノリですわ。

  こちらは会員証の裏面。

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 会員№と氏名を隠す必要などないのですが、なんかカッコ良さそうに見えるような気がしてモザイク処理を。及ばずながら上記の三ヶ条は地道に実践しております。小さな力でもたくさん集まれば大きな流れをつくりだしますからね。この会に入るかどうかは問題ではありませんが、この会員証を持つことで 誰かと協力しているとの使命感というか、連帯感みたいなものを感じることは出来るかもしれません。

ということで、詳しくはこちらをご覧くださいませ。→http://www.sakedekanpai.jp/index.html

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奮起室(ふんきむろ)にて候

2013年02月12日 | 酒 2013年

2  やっぱり荒れてましたね。予報ではそのように言ってなかったはずですが・・・

 しかしフェリーに乗ってしまったからには今さら後悔しても始まりませんし、先のことを考えて行きましょう・・・船酔いしないようにしながら。

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 そして無事到着。例により佐渡の加藤酒造店さん(金鶴醸造元)に。

 今回は新しい麹室(こうじむろ)での作業の様子を見せていただこうとの目的です。

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 新しいサーマルタンクの脇を抜けて階段を上がると・・・

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 このような光景が。

 画像下方に見えますは発酵中の「もろみ」です。企業秘密は無いと思いますが、杜氏のマサルさんにお会いできなかったので、どこまで喋っていいかの了承をいただいておりません。

ということで、解説は無しで。

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この周囲はとても良い香りが漂っております。

 さらに上階の本丸へ。

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 おっと、すでにこの状態。

この奥が麹室なんですが、ひとまずここで撮影を。

これは蒸したお米に麹菌を繁殖させた、いわゆる麹(こうじ)と呼ばれるもの。この麹の役目は 主に後の工程で別に蒸したお米を溶かしてデンプンを糖化させ、酵母がアルコール発酵を行うための準備をすることです。

室(むろ)の中では麹菌が繁殖し易いように室温を30℃ほどに保ち、麹の種菌を振りかけた蒸米を広げたり大きく丸めて布で包んだりして、約2日かけて麹菌が蒸米にいい具合に喰い込むようコントロールします。

ここは室温が3~4℃かな?広げた麹に筋などの模様をつけるのは、表面積を大きくして品温を下げ、乾燥しやすくするためです。

詳しくはマンガ「夏子の酒」をお読みください。

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 麹室の中の作業を撮影させてもらおうと思ったのですが、流れで麹造りの作業を手伝うことになり、写真はここまで。

何年ぶりかの仕事は「難しい」のひとことですわ。室温が高いのと珍しく真剣に働いたのとで汗ダラダラでした。酒質に悪影響が出ないようにとの緊張もありましたし。

 そうこうしているうちに夜になり、相川の焼鳥屋さん「金福」で蔵の人たちと一杯。有名なお店で入れないこともあるそうですから 美味しい焼鳥を堪能しながら語り合えたのは幸運でしたね。

        ・・・補足ながら、私は酒屋ですからお酒を買っていただくのが仕事です。 

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風はやわらかく・・・

2013年02月08日 | 酒 2013年

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 昨日の朝の空、こりゃ荒れそうだなぁ・・・ と思っていたら案の定、佐渡では春一番が吹いたそうで海は大時化。

昨年の暮れから品切れしておりましたお酒が蔵出しされる予定なんですが、船が欠航しては海を渡ることは出来ませんわな。 相手が自然現象では我慢するほかないか・・・

そんなふうに自分に言い聞かせておりましたが、無事に届きましたわ。 ホッ・・・

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 大変長らくお待たせいたしました。

   佐渡産酒造好適米・五百万石100%の純米酒 金鶴「風和(かぜやわらか)」

           1.8? 2,600円 ・ 720ml 1,350円 ・ 300ml 550円

                                      よろしくお願いいたします。

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観光施設にて。

2013年02月02日 | 酒 2013年

 うちから車で5~6分の道の駅「新潟ふるさと村」まで、お酒のイベントの視察に・・・ 駐車場が混んでて少々手間取りましたが、思ったよりは簡単に入れましたわ。

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15の蔵の方々が試飲販売を、その他の蔵からはお酒だけ提供されて、イベントスタッフが販売なさってました。

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 こちらが「その他」のコーナー。人間の習性だと思いますが、横一列に陳列されていると どうしても真ん中に人が集まってしまうようで… ひと気が少ない両端に並べられているお酒をよく見たら、なんと見慣れた銘柄ですこと・・・左端は県北の、右端は離島のお酒です。奇遇ですな。

どちらも宣伝が苦手な蔵元さんですから不思議ではありませんけども、「酒の陣」の本番では黒山の人だかりができるのです。近寄っていって教えてあげたいくらいですが、ここは我慢のしどころですな。

 この催しは明日もやるようですので、お酒好きの人は 話のタネに覗いてみるのもよろしいのでは?

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程よく熟すまで、あと少し。

2013年01月22日 | 酒 2013年

 一部では日本酒消費量の下げ止まりがささやかれるようになり、それを証明するかのように 新潟のお酒は少しばかり上向きになってきたそうで。 そのおかげで、品薄状態の酒蔵さんも少なくないのだとか… お客さんにご迷惑をおかけしない限りは嬉しい話ですわ。

 さて、こちらは長らく品切れでご迷惑をおかけしております 金鶴の純米酒「風和(かぜやわらか)」、2月の7日ころに入荷する見込ですので 今しばらくお待ちくださいませ。

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                    只今 酒蔵内で熟成中です。

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些細な隠しごと

2013年01月18日 | 酒 2013年

 昨日の内容と繋げようと思ったわけではありませんが本日も酒粕のお話しを。

と申しますのも、在庫が少なくなったので新たに仕入れた金鶴の酒粕、店の冷蔵庫に並べようと段ボール箱を開けた瞬間 えも言われぬ芳香が・・・

               (こりゃ  吟醸だ・・・)

 ってことで、仕事が終わる時間を見計らって杜氏のマサルさんに電話をすると、

              「あぁ 大吟醸の粕ですよ。」  って、あっさりと。

 普通の粕と同じ袋、同じ量で価格も同じ。 なのに中身は大吟醸の粕・・・。 いいのかな?

ま、考えてみたら以前もそんなことがありましたから驚くこともないんですが。純米の粕のときもありましたし。

 そのようなことで、香りのよい酒粕が入りました。これは使ってみねば・・・

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 余談ですが、昨年の秋ごろから金鶴に関するお問い合わせが増えました。ありがたいことです。12月などは毎日と言っても過言ではないほど知らない方からお電話いただきまして。これは当店だけの話しではないようで、実は暮れから醸造元の加藤酒造店さん蔵の中の純米と大吟醸の在庫が無くなってしまい、2月ころまで出荷が出来ない状況なのです。お客さんの気持ちを変にあおってはいけませんので黙っておりましたが、当然ながらウチの在庫も心細いのであります。  (~_~;)

 おすすめのお酒が評価していただけるのは酒屋冥利に尽きますが、どんなものであろうとも良いときばかりではありませんから、有頂天にならないように気をつけねばなりませんわ。これからもどんどん向上していくお酒ですし。

 それでは皆さま、今後とも佐渡の金鶴をご支援のほど よろしくお願い申し上げます。

 

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米の顏

2013年01月07日 | 酒 2013年

Photo  米余りの時代などと言われながらも、実は酒米が不足している地域もあったりして・・・ なかなか思うようにはいかないものですな。

こちらは新潟県の代表的酒米品種「五百万石」。

ごひゃくまんいし… じゃなくて「ごひゃくまんごく」です。そんな間違いは誰もしませんね。失礼しました。

とにかく、原料が足りなくてはお酒を造るにも支障がありますので、なんとかいい具合にいって欲しいものですわ。

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 きれいに精米し、水を吸わせた酒米。丸々と かわいい表情をしてますねぇ。この後 蒸されて冷されて、温かい室の中で種麹を降られて麹米になります。それから・・・ と、長くなってしまいますので本日はこの辺で。

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