昨日の閉店直後、千葉に居るはずのK平さんが奥さんと来て下さいました。山形から70㎝のプレゼントを持って・・・
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ビニール袋に入れて写真撮ったら分かり難いんですよね。そうと知りながらも既に冷蔵庫内ですので撮影のためだけに袋から出すのもなんですし。おおよその雰囲気さえお伝えできればと思いまして。
これほどの品を頂戴した上にお酒まで買ってもらい、せめてゆっくりしていっていただきたかったんですが、この足で千葉まで帰られるということでお茶も飲まずに行ってしまわれました。有難いを通り越して「申し訳ありません」ですわ。最高の酒の肴、合わせるお酒のタイプも幅広くて、私にとってはキング・オブ・魚の位置付け的存在・・・ 堪能させていただきます。
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さて、本日は日曜日ですので営業はしておりませんが、ご予約のお酒を取りにお客さんがいらっしゃいます。 このように店は閉めていても けっこう仕事してる時もあるんですよ。仕事があるのは幸せなことですからね。
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8月の5日と12日の日曜日は営業いたしますのでよろしくお願い申し上げます。
さてと、お盆が近いことですし また店頭に升を並べましょうか。その両者の間には特に関連はありませんが。
と言うことで、本日は金鶴の升をば。
汚れ防止に一個ずつ和紙で包みます。普通の包装紙や新聞紙などでも問題はないんですけど、中が見えないのは面白くありませんし、風情も感じられないですからねぇ。
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う~ん、檜の香りが漂って なんともよい気分。
こういう地味な仕事をコツコツやるのが根クラな私には似合っているようです。なんてのは笑えないジョークだったりして。
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いつものお酒を違う風味にしてくれるスグレモノ、それが檜の升。癒し効果もあるのではないかと勝手に思い込んでおります。
これまた冗談っぽく言ってますが満更でもないと思いますよ、天然木の芳香は身体に馴染みますから。
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ご近所の奥さんたちが農地を借りて家庭菜園をなさるそうで、有難いことに うちのかーちゃんもその一部を貸していただけることになりました。
かーちゃん張り切ってます。先ずは籾殻堆肥を使いたいと言うので、知り合いの農家のかたにお願いに上がりることに。(その役は私)
微生物に詳しいHさん、籾殻を堆肥にする作業は既にかなりの熟練。「微生物」、「発酵」のことについて尋ねるといろんなことを教えて下さるので 図々しくも たまにお邪魔してはお時間を割いていただいてます。最近は少し遠慮するように心掛けておりますけども・・・。
種類や役割は違ってもその二つのキーワードは我々の業界においても非常に重要な、というか何よりも大切な部分でもありますのでね。(本業は販売ですが)
研究熱心なHさんを持ってしても、「微生物のことなんて、まだまだ何も分かっていないくらい奥が深い」 そうですから、とてつもない可能性が秘められているような気がして興味深々なのですよ。逆に全て分かり切っていることなんて面白くないですからねぇ。
それはともかく、どのような作用があるのか楽しみですわ。などと言ってしまうと手伝う羽目になりますので、この発言は無かったことにしておきましょう。
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周囲に自然環境が広がっている恩恵と申しましょうか、コガネムシの類がけっこう飛んで来ます。その姿を見ていると 「♪こがねむし~は金持ちだ~♪」 と、つい歌いだしたくなったりして。でも歌いませんよ、私は。 う~ん、だってこの歌ってなんか暗い感じがするし。全然お金持ちっぽくないし。いえね、決してケチつける気はないんですけどね。
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でも蔵 建てたんだよな・・・ やっぱりお金持ちなんだわ。そんなあなたには大吟醸がおすすめです。
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毎年恒例の「呑み切り」に、村上の宮尾酒造さんへ。当然の如く本日は車では行けませんのでJRにて。
ご存知の方も多いとは思いますが、「呑み切り」とは貯蔵している清酒を検査するために呑口(のみくち)を切って(開けて)酒を出し、鑑定することなのです。
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これが呑口。ようは貯蔵タンクの出し口ですな。
ここから出した原酒を、かっこよく言えば鑑定して今後の変化を予想するのです。が、正直申しまして秋以降に蔵出しされるころには思い描いていた通りになるとは限らないので、あくまでも現時点での状態を確認するといったほうが的確かと・・・。
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呑み切り中の画像が無くて恐縮ですが、念のために自粛させていただきました。花・月・雪・純・吟撰・・・と、もちろん其々に良さがありましたが、特に大吟醸の【B3007】と【B3021】が私の好みであったとだけご報告申し上げます。
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その後は懇親会で素晴らしい料理屋さんへ。
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さすが城下町、感じいいですねぇ・・・
美味しいお料理と、それに勝るとも劣らないお酒の数々に大満足して帰って来たのでした。
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まことにありがたいことに、この「マイタのブログ」を宣伝して下さる方々のお陰でアクセス数が増加しております。
以前申しました通り、このブログタイトルは「マエタ」を方言表記して「マイタ」と洒落てみたのですが、どうやらかなりお手数をお掛けしているようでして・・・。
素直に「前田のブログ」、または「まえたの・・・」くらいにしておけば検索される人が簡単にアクセス出来たのかなぁ? と、最近になって反省しております。すみませんでした。
でもまぁ、少しは遊びごころがあったほうが楽しいような、また素直じゃないところが私らしさを表現しているようで 本心では我ながら良いタイトルをつけたものだと自己満足しているのですよ。
兎にも角にも ここまで続けた以上、今さらタイトルを変更するのもいかがなものかと思い、これからも今まで通り「マイタのブログ」で行かせてもらおうと決意しましたので、ご支援のほど よろしくお願い申し上げます。
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余談ですが、数年前にスーツを新調した際、内ポケットの上に入れるネームの刺繍を「Maita」にされるところでした。間一髪で正しいスペルに直していただきましたが、ここまで来ると本当に正しいのはどっちなのかと不安になったりして。
方言は強し、ですな。
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いやぁ見事に生りましたねぇ、日当たりの悪い場所なんですが。食べごろですので冷やし中華の具にしましょうか・・・ などと何もしていない私が決めるわけにはいかないので、栽培者に一任します。
それにしてもこのところ雨が降りそうで降らない日が続いております。局地的には恐ろしい豪雨に襲われている日本列島、異常気象なのかどうか知りませんが、昨年の7月末は当地も避難勧告が出るほどの騒ぎになりましたので、なんだか落ち着かないんですよね。これから名物の「くろさき茶豆」の収穫期を迎えますし・・・
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普通に晴れて普通に降って、そんな虫のいいことを望むこの頃です。
今日は町内の納涼会、ただ私は仕事中の参加でしたので飲酒は無しで。(T_T)
枝豆も漬けものも、ウーロン茶でいただくのでは今ひとつ物足りなさを感じてしまうのが酒飲みの心理、でも目の前の甘露を我慢できるってことは こんな私でも少なからず理性が働いていると申しましょうか、アルコール依存症ではないという証明だと思えば気持も明るくなるのです。
モノは考えよう・・・ なるほど、すべてがそうできれば常に楽しく居られるんでしょうねぇ。不平不満が多い私には遠い道のりですが、これでも目指しているんですよ、一応。
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一年を通していつ飲んでも同じ味のお酒は酒蔵の技術力の高さを証明するものですから、それは安心につながります。一方、飲む時期により違った表情を見せてくれるお酒も、熟成の度合いなどによる酒質の変化を体感できる楽しさが捨て難いものなのです。
さらに季節商品にもそれぞれの長所がありますので、とどのつまり私の場合は「日本酒は旨い!」ということに落ち着くようで。
今であれば夏らしいお酒の最盛期、となると・・・
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〆張鶴 吟醸生貯蔵酒 でしょ。 このお酒、味も然ることながら300mlしかないところがポイントのひとつなのです。小さな瓶ですから冷蔵庫の中で場所をとりませんし、テーブルの上に置いていても野暮な感じがありません。
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これぞ夏向きの酒、お中元にもよろしいようで。
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