今日は最強寒波の襲来で昨日に引き続き路面凍結や吹雪による視界不良など、道路状況はかなり悪くなっていますので皆さんくれぐれもご注意ください。佐渡からの荷物も今日は入って来ないでしょう。
さて、
冬といえば日本酒。(当ブログでは冬以外でもですけど。)
日本酒といえば酒粕。
その名の通り日本酒を搾った後に残る固形物です。が、粕と呼ぶのは失礼なほど優れた発酵食品なのですよ。いつも言ってますけども。
たとえば、酒粕100gあたり
・ビタミンB1・・・レモン15個分
・ビタミンB2・・・りんご5個分
・ビタミンB6・・・ミカン16個分
・繊維質・・・りんご4個分
の他、美肌効果が期待されるセラミド・アルブチン・プロリン・リノール酸とか、
さらに100種類以上の酵素が含まれていると言われております。(日本食品成分表より)
かーちゃんが19年前に作った酒粕のチラシに書いてあったということは、それ以前から当店では酒粕オシだったワケですな。
そして毎年初めてのお客さんに「ところで酒粕ってどうやって使えばいいのよ?」と聞かれます。そりゃそうですよね、私だって酒屋をやってなかったらたぶん知らなかったと思いますもの。粕汁や甘酒にしたり、魚や肉の下ごしらえなどお料理に・・・なんて。ただ、板状の酒粕は溶けにくいのよね~~~って人は、我が家が常々やっている方法をお試しください。
ということで、これまた昔のブログ記事を引っ張り出して一部加筆して貼り付けます。2010年に書いたものです。
(ここから)
我が家で毎日実践している酒粕の食べ方をご紹介します。名付けて「さけ粕ディップ」。すでにご存知の方も多いとは知りながらも・・・
① 酒粕をキャラメル大に切り、小鉢に入れます。(3~4個が適量かな?)
・
・
・
・
・
② 水を少々*かけてラップを被せ、レンジで約2分。 *さけ粕の体積の10%くらい
チーーーーーンッ
アツアツです。お気をつけて。
・
④ ラップを剥がし、スプーンで潰しながら混ぜてドロドロにします。
あとはお椀に盛った味噌汁にお好みの量を入れ、溶いて食べるだけ。超カンタン粕汁の出来上がり!
豆腐、大根、あさり、ワカメ、筍 等々・・・
どんな具材とも相性がいいので重宝しますよ。冬場はこれで体ポカポカ、夏場はスタミナモリモリ。日本の発酵食品は凄いわ。
美味しいので我が家では一年中続けております。継続しているおかげかいろいろ効果が現れているような気がしますわ。どうあれ、続けるには手間のかからない食べ方がいいですよね。
(ここまで)
ということで、ここまでは体の中から効く話し、お次は体の外から効く話しをば。頑張って動画にしてみました。
寒い日はさけ粕風呂!の巻
どうでしょう? 臨場感あるでしょうか? 画的にはお風呂の湯気がもっと欲しかったのですがこのクオリティが今の私の限界です。それはいいとしてとにかく暖まるんですねぇ~。
それではここらでオチを。
【今が旬の酒粕あります!】
〆張鶴の酒粕 1㎏ 650円
金鶴の酒粕 1㎏ 400円
どちらも税込です。くどいようですが酒粕は日本酒を搾ったときに出るものですから日本酒の製造が終わる春には酒粕も終わっていくのです。長期保存したいかたは冷蔵庫に入れて置くといいですよ。
それでは、私はさらに内面から暖まるために
本日も日本酒で乾杯!(^o^)丿