「兵庫県のお酒を置いてるなんて珍しいですね。」・・・お客さんからそのように言われることも少なくないのですが、新潟の酒屋さんの多くは地酒ブーム後期くらいまで県外酒を棚に並べていたのですよ。贈答用なら兵庫・灘や京都・伏見のお酒を、晩酌用には秋田のお酒なども。それがかつてのお客さんのお望みでもありましたしね。
灘・伏見はもちろん、日本酒の歴史を見れば伊丹や池田、そして奈良など、時の酒徒たちが一度は飲んでみたいと切望した銘酒がそれぞれの地域には存在したのですから、それに勝るとも劣らないお酒が各地に伝承されていてもなんら不思議なことではなく、地元びいきが強い私が当然の如く新潟のお酒をおすすめしているといいましても、新潟には無い良さを持ったお酒であれば飲んでいただきたいと思うのが酒屋として正直な気持ちでもあるのです。
例えばこちらの大黒正宗。
写真右が「しぼりたて(生原酒)」で左は「なま酒(原酒)」、この二本は同じようで違い、違うようで同じ味わいを楽しんでいただけるお酒でして、それらを含め詳しいことは私なんぞが語るよりも地元神戸を中心とした酒屋さん、もしくは蔵元である安福又四郎商店さんのホームページをご覧いただければ感じて伝わるものがあるのではないかと存じます。 http://daikoku-m.com/index.html
もちろん、一番伝わる方法は飲んでいただくことですけどね。・
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昨日サボった分を取り返せるほどではないとしても、今日はいつもより少々早めに出発した朝歩き。時計も見ずにその時々で気の向くまま歩いているものですから 家に着く時間が毎度違ってしまいそうなものですが、思ったよりも私の腹時計は正確でして到着時刻の誤差はかなり少ないのです。
あの旦那さん、私が通るときはいつもあの位置で同じ姿勢ですわ。釣り竿が5本ほど見えますが釣れてるのかな? 右から3つ目、ちょいと他よりも背が高い屋根の下には簡単なテーブルと椅子が6脚・・・ カフェですな。きっと誰か来られるのでしょう。あそこに座ってコーヒーなんぞ飲んだらさぞかし美味しいことだろうと想像してしまいましたわ。
いいですよねぇ、河川敷カフェなんてのも。今度寄せてもらおうかな・・・
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総務省消防庁から本日発表された『消防法の一部を改正する法律の公布』http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/2406/240627_1houdou/01_houdoushiryou.pdfを読みました。文中「~その管理について権原を有する者に・・・」の行にさしかかったところで「権原?権限じゃなくて?」と、公の機関がそのような間違いを犯すはずもないのに疑問に思ったりして。
辞書を引いてすかさず納得、そういえば聞いたことがあったような言葉ですわ。こういう使い方をするのね。普段使う機会が無いのか、機会があっても使い方を知らなかっただけなのか定かではありませんが私の日常で登場することの無い単語でした。どうあれ自慢できることではありませんな。
本を読んでない証拠でもあるようです・・・ 反省!
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でも、やはり使う機会はあまりなさそうな言葉だと知りましたわ。
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先日、「よしかわ 杜氏の郷」で売られていた餅です。以前から話には聞いておりましたが実物は初めて見ましたわ。餅は言うほど好きなわけではないんですけど、この名称を見たら素通りは出来ませんでした。(と言っても買ってません。)全然関係ないのに これも職業病でしょうかね。
なんでも、昔あった「〆張」という種類のもち米で作った餅が美味しかったので また食べたい…ということで、長い間栽培されなくなっていた その〆張餅(米)を復活させたのだそうで。稲の背丈が高く栽培に手間がかかるとして敬遠されてきたのだとか、お酒の業界で同じようなお話しを数件お聞きしたことがあります。その経緯が話題になった酒蔵さんもありましたし。
このもち米も僅かな種もみから挑戦された「まぼろしのもち米」だそうですので、苦労が報われるといいですね。
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先の記事で「一粒万倍日」に触れた折、読み仮名をふってはご覧下さっているかたを馬鹿にしているようで失礼ではないかと思い漢字表記だけにしておったのですが、最近はかなり低年齢層も当ブログを覗いてくれているようですので「いちりゅうまんばいび」と書き添えておきます。確かに何も知らずにこの文字を見たら「ひとつぶ」と読んでしまいますもんね。誰より私自身がそうですし…。
「ひとつぶ300メートル」のキャッチフレーズで話題になった某甘菓子と混同されてもいけませんから・・・ なんて思ったりもしたのですが、よく考えたら今の子どもたちがそのような連想することは無いでしょう。それは要らぬ心配というもので。余談ですが その甘菓子の名称とも思われている社名は栄養素のグリコーゲンから来ているのだとか。おぉ、奥が深いですな。
話を元に戻します。くどいようですが今日と明日は「一粒万倍日」、しかも明日は大安ですから何かしないともったいないかも知れませんね。来月は8・11・20・23日が一粒万倍日。それぞれ大安・友引・先勝・仏滅とのことです。こういうことをかなり気にかけていた昔の江戸っ子は、そこからいろんな発想が生まれたりもしたのでしょう。私もよいアイデアが浮かぶように見習ってみますわ。 多分すぐに忘れてしまいますけども。
週一回の定休日といっても実は結構仕事してるものですから、今日のように何の予定もない日曜日は年に何日も無いのですよ。ということで夫婦連れで気の向くままにブラっとお出かけを・・・。
高速道路を使わず、呑気に車を走らせ新潟県南方、上杉謙信の春日山城跡へ。
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さすが山城、階段の次はまるで山道ですわ。日ごろ朝歩きしていて良かったと感じましたねぇ。
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どうにか本丸跡に到着、町が一望できますな。(お城の役割を考えれば当たり前ですね。)
天守台から臨むこちらの山々は富山県ですね?おそらくこの景色は当時と然程変わっていないと思います。上杉のお侍さんたちは あの山に何を感じたでしょう。
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続きましては林泉寺。すぐ近くなので移動は極めて楽ちんですな。
ここは写真だけということで。
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さて、お次は塩沢の牧之通りの催事を覗きに・・・ と言いたいところでしたが、時間的に厳しいと知り、それではまたノンビリと一般道で新潟市へと戻ることに。
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帰りの道中で吉川の「杜氏の郷」にて清酒購入。酒造好適米の王様・山田錦で造った純米酒。精米歩合90%の文字に魅かれましてね。首掛けに書かれたコメントは何処かで聞いたことがあるような気がしないでもなく。
晩酌にしっかりと唎かせていただきました。造った人にいろいろお聞きしたくなりましたわ。
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本日 かーちゃんから教えてもらって初めて知った「一粒万倍日」、一粒の籾が万倍になるという意味から仕事を始めたり開業したりなど ことを興すに良い日だそうで。繁栄をもたらすってことでしょうね。この歳まで知らなかったのは恥ずかしいことですわ。ちなみに今月は25・26日が一粒万倍日だそうで。
さてと、では週明けはチラシ配りに精を出してみましょうかね?万倍になることを夢に見ながら・・・。
あっ その前にチラシ作らなきゃいけませんわ。間に合うかなぁ~。
思うところありまして、ここ何日かお酒を断っておりました。
健康上の理由とかではありませんのでご心配なく。おのれがどれくらいの期間 飲酒せずにいられるか試してみたくなったものですからね。時々何かを我慢してみたくなるのは昔からの癖と申しましょうか、いささか変態っぽいですが、このように急な思いつきで行動するので周囲に迷惑を掛けてしまうこともよくあるのですよ。特に今回は かーちゃんに詫びねばなりません。酒飲み用の料理を拵えてくれようと食材を揃えてくれていたようですので・・・。
そろそろいいかなってことで今日は呑みますよ、宅呑みで存分に。
ちょっと前の週刊現代で佐渡特集があったと聞きましてん。それでは…と買いに行ったのですがどこにも無くなってましてん。 すみません、くいだおれ太郎はんのブログを読んでたらついつい言葉が・・・ http://kuidaoretaro.com/blog.html
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ということでバックナンバー(6月16日号)を取り寄せていただき無事購入。ペラペラ~っと頁をめくっていくと「前代未聞の袋とじ」コーナーの前にありましたわ、お目当ての記事が。
「りきすしさわた」のご主人・中野國広さん。りきさんと言ったほうが慣れててしっくりきますな。佐渡にお邪魔する度にほぼ毎回お会いしております(りきさんは金鶴の仕込水をお仕事の仕込みに使われるので、よく加藤さんの蔵に水汲みに来ておられまして)が、しばらくお店には伺っておりませぬ。行きたいんですけどねぇ~。http://blog.goo.ne.jp/1420165/d/20070814
「仕込み6時間、営業時間3時間」などと書かれておりますわ。確かにそんな感じだったような・・・ とにかく美味いんですよ。
金鶴の写真も載ってます。「加藤酒造」と紹介されておりますね。でも正確には「加藤酒造店」なのです。加藤酒造と書きますと新潟県内にある別の酒蔵さんのことになってしまうのですよ。細かい話で恐縮ですが、ここは大事なところでして。
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しかしなんですね、また佐渡に行かねばなりませんな。
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ちょっと前にNHKのテレビ番組中で『早起きしてオレンジジュースを飲むと頭が冴える』と言ってました。
脳のエネルギーになるのはブドウ糖しかないとされてますから、目覚めに糖分を摂取することで脳細胞にブドウ糖が補給されて活性化するという理屈は分かりますが、それならなにもオレンジジュースに限定しなくてもよろしいのではないかと…。 まぁ分かり易く説明するために一般的なものを持って来たんでしょうと思えば、いちいち突っ込む必要もないんですけどね。せめて『甘いもの』くらいに広く構えても良かったような気がしたものですから。
ちなみに私は毎朝の徘徊(ウォーキングとも言います)から帰るとヤクルト400を飲んでいます。これなら糖分どころか生きたまま腸まで届く乳酸菌シロタ株の恩恵をも受けられますし。
おかげさまで私の体型はスラッとスリム。カーヴィダンスの樫木先生が男性だったらこんな感じだろうと思えるほどの美しさなのですよ。某サプリメントのキューちゃんやヤマちゃんの努力も凄いと思いますが、失礼ながら目じゃないですわ。(実は栄養が足りてないだけなのですが)(T_T)
日本酒・和食・ヤクルト・・・ これが私の強い味方ですな。
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皆さん知ってますかシリーズ第3弾。
以前、山梨に行ったときに乗った列車「かいじ」。アルプスの少女の名に似てるような、博打系の漫画のタイトルのようなこの名称、不思議に思っていたのですが「甲斐路」と漢字で書かれると瞬時に納得したりして。な~るほどね。
http://blog.goo.ne.jp/1420165/d/20100405
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YouTube: かいじ101号 大月到着
・・・知らなかったのは私くらいでしょうかね。
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近くの子供会が廃品回収をされまして、我が家に空き瓶を持って来て下さいました。毎年この時期の恒例行事です。
失礼ながら決して世帯数が多いとは言えない地域ですが、これほど集まるのですからご近所さん同士の協力体制が整っていることがうかがえますわ。素晴らしいことです。一升瓶はほとんど地元のお酒の瓶、新潟といえどもこのような傾向はそれほど古くから見られたわけではないんですよ。まぁその辺の話はまた後日としまして。
分かり切っていたことですが、ビール瓶の数は以前と比べると著しい減少ですわ。今や自宅で飲むのは缶が主流ですからね。来客時にも缶からコップに注ぐのが然程おかしく感じられなくなってきたそうですし。ともすると缶ビールをそのままお客さんにお出しするなんてことも・・・ それはいささか極端な例でしょうけど、そもそも昔と違って人が訪ねて来て一緒に酒を飲む機会も少なくなってますからね。現代の若者がお酌の仕方など知らないのも不思議ではないのです。見たこと無いんですもの。
ただ、グローバルな環境になったことで以前よりも日本文化に関心を寄せて下さる外国のかたも増えておりますので、私らの年代以上に これから社会に出る人たちは飲酒の作法も知っておいたほうがよろしいかと存じます。難しく考えずとも池波正太郎さんの本を読むだけで かなり身につくと思いますけどね。
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空き瓶を数え終わって ふと目をやると、夏椿が今にも咲かんばかりに・・・
明日の早朝には開いてますな。
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