最近の携帯はカメラ機能も凄まじく進歩していますなぁ。
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息子がスマホで撮影した富士山、山中湖より。腕は無くとも機械が良くしてくれますわ。これでズーム機能が充実したら、もはやヘタなデジカメは居場所が無くなってしまいますね。
気軽に写真が撮れるのはいいことですが、撮影マナーを学ぶ場も必要になって来るかもしれません。食べもの屋さんのご主人の中には、撮影禁止と言いたいけれど そんなことしてブログで悪評を立てられては大変だからと遠慮していらっしゃるかたも居られるとかって聞きますし。
よかれと思ってやったことが、逆にご迷惑をお掛けするようなことは避けたいですから、私も気をつけねば…と思っております。
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先日、配達から戻った私にかーちゃんが話してくれたことです。
小学4年生くらいの女の子が二人でご来店。「すみません、これ捨ててもらえますか?」と、伸ばした手に持っていたのはお菓子の包み紙などが入ったレジ袋。どうやらスーパーかコンビニで買って公園で飲食し、ゴミ箱が設置されてないので あそこの店の人に捨ててもらおうということらしいです。
ささいな量ですから、手間にすれば面倒なことはないのですが、さて?
〈かーちゃん〉 〈女の子〉
「あなたが食べたの?」 ⇔ 「はい。」
「おうちに持っていけないの?」 ⇔ 「○△□*・・・」
「お菓子を買うとお母さんから叱られるの?」⇔ 「・・・」
「自分のお小遣いで買ったの?」 ⇔ 「はい。」
などなど、およそその子たちがどのような立場なのか聞いたうえで、
そういうときはどうするべきか、お母さんと相談してほしいとの願いを込めて
「おうちに持って帰って処分してね。」と述べたそうです。
それを聞いた私、道徳面を思えば問題あり… しかし処分してほしいと見ず知らずの酒屋に訴える行動力に感心したりして。
例えば家庭ゴミをコンビニまで持って行って捨てている大人の行為を見て育った子供たちだとしたら、かーちゃんの対応は理解してもらえないでしょう。
自分自身、気をつけねばならない点は多いと思いつつも黙っていられない、こんな酒屋は時代遅れなのかもしれませんが、多分こちらの考えが変わることはないですわ。
皆さんはどう思われます?
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熱心にお酒のことを学ぼうとしてくれる若い女性、Kちゃんが来てくれます。ありがたいと思いつつ、私の説明力の未熟さを知る機会にもなりまして・・・。「業界の常識は世間の非常識」という言葉がありますが、まさに我々にも当てはまりますわ。
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これを言ったら元も子もないんですが、そもそもここまで細かく分ける必要があるのでしょうか・・・?
酒税法が改正されるたびに表示義務項目もちょっとずつ変更になっているようですが、いっそのこと記載する項目は銘柄と醸造元だけにしてしまうってのはダメでしょうかねぇ?あとは酒屋が説明するってことで・・・ 時代に逆行しているということで却下されますな、間違いなく。
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隣りの空き地にて花を眺めて気分転換を。
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もっと分かり易い説明が出来るように努力しますので、Kちゃん聞きたいことがありましたらまた来てね。
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本日、配達先のお宅で発見・・・ 灘の「剣菱」とは こりゃ珍しいですな。いつころのものでしょう?
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ここ新潟は業界関係者をはじめとした沢山の方々の努力で、今でこそ酒どころと呼んでいただけるところまで来ましたが、かつては上方の酒が持て囃されておりましたし、「剣菱」と言えば仕込唄にもその名が出て来るほどの銘酒ですからね。きっとこの樽を前に皆さんが喉を鳴らしたことでしょう。
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灘に本拠を移す前は伊丹で酒造りをしていたそうで、その証とばかり「丹醸」の文字が誇らしげに・・・。元禄のころでしたら、これだけで価値が上がったことでしょうな。
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こういうのは楽しいですねぇ~。(^u^)
http://blog.goo.ne.jp/1420165/d/20121011
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久々に自分で予定を立てられそうな日曜日。朝の消防団の機械器具点検は然程時間もかかりませんし、夕方からのミーティングも気楽に出来るはず・・・ ではこの時とばかりに店の床のワックス掛けをば。生来 のめしこき(なまけもの)の私は、思い立った時に動かないと無駄にダラダラと過ごしてしまう性分ですのでね。
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作業終了。 年々キズや汚れが目立つようになって来ましたが、古くなれば傷みが出るのは自然の流れ、それだけ人の動きがあるってことですから喜ぶべきですよね。
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さて、例年のことですが連休中は日曜日のみ休ませていただきます。祝祭日は朝8時から夕方6時まで営業いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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ちなみに・・・
タイトルの「じょんのび」は、新潟の方言で「のんびり、ゆったり」の意味です。音の響きがロックバンドの「ボンジョヴィ」と似てますが、全然関連性はありません。 と思います。
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大事な地場産業である日本酒を盛り上げようとの思いからでしょうか、地元新聞で新潟の酒に関する特集の連載がありました。酒蔵さんの紹介から原料米、水、酵母とテーマは変わり、本日の「アルコール」をもって完結(?)。
アルコールって、酒類はみんなアルコールじゃん・・・ とのご指摘をいただきそうですね。ここで論じられているのは「醸造アルコール」なる代物でして、それを日本酒に添加していることについて賛否両論あるんですよ、あなたはどう思いますか? と、問題提起しているようなのです。〆張鶴醸造元の宮尾佳明社長の言葉できれいにまとめてあるように感じましたが、さて皆さんはどのようにご覧になられたでしょう。
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そういえば、菊水酒造さんの 「にごり酒・五郎八」は、平成18年の酒税法改正により「清酒」から「リキュール」へと分類が変わりました。先の醸造アルコールを含む副原料の使用割合の規定がそれまでの半分に見直されたのが原因で、昭和47年から慣れ親しんでいただいた味わいを変えるよりも、同じ製法を続けてリキュール扱いになることを選ばれたのでしょう。
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純米酒に非ずは酒に非ず・・・ と、過激な主張を唱える方の中からは、まさに純米酒以外(大吟醸や本醸造など)はリキュール表示にするべきだとの声も聞こえるようです。 この題材で議論が始まると面倒なのでここでは深く触れませんが、まぁ自然となるべき形に収まっていくと思いますわ。時間は要するでしょうけども。
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お酒を美味しいと思える環境さえ整えば 理屈は不要ですわねぇ。その環境づくりに尽力するのが酒蔵と酒屋の役目だと思いますよ、私は。
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先日、うちのジイさん(私の父親)のところにオレオレ詐欺から電話が来たそうです。随分あっさり撃退したらしく、まぁそんなものだろうと思いつつも、スジガネ入りの暴走老人を身内に持つ立場としては別の心配をせねばならないのですよ。
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話しのついでに・・・
うちのジイさん、齢78。 酒・タバコ・脂っこい肉料理・甘いお菓子が大好物。さらに野菜嫌い・運動不足と、テレビの健康番組で悪いとされている典型的生活を長年続けておりますが 全くもって健康体。50歳を目前に事故で入院した際、看護師さんから問診で平時の飲酒量を聞かれ、正直に言ってしまうと飲み過ぎだと叱られそうなので、かなり控えて「一日五合」と答え絶句された男。そのような人体見本が身近にある私がテレビを信用出来ないのも無理ないことなのです。
さらに話しのついでに・・・
私の孫ジイさん(祖父)に至っては、ジャリ運搬の人夫衆の親方をしていた働き盛りのころ、仕事中に一日二升の酒を飲んでいたと大叔父から聞いたことがあります。絶対ウソでしょという私に、自分が酒を買う役だったからよく憶えている…と、戦争帰りの生真面目な大叔父が言っていたので満更でもないと思います。「おまえのジジは 酒飲み過ぎて学校を辞めさせられた。」とも。(何の学校だ、そりゃ)
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ダラダラと一族の恥を述べてしまいましたが、私は違いますので信用して下さいませ。
飲み過ぎはいけないことです。でも、私が酒と健康について真剣に勉強しようと思ったのは、そのような人たちのおかげかも知れませんわ。
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(孫ジイさんの仕事着だった半纏)http://blog.goo.ne.jp/1420165/d/20091118
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ちょいとワケがありましてケーキを入手。一年前にお世話になったK美さんのお店のです。
携帯カメラで急ぎ撮影したのでイチゴの色合いがいささか実物と違うような気がしますがご了承くださいませ。ホンモノはもっと美味しそうですから。そのあたり私が食べものの写真をブログに載せたくない理由でもあるのです。作った人が見たときに、美味しくなさそうに写っていたらガッカリどころか怒りを覚えることさえあるかも知れませんからねぇ。
でもたまには載せたいとの願望もありまして、自主基準を設けて使わせていただいております。
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これは私自身に対する考えでありまして、人さまがネット上に食べものの写真を載せていることを批判しているわけではありませんよ。食に関わる友人知人が多いことと、自身も仕事柄 口に入れるものと無縁ではないことから用心しているだけなのです。
・ それはそうと、どれを食べようかな・・・
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って、私のためではありませんでしたわ。 (~_~;)
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