マイタのブログ

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技術の行方。

2013年05月02日 | 酒 2013年

 精米歩合につきまして、過去に取り上げたことがありました。お酒に興味のない方にはどうでもいい話題であり、かつ 理屈っぽくて嫌がられるのではなかろうかという気がしながらも、思うところあって書いたんですけどね。 実はその記事http://blog.goo.ne.jp/1420165/d/20071027へのアクセス数が結構多いんですよ。

その時の内容は例えやすい数字で構成しましたので精米歩合50%とか60%とかの話しでしたが、言うまでもなくそのずっと前から優れた精米技術がありましたので、当時でも大吟醸の多くは精米歩合35%くらい、もしくはそれ以上に削った山田錦を使っていたりしてましたわ。ひと昔前に流行った、俗に言うYK35(山田錦・協会9号酵母・35%精米)ってのも健在でしたね。

その後5年半の間にいろいろありましたが、今じゃ精米歩合も23%→19%→ と、恐ろしいレベルの競争になり、なんと現時点での最高は精米歩合8%なんてのがあるそうで。それに関しましては私がコメントすることではありませんけども。

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これ、うちでサンプルとして置いている精米歩合35%の山田錦です。私の指が汚れていて見苦しいので白黒画像にしました。

それにしても、酒造りにおける精米の意味とは・・・

醸造技術がもっと進歩すれば、ゆくゆくは「削らない競争」の時代がくるかも知れませんね。

 おまけにもうひとつ、過去のブログより。

http://blog.goo.ne.jp/1420165/d/20090121 2009/01/21

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