夏井地区の一番奥のほう、漁協の桟橋付近に、
第20番霊場奈留漁協夏井取扱所手前付近(左側)のゴミ箱があります。
ここも全身金網製の、隠し事がまったく出来ない、清廉潔白な霊場です。
相ノ浦湾はここ夏井のあたりの湾の出口でかなり狭くなっていて、向こう岸の南越もよく見えます。
ここには夏井の名称の由来にもなった「夏井の井戸」があります。
海岸すぐ近くで、船から直接ひしゃくで汲み取れるぐらいなのに、塩分を含まず、夏でも腐りにくい良水で知られている井戸です。
遣唐使船や交易船も、船の飲み水としてこれを汲みこんでいたと言われる、由緒正しい井戸なのです。
又、この水が良いために、夏井には美人が多いと言われています。(確かに納得する人もいますが、効果が無かった人も多数です)
もう今では廃止された夏井の保育所の裏に「天満神社」があって、大イチョウがそびえていました。
祭神の菅原道真公は鶏の鳴き声を嫌っていたようですが、何故か奈留島を歩いていてこの辺だけで鶏の鳴き声を聞きます。