島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

フーク命日

2024-07-26 | 犬のフーク

 本日7月26日(金)は、フークの命日です。

ほっておいた台所出窓に置いてる骨壺と遺影の周りも、少し掃除しました。

 満1歳になってたフークは、残念ながら盲導犬の試験に合格できなかったので、落第生を育てるには適してる我が家に、2002年1月に引き取られました。

 1歳4ケ月ぐらいの写真ですが、その頃から右股関節はちょっと悪かったようですね。

 どちらかと言えば猫派であった私たちを、すっかり犬好きにしてしまったフークは、奈留島にも一緒に行ってくれて、島では島内一賢い犬のレッテルも貼ってもらい、皆様に可愛がられ、私も「犬先生」と子供から呼ばれるようになっていました。

 奈留島の奈留病院官舎の定位置ソファーで、いつものように丸まって全裸で眠るフークです。

 福江島の富江に連れて行った頃には、もうあまり車にも乗らず、官舎の庭や近くを散歩するだけになっていましたし、死ぬ2ヶ月前ぐらいには、こんな座り方しか出来なくなっていました。

2015年7月26日、私が外来診察中に、家内に看取られて富江病院官舎で亡くなりました、14歳9ケ月です。

 私の人生にとっては、フークに会えたことは素晴らしい事でしたが、私の人生を良い意味で狂わせてくれたフークはもういませんし、家内は病人になりました。

 フークが天国で、ボールをくわえて疾走してることを祈ります。

コメント (14)
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