家内の友人から、新潟土産を貰いました。
「笹だんご」、てっきり「坊ちゃん」に出てくるので有名だと思いましたが、それは「笹飴」でした
餡を中に入れたもち米と上新粉の餅を、笹の葉に包んでイグサで結び、蒸してあります。
旧暦の端午の節句に、無病息災を祈ったり、田植えを終えたお祓いを兼ねて食べた、ハレの日の餅菓子で、粒餡の代わりに、レンコン・人参・小松菜などお惣菜を入れることもあるようです。
1個200円と、手間がかかりそうなのに安いです。
貰ったのは、1931(昭和6)年創業で、一番有名だと思われるこの田中屋本店の「笹だんご」です。
この店のマスコットはこの「あかねちゃん」らしいです。
そもそも「笹だんご」が新潟土産の菓子として有名になったのは、1964(昭和39)年の新潟国体開催の時のようですので、「坊ちゃん」は関係なかったですね。
いつものように断端を見せようと包丁を入れましたが、潰れてしまい噛んだより汚い写真になってしまいました。