
週1回だけですが、以前勤めていた病院のサテライト診療所でも働いています。
自宅からは自転車で15分もかかりませんが、地下鉄で行く時は、この御所の北にある相国寺境内を通り抜けていきます。

相国寺内に墓の有る伊藤若冲の生誕300年記念の展覧会が、同じくこの寺の中にある丞天閣美術館で開催されています。
東京の若冲展は4時間以上の待ち時間と報道されていましたが、日曜日の夕方でしたが、それほど混んでもいなく、ゆっくりと鑑賞できました。
65歳以上なら600円ですし、疲れない程度の量でもありました。

2000年頃から爆発的な人気を得た若冲は、京都錦高倉の八百屋問屋の跡取り息子、まだ島に行く前に京都国立博物館で開催された若冲展は、本当にびっくりするぐらい素晴らしかったですよ!
と、書きながら、若冲の「冲」の字がニスイであることに気づきました。
若冲;
老子の言葉「大盈(ダイエイ)は冲(ムナ)しきが若(ゴト)きも、其の用は窮(キワ)まらず」
(本当に満ち足りているものは、なかが空虚のように見えるが、
それを用いて尽きることはない)と言う意味だそうです。
絵のほかにはなにも出来なかった若冲にふさわしい雅号だそうですが、「大盈若冲」の言葉、言葉の意味はわかったようなわからないような感じです。
それと、沖と冲はあまり区別しないでもいいように書いてありました。
ブログを書く利点は、書くからには嘘ではなくと思い調べますので、勉強になりますし、今の世の中座ったまま調べられるのが良いです。
あとは、この知識をいつまで覚えていられるかですね。
調べて書いた昔のブログを読んで、そうだったと感心する時もある私ですので。

この展覧会は高校のミニ同窓会の一環として参加、さすがに京都の高校、絵の具屋さんや表装してる同窓生もいて、美術以外の専門知識をコメントしてくれるので、良い同窓会になりました。

この丞天閣美術館の庭にも、刈り込まれていないクチナシの花が、同窓生女子と同じように、枯れたまま落ちずに茶色のまま咲き続けていました。
返事
花水木さん:来年の誕生日はまだ活けそうですので、ゆっくり頑張ります。