島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

伊藤若冲展

2016-07-13 | 京都から
 
 週1回だけですが、以前勤めていた病院のサテライト診療所でも働いています。
自宅からは自転車で15分もかかりませんが、地下鉄で行く時は、この御所の北にある相国寺境内を通り抜けていきます。
 
 相国寺内に墓の有る伊藤若冲の生誕300年記念の展覧会が、同じくこの寺の中にある丞天閣美術館で開催されています。
 東京の若冲展は4時間以上の待ち時間と報道されていましたが、日曜日の夕方でしたが、それほど混んでもいなく、ゆっくりと鑑賞できました。
65歳以上なら600円ですし、疲れない程度の量でもありました。
 
 2000年頃から爆発的な人気を得た若冲は、京都錦高倉の八百屋問屋の跡取り息子、まだ島に行く前に京都国立博物館で開催された若冲展は、本当にびっくりするぐらい素晴らしかったですよ!
 と、書きながら、若冲の「冲」の字がニスイであることに気づきました。
     若冲;
老子の言葉「大盈(ダイエイ)は冲(ムナ)しきが若(ゴト)きも、其の用は窮(キワ)まらず」
   (本当に満ち足りているものは、なかが空虚のように見えるが、
     それを用いて尽きることはない)と言う意味だそうです。
 絵のほかにはなにも出来なかった若冲にふさわしい雅号だそうですが、「大盈若冲」の言葉、言葉の意味はわかったようなわからないような感じです。
それと、沖と冲はあまり区別しないでもいいように書いてありました。
 ブログを書く利点は、書くからには嘘ではなくと思い調べますので、勉強になりますし、今の世の中座ったまま調べられるのが良いです。
あとは、この知識をいつまで覚えていられるかですね。
調べて書いた昔のブログを読んで、そうだったと感心する時もある私ですので。
 
 この展覧会は高校のミニ同窓会の一環として参加、さすがに京都の高校、絵の具屋さんや表装してる同窓生もいて、美術以外の専門知識をコメントしてくれるので、良い同窓会になりました。
 
 この丞天閣美術館の庭にも、刈り込まれていないクチナシの花が、同窓生女子と同じように、枯れたまま落ちずに茶色のまま咲き続けていました。

      返事
花水木さん:来年の誕生日はまだ活けそうですので、ゆっくり頑張ります。
コメント (2)
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もう一度東京

2016-07-09 | 
 
 もう一度東京に行く用事があったので、日帰り旅。
3週間前の新幹線は、往復共に3列の窓際を取ったので、往復共に海側で富士山は見えず。
今回は2列側の窓際を取ったのに、あいにくの曇り空で、富士山はもちろんちらっとも見えず、伊吹山の山頂さえ雲の中でした。
 
 京都から新横浜は2時間と、けっこう早く、これなら途中はトイレにも行かずに済みました。
着いた横浜の駅のトイレは、どこもこんな風に壁にはめ込まれたような見慣れぬ小便器。
壁のオブジェようで、土地活用型でした。
 
 さすが大東京の参議院選、選挙ャXターにも候補者がたくさん並んでいました。
その後の知事選にもたくさん出そうですので、この看板も2回使えて便利活用型。
 
 前回予定していたが、時間が足らずに断念した多摩陵にも、高尾まで足をのばして、最後に残った大正・昭和の陵印を貰い、写真も撮って、天皇陵巡りの準備も進んでいます。
 詳しい紹介は、始まったら、天皇陵巡りで紹介しますので、今回はこれだけ。
 
 静かな御陵を歩いてる短い間にも、3~4回大きな爆音が空を覆いました。
立川の米軍基地の飛行機か?結構低空飛行です。
やかましいと、右翼は怒りそうな感じですが・・・・。
 
 ここの長く大きな参道にも、クチナシの枯れた花が満開でした。
良い匂いが満ちていましたが、クチナシってそんなメジャーな花なんですかね。

      返事
和さん:私も30前に、歌でクチナシを知りましたし、
    名前と実際の花が合致したのは、先日散歩で教えてもらってからです。
花水木さん:この様に関東の多摩のクチナシも八重でしたよ。
和・花水木さん:憶えていていただき、ありがとうございました。
    貰った鱧しゃぶセットと、同じくもらった名菓ひよこで祝いました。
コメント (1)
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クチナシの花

2016-07-06 | 京都から
 
 早朝の散歩で、道端に咲いている綺麗な白い花がクチナシと、家内に教えてもらいました。
朝早く見るせいもあって、白さがすがすがしく、一瞬お前のような花と言いそうになりましたが・・・・。
 
 気が付いて見ると、京都の街路樹として結構このクチナシが使われています。
クチナシの花、白い間は綺麗なのですが、枯れてきても茶色い花になったまま落ちずに、この写真のように残ってしまうのが惜しい、と家内は付け加えました。
 
 年とって茶色にしおれてしまっても、若い白い元気な花の中に混じってしがみついている、
   symbol7クチナシの 白い花
             お前のような~  花だああった
  思わず口すさんだら、オスを食い殺すカマキリが出てきて、びっくりです。

      返事
花水木さん:街に戻って、500円のケーキにも驚かなくなりましたが、
    500円の和菓子には、まだ慣れません。
あきぴーなっつさん:一緒に4人で新聞に写真が載った彼女ですね。
    まだ京都医療センターですか?
    私もJR藤森近くの老人ホームに週2回通ってますよ。
コメント (4)
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夏越の祓い

2016-07-01 | 京都から
 
 昨日で6月も終わり、今日から7月で、暑い暑い!
6月30日(木)は一日中働く日、病院横にある白峯神社に帰りに寄りました。
 
 6月30日は夏越の大祓い、京都中の神社で茅の輪くぐりが行われます。
左へ1回・右へ1回茅の輪をくぐった後、もう1回左へくぐり廻って、最後蘇民将来を唱えて真っ直ぐくぐるそうです。
  
 今日からは祇園祭も始まります。
祇園祭のちまきにも蘇民将来とお札がついていますが、貧しい兄の蘇民将来はスサノオノミコトに一度の宿を貸した為、茅の輪を腰に付けていれば災難を防げると言われ、以後一族は繁栄したそうです。
人に親切にしたら必ず良いことがあるのですよ、の教えですが、私の今までのように報いを期待して人や鳥に善行を施しても、何もご褒美はありませんね。
 
 6月はみなずき、水無月を食べる月ですが、さすがに京都です、仙太郎・鶴屋吉信・末富・光悦堂と、上等の水無月を食べました。
 
 土台のういろに黒糖を入れたり、抹茶を入れたり、葛で出来ていたりと、色々あってどれも美味しかったです。
 全部自分で買ったものではないので偉そうなことは言えませんが、京都の和菓子は美味しいけど高いですね!
 スーパーで売ってるような、ういろがつるんつるんの安い水無月も、私は好きですが。

         返事
花水木さん:ありがとうございます!
     お言葉に甘えて、丁度京都の歳時記のような話にしました。
コメント (2)
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