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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

カープ最終戦の巻

2005-10-13 21:21:13 | プロ野球

極めて限定的な範囲ではあるが、私はプロ野球に異常に詳しい。05101301

というのも、ビジネス上、仕方がないのである。

そんなこんなで、広島東洋カープ最終戦に出没。

野村の引退試合でもあり、満員札止めだった。

午後八時を過ぎても、チケット売り場に人が並ぶ。

入りきれずに帰る人も。球団も驚く熱気だった。05101303

一週間前にコアなファンが教えてくれた。

「今回の盛り上がりは異常ですよ。大野の引退試合の比ではありません」。

そして当日、私もそれを実感した。

なぜなのか。

様々に分析するに、それは野村人気ではない。

残念ながらカープの営業努力でもなさそうだ。

野村じゃなく、緒方の引退試合だったとしても、そう変わりない盛り上がりだったはず―とは、ある球団幹部の弁である。

市民球団とは名ばかりで、成績も低迷するカープ。

要するに、ファンは「きっかけ」が欲しかったのだ。

何でもいいから、熱狂できるもの、フラストレーションを解消できる事象に飢えていたのである。

だからこそ、カープは勘違いしてはならないんだよね。

まあ、そのくらいはわかってるだろうけど…。05101302

そう言えば、大入袋が配られた。

年に10試合、こんなお祭り騒ぎがあったなら、

広島はもっと愉快な街になるだろうと思う。

私はカープファンでも何でもないが、その実現を念じている。