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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

五年日記

2006-02-01 00:46:37 | 健康・病気

昔から私を知る人間が一様に驚く事がある。060201_001940_m

それは、私が日記をつけていることだ。

それも五年日記。

「継続」とか「辛抱」とか「持続」とか、

そんな言葉とはてんでお知り合いでない人生を送ってきた私。

しかし、それでも日記は続く。

以前も書いたが、かなーり壊れた後に東京に転勤。

「日記を書き続けることで、五年後に生きている私でありたい」なーんて、

実に湿っぽい動機で書き始めたわけだが、ついに二冊目。

いや、ケッコウなことである。

で、この五年日記。サークルをつくっている人もいるほどで、060201_002112_m自己啓発に用いられる事も多いようだ。

そういえば、日記のオビもなかなかだ。

「自分探しの旅」とか「現在~過去~未来の自分をうつしとる」なんて惹句が踊る。

で、不肖、私、五年間綴ってきた日記を開いてみた。

すると…。

「ザギンでシースー」とか「赤坂飯店」とか「今日もダラダラ」とか、

なんとなーく退廃的なフレーズばかりが目に飛び込んでくる。

そしてさらに精査すれば、まるで成長がなく、かつ反省もない。

奥さんとチビところっけ、そしてごくわずかの仲間内への思いだけは感じられるが、

それもかなり自分勝手な思い込みに過ぎないシロモノだ。

五年日記がもし、自分をうつしとる鏡とすれば、こりゃ、門外不出に致したいものである。